- Cocco Part 136
605 :腐れ30男 ◆2xKUSARE.. [sage]:2011/08/21(日) 15:00:26.01 ID:qrf6ZhM20 - 山が泣いた 上手にあやせなかった
ってのはCocco独特の表現だよなぁ。 ポップミュージックの歌詞って辻褄合わせだろうからと あまり真剣に聴いたりする事はないんだけど これはなんだか凄い表現だなと思った。 中国の地震の歌だから天変地異に対する彼女の感覚なんだろうけど 暴れ怒り狂う大地、地球にも、出てくる感傷や気持ちが母性というのは なんとも興味深く思う。 ちょっとズレるけど松任谷由実の守ってあげたいを 鬼束ちひろがカバーしてんだけど、松任谷由実が歌うと青春時代を過ごす恋愛にみえて 鬼束ちひろが歌うと何故か母性愛に聞こえるんだな。 本人達が図らずも、また本人達の個人的なモチベーション、ポテンシャル、性質、現状とは別に 表現をすると表面からは見えない何かが歌や楽曲や聴き手も巻き込んだ異質な感覚が生まれたりする。 悲しい時に悲しい表現にならなかったり 平和であたたかい人生がある時に厳しい表現になったり 俺は全く芸術的なセンスや表現方法が無いから、 こういうのをあっさり踏み越えてくるミュージシャンてすげえなあと尊敬してしまう。 Coccoと鬼束ちひろみて思う。 椎名林檎って表現で何かを喚起させる人じゃなくなったね。 凡庸な商品になった。でも女性としては普遍的魅力がある。 女の人ってやっぱりどうあっても素晴らしいし、凄い。
|