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名無しのエリー
アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版29th

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アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版29th
425 :名無しのエリー[]:2021/08/06(金) 10:52:10.14 ID:FHMqiQMG0
>>424
ハロー。待った?じゃあいくね。
小田桐仁義/Tutti Frutti
1,Winter Hour ★★★★
AOR調のサウンドにバンドアレンジを加えた現代風のシティポップ。歌詞は哀愁に満ちていて、これもまた過ぎ去ったバブルの後の世界観にピッタリ。
2,パラレラーズ★★★★★
BPMは270で、なおかつ大胆なビックバンドのアレンジなため、サビを聴くだけで一曲聴き終えた気になるともっぱらの評判。曲進行も結構不思議な部類でAメロ→Bメロ→サビ→Aメロ→間奏→Cメロ→Dメロ→サビと流れが多い割に信じられないほど速いBPMのせいで3分57秒に収まっている。
3,Tutti frutti ★
小田桐氏のコーラスと前衛ポップの融合。今作全体に蔓延る独特な閉鎖的あるいはわずかな温かみの雰囲気にそぐわない圧倒的な躁の匂いが鼻に付くと言えばそうなる。そしてこれがアルバムタイトルなせいで一貫したコンセプトにブレのようなものを感じる。今作ではなく、前作「Starter kit」に入っていたら評価は★★くらいになる。
4,カタヌキ ★★★★☆
重々しいバラード。ハッキリしたドラムの音の粒がシリアスな歌詞に叩き込まれる様が曇天の雹を匂わす快作。
5,Mellow Ride ★★★
歌詞が何回な上に非キャッチーど真ん中なサウンドを使ったため、実験作という印象が強い。試しに卒業アルバム引っ張り出して聴いてみたら意外とすんなり歌詞が入ったので+☆。
6,白い迷宮 ★★★★
寒寒しさを全面に匂わすザクザクしたギターサウンド、シンセサウンドの融合が気持ちいい。歌詞は氏にありがちな哲学的なもので、人によってはとっつきにくいがそこも含めて迷宮っぽさが出ているのでヨシ。
アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版29th
426 :名無しのエリー[]:2021/08/06(金) 11:01:03.91 ID:FHMqiQMG0
7,Flower in the Dark ★★★★★
今作の中では最もわかりやすい歌詞とキャッチーなサウンド、官能的なボーカルで多くの人を虜にしそうな曲。ラストの減速が個人的にツボ。
8,ティールな街角 ★★★
ティールとは、マイクロマネジメントを上から行わなくても目的のために進化を続ける組織のことである。この曲はそのような街を見つけた喜びを、大きな手振りのブラスアレンジで表現している。ここに置くと砂漠のオアシス見たいな曲。
9,Plastic Sun ★★★★★
今作の中でも前衛を極めたサウンドはオルゴールの音色だけがランタンのように切なく灯る。
10,素敵じゃないか ★★★★
何が、と具体的に形容しがたいがアコギを軸にして肉付けされた音作りの温かみが優しい曲。
11,Guiding Light ★★★★☆
この曲がラストにあることで、閉鎖的な雰囲気からの解放がスムーズに行われているように感じる。夜明け前に家を出る感覚に近い。
12,クエスト(Remaster)★★★★★
今作のエンドロール。前作に収録された際に比べ音が増えており、より大団円的な雰囲気に仕上がっているのがポイント。前作では出発の曲というイメージだったが今作はようこそ!ってイメージ。
総評★★★★
小田桐仁義の2nd Full。前作に比べて曲の世界観に一貫性、アルバム内を纏うストーリー性がキモとなった一作。歌詞は人の心の弱い部分を切り取ったり、奮い立たせようとするものが多い一方でティールな街角のような希望に満ちたものもあり、砂漠とオアシス。という雰囲気が先行した。
次回作はmemeというアルバムになるが、そちらはシングル+ベスト(カラオケ)アルバムといった趣向があるためここではレビューできません。
アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版29th
427 :名無しのエリー[]:2021/08/06(金) 18:28:57.56 ID:FHMqiQMG0
中島みゆき/Singles2000
1,地上の星 ★★★★
人は宇宙ばかり見てる、氷ばかり掴む、と目の前にある輝きを忘れ、遠くにある輝きに憧れる人々に向けた歌。スーパーヒーローは案外この世界にたくさんいるかもしれません。
2,ヘッドライト・テールライト ★★★★☆
今作のなかで唯一肩の力を抜いて聴ける曲。タイアップの影響か。個人的にサビの男声コーラスがツボ。ただし、前曲同様フェードアウトなので30秒程度尺が削られている。
3,瞬きもせず ★★★★☆
野生動物としてはなんの武器も持たない人間を「痛むための涙だけを持って生まれた裸すぎる獣」と盛大に批判するが、サビの高揚感と転調で上手く賛歌っぽく仕上げている印象。案外自分が知らない自分のいい所ってあるんですかね?
4,私たちは春の中で ★★★★
恒例のやさぐれ系。男なら素直に裏声使う音域を派手にがなっていくあたりに求心力を感じるなって。恐れについて歌っているはずなのに全然そう聞こえないのもこのあたりが要因だろう。
5,命の別名 ★★★★★
気がついたら糸に埋もれている隠れた名曲。セールス的にも不振な部類だが、タイアップ先の影響からか、歌詞は壮大というよりは仰々しくなっていて分かりやすいありがたみを感じる。詞というよりは説話みたいな?ちなみにコレも30秒ほど尺が短い。
6,糸 ★★★★★
命の別名のお株を奪った中島みゆき随一の知名度を誇る名曲。初出はEAST ASIAという92年(浅い眠りの時期)だが、シングルカットされて命の別名のB面となった。CMなどで聴くと原曲のキーを使う人が殆どいないため、男性はこの曲をオク下で歌うことは避けるべきか。
7,愛情物語 ★★★
やさぐれ系。いかにもA面っぽく無いマニアックな雰囲気のハードロックだが、間奏のストリングスの勇ましさには度肝を抜かれる。じゃあこれがみゆき風のロックの世界観だろうか。
8,幸せ ★★★★★
イントロからパブリックイメージ全開の演歌。近現代の空気に呑まれていく。個人的には大吟醸をそばに置いて聴きたい(二重の意味で)
9,たかが愛 ★★★★☆
8をわずかにテンポアップした壮大な演歌。たかが愛、とちっぽけに歌ってみせるがそれを棄てられないのが人間の性というものらしい。
アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版29th
428 :名無しのエリー[]:2021/08/06(金) 18:31:51.11 ID:FHMqiQMG0
10,目を開けて最初に君を見たい ★★★
イントロでアコギが跳ね回り、頭から尻尾まで浮ついた歌詞を歌う。かなりの変化球だが、詩の中身が徐々に重くなる90年代以降としてはレアだが、それ以前には割とあったらしい。SingleTを参照のこと。
11,旅人のうた ★★★★★
今作はこの曲のためにある。と言ってもよいくらい核として機能する曲。説話の様な歌詞、コーラス、地を踏みしめるようなドラム、サビの高揚感。今作の総集編のような立ち位置の曲。
12,SE・TSU・NA・KU・TE ★★
転調がぬるっと入ってくるので一部切り取ると二曲くらいに分断しそうな曲。MaybeのようにBPMや曲調は変化しないためあそこまでとっつきにくいと言うことはない。
13,空と君とのあいだに ★★★★☆
犬目線で歌ったとされる歌詞は悲壮感たっぷりで、非常に心に迫るものがある。ただこれは子を持つ親も同じ様なことを思っていそうで、完全にその視点のオリジナリティによって持っている曲だとは思わない。個人的には11のほうが好き。
14,ファイト! ★★★★★
無機質なドラムの音から始まり、か細く入ってくる歌声が進行とともに力強くなっていくのがポイント。最近でこそよくある展開になってしまったが、曲の進行とともに様々な楽器が入ってくる展開はこの曲に合っている。

総評.★★★★★
8,10,12以外は何らかのタイアップがついており(2,6以外は内容劇重のタイアップ先ばかりだが)知名度はかなり高いとされるシングルを並べた中島みゆきの3rdシングルコレクション。コレ一枚でおおよその雰囲気は掴めるため入門編にピッタリ。曲の尺が一部カットされているものもあるが全体の流れには影響しないのでまあよし。


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