- アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版29th
227 :名無しのエリー[]:2021/02/14(日) 09:58:12.91 ID:N0BXIAMN0 - 相対性理論/シフォン主義
1,スマトラ警備隊 ★★★★★ 疾走感のあるイントロは、キメのリズムが入ったドラムが気持ちいい。その後も耳に残るフレーズをベースにして少し変化させたりさせなかったりで、メロの勢いをサビに持ち込んだり、そこからしれっと戻ったりとアツイ演奏でありながらも涼しい顔で演ってそうな印象が見受けられる。 2,LOVEずっきゅん ★★★★★ イントロの妙に力の抜けた感じが、夏の終わりの切ない雰囲気を演出するロック。サビは一度聴いたら忘れられない。親しみを持てる歌詞もいい感じ。 3,夏の黄金比 ★★★★ 記憶の中に寄り添う爽やかな疾走感と、茹だるような異常気象がおそらくティーンエイジャーの夏の黄金比。テンポが半分になったり、元に戻ったりと、その雰囲気をよく表している。 4,おはようオーパーツ ★★★ 特筆して言うことのないまったりナンバー。これが無いと爽やかな9mmでこのアルバムの印象が決まってしまうため、独自性抜群の歌詞やコーラスと合わせて今作の雰囲気の核。 5,元素紀行 ★★★☆ 酸素、生物の呼吸に必要な元素で地球の大気の21%程度を占める。 水素、最も軽い元素で宇宙の大部分を構成する。酸素と混ざり高温で爆発の如く激しく反応し、水を生成する。未来のクリーンエネルギー。 二酸化炭素、生物に含まれる炭素が酸素と反応して生成する。一応地球温暖化の原因と言われているが… 総評、★★★★☆ 程よく力の抜けたインディーズな雰囲気漂う 相対性理論の1stアルバム。独自性の強い歌詞や、どこか親しみの持てる雰囲気、そして若さを感じる疾走感などのあらかたのバンド性はこの時期に既に完成していたと思われる。普通のアーティストならシングル3曲で16分弱に達することもあるが、比較的一曲一曲が短く気軽に聴ける。
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