- 京都大作戦8
619 :名無しのエリー[sage]:2019/07/08(月) 14:17:54.70 ID:4E9hoywZ0 - 鹿野:このフェスに関して埼玉県の中でどれだけのお金が動いているかというと、全体で60億円ほどになるはずなんです。
--マジっすか(笑)。 鹿野:うん。だからその責任もあるよ。自分が疲れたからといって簡単に辞められるものじゃないんです、最早このフェスは。 自分ひとりの感情とかいくつかの会社の理屈では終わらせられないんだよ。去年くらいからその重い責任をどういうふうに 喜びや欲望に変えていくのかという戦いが始まったなと思ったんだよね。 --言い方は悪いけど、やっぱり『ビバラ』って少し貧乏くさいところがチャーミングポイントにもなってると思うんですよね。 ホームページのデザインとかも、ちょっとツメが甘いのかなみたいな(笑)。 これ、褒めてるんですけど、整備されすぎてない感じに鹿野さんの人間味が表れてると思う。 鹿野:その貧乏くささによってソウルがよく透けてるんだったら、これはきっといいことだよね。 非常にラッキーなことにこの『ビバラ』というフェスは現在、成功してるんですよ。 そうなってくと、「このフェスは勝ち組なんだな」って見られ始める可能性がすごく大きくて。 その視線とどう付き合っていくのかという面においては慎重になってる部分があるのは事実ですね。 勝ち負けでフェスやってるわけじゃないからこそ、その見られ方を意識しないといけないなあって --たしかに持たざる者のイメージがあったほうが応援されやすいですしね 鹿野:あれは2000年くらいか。吉村(秀樹)と、吉野(寿)さんと、難波(章浩)くんで鼎談をしてもらったことがあるの。 そのときに難波くんが、「『MAKING THE ROAD』は成功しましたよ。たしかに結果的に儲けましたよ。 それで家を建てちゃいけないんですか? 俺、いいと思うんですよ。だって、勝ったんですもん」という話をしていて。 すごい人だなと思った。本当に潔かった。 でも僕は難波くんのようなカリスマではないから。いろんなことに対してちゃんとビクビクしながらフェスをやってる。
|
|