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名無しのエリー
>>632 STONESは大文字でした
アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版25th

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アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版25th
632 :名無しのエリー[sage]:2011/11/08(火) 17:48:46.62 ID:FRvkv7V6P
斉藤和義/45 stones

1.ウサギとカメ ★★★★
ドラムが印象的なイントロから始まる横ノリの曲。
一曲目にして、今作で特徴な社会風刺がもっともうまく機能している作品。
やっぱり一歩引いた表現がうまい。「結局どっちが勝ったんだっけな」ととぼけてみせる。
「今夜帰ったらあいつに聞かせよう」とは息子のことか。
楽曲的にも、楽器の入り抜きがうまくいい出来。この人のスライド好きだわ。

2.桜ラプソディ ★★★
ブルースロック的なリフで始まり、ボコーダー? のコーラスが絡む一見さんお断りな雰囲気の曲。
メロディとか美しいのだが、リバーブかかりまくりだったり前述のコーラスやらであまり耳に入ってこない。
ソロのギターも上手いのだがドラムの音がでかくてよくわからない。
まあそういう音作りだと言われたらそれまでだが、自分にはあまり合わなかった。
歌詞は抽象的だが、何かに怒っている。

3.Would you join me? ★★☆
変な質感のリズムギターが耳を引く、やはりハードロックよりの曲。
歌詞をみると比較的平和なラブソング。正直地味。
Bメロの上がっていくパターンがその中でもいいか。でもそこありきの曲だろうからプラス評価はしない。

4.猿の惑星 ★★★★
来ました社会風刺ソング。ドラムとアコギが基本のアコギロック。「レノンの夢も」あたりに雰囲気が近いか。
東電含め、色んな猿たちに喧嘩を売り、サビが「ウキキッキのキ」
ふざけているようで遊びのクオリティではない。
アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版25th
633 :>>632 STONESは大文字でした[sage]:2011/11/08(火) 17:50:49.88 ID:FRvkv7V6P
5.負け犬の詩 ★★★★☆
突然トム・ウェイツ的なミディアムテンポのシャッフル。
「ニューヨーク」に雰囲気が似ている。
ただ「ニューヨーク」がマニアックに攻めすぎな感があるのに対し、
これはきちんとBメロしてるし、サビしてる。良曲。

6.虹が消えるまで ★★★
アコギ弾き語り。ライブではいいだろうがCDだと平凡かな。
あと「トレモロ」と若干かぶってるうえに、個人的判断では「トレモロ」に劣る。
作詞が斉藤和義ではない。確かに多少違和感を覚える。
虹がテーマなら虹を連呼しないよね、斉藤和義は。

7.オオカミ中年 ★★☆
「猿の惑星」以上に社会風刺色が濃いリフものロック。「NO NUKES!」って言っちゃってる。
ただ、歌詞の個性に勝てるだけの楽曲の力がない。
色々やってはいるんだが、ないと思う。
歌詞もまあ、言葉の選び方とかはうまいんだろうが、ストレートすぎる気がするし…
いろんな意味で衝動性に溢れた曲。

8.ボクと彼女とロックンロール ★★★☆
愛するロックンロールを描いた曲。
電車の中で女の子が聞いてたロックンロールに触発されてレコードを買い、はまる。スラムダンクかよ。
まあ古いロックが好きなんだろうし、それゆえに色んなアイデアが聞ける。

9.雨宿り ★★★★☆
ある意味オオカミ中年以上にやっかいな、ピアノ弾き語り曲。
マイナー曲のうまさは相変わらずで、またアルバムの中にこの類の曲はないので、楽曲的にはアルバム内のハイライト。
なのに同時に、社会風刺テーマの曲でもあるのだ。
キヨシロー? と思わしき故人に対して社会を語るという工夫がしてあって、それ単体でも生きていける楽曲であるにも関わらず、
地震の曲、社会風刺の曲としてしあがってしまっているのがなんだかな。
もう少し普遍的なところに持っていけなかったものか。
でも本人的には地震の曲を書きたかったのかもしれないし。ファンがジレンマな曲。
アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版25th
634 :>>632 STONESは大文字でした[sage]:2011/11/08(火) 17:51:52.96 ID:FRvkv7V6P
10.おとな ★★★★
癒されるミディアムテンポのフォークロック。
「すすめ なまけもの」に近いか。
スライドギターやハーモニカが飛び出し、まさに斉藤和義。一人バンド編成だし。
アルバムラスト間際にはいいかと。

11.ギター ★★★☆
まさかのウクレレ。
ギターを弾いたときの喜びを歌った歌。
ドラムの音がちょい重い気がするけどまあいいか。2番の怒涛のフィルは楽しくていい。
前曲に続き、こうやってアルバムのバランスを取ってるんだな…

総評 ★★★☆
東日本大震災に際して、一人の人間として怒りや悲しみを歌った作品。
というとベタすぎてあれだが、しかし実際にそういう作品になっている。
「歌うたいのバラッド」で「愛してる」の一言をあれ程もったいぶってみせた人物とは思えないほど、ストレートに東電やらについて歌う。
正直いつもの路線のほうが好きなのだが、
そして過去の楽曲とかぶる曲が多いなど作品として弱点があるのも確かだが、
「サージェント・ペパーズ」が楽曲的に弱いながらも(?)コンセプトでビートルズの代表作になったように、
その雰囲気でもって斉藤和義の代表作になるかもしれない一枚。
実際、よく売れているみたい。入門には向かないような気がするが…


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