- ロックギタリスト演奏力評価スレ
463 :名無しのエリー[sage]:2010/01/19(火) 03:13:23 ID:l2LVjaHp0 - 鬼怒無月
渋いぜ http://www.youtube.com/watch?v=WBrgCUBAHcg http://www.youtube.com/watch?v=OH0rc01shhs
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- アルバム全曲レビュースレ in 邦楽版23rd
18 :名無しのエリー[sage]:2010/01/19(火) 03:15:29 ID:l2LVjaHp0 - シド『play』
1.汚れた指★★★ シャッフルのリズム、要所要所に入るウォーキングベース、軽快なアコギのバッキング ととてもリズミカルな演奏にシドの大きな特徴である歌謡臭いメロディが乗る。 キャッチーさと自分たちの持つ特徴を上手く混在させた曲。 2.ルーム★★★ いきものがかりなんかが歌ってても全く違和感のないようなJ-POP。 ギターソロ明けに急にピアノが出てきて、ストーンと落とすようなCメロまでの流れとか 本当にもう王道中の王道とも言える展開とか小奇麗なアレンジで上手くまとめてる。 ドラムがちょっとバタバタしている感はあるが。 ただやっぱりこういうのは個人的には違うよなぁと。 3.chapter 1★★ 2をリアレンジしたって感じの印象。王道というかスタンダードな曲な分、連続でくると食傷気味。 ストリングスが全面に押し出され、これも小奇麗にというか、無難にまとめた感じ。 ただやっぱりドラムが気になる。中〜小音をもう少し細かく使い分けるといいような。 音量が中〜大の感じが多くて、楽曲とはズレたせわしない感じになっちゃってる。 4.白いブラウス 可愛い人★★★ 小洒落たクリーントーンのリフが印象的。 ギターのしんぢはこういうトーンとかアコギとかクリーンなギターを弾かせたら、凄い味がある。 強い個性もないけど、隙間隙間に美味しいフレーズを入れてくる感じ、ポップスに最適。 体を揺らしたくなる、少しジャジーで気持ちいい曲。 5.シャッタースピード★★ 最初、アニメに使われてたりするのかなと思った。 ものすごいキャッチーでアップテンポなわかり易い曲。 ここまでやっちゃうのかというくらいのストレートさ。
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19 :名無しのエリー[sage]:2010/01/19(火) 03:17:13 ID:l2LVjaHp0 - 6.ミルク★★★★★
歌謡曲とラウンジを合わせたみたいな感じw ほぼ全編に渡るアコギのバッキングとクランチでのカッティングが小気味良いリズムを生み、 効果的な鍵盤アレンジでお洒落感MAX。スコーンと抜けるスネアも合ってる。 失恋ソングみたいだが、物凄い清涼感。 7.罠★ 安っぽいブラスセクションが印象的なポップス。 ここいらでバーンといきたかったのかもしれないけど、前の曲が繊細で洗練されたような感じだったので、 単体で聴く以上にやっつけ感というか、勢いだけの感じが否めない。 スローでメロウな曲を作らせると上手いけど、逆のタイプがちょっと苦手な感じか? 8.ホソイコエ★★★★ やっぱり前の曲は前フリだったのか。ここでお得意の聴かせるバラード。 サビ終わりの間奏で一気に盛り上がり、そのままの勢いで大サビへ。 普遍的なタイプのバラード。 9.御手紙★★★★ この曲でシドを知りました。 和風テイストなアレンジの曲かと思いきや最初だけで、普通にロックバラードな感じで。 メロディがとてもわかりやすくて綺麗なので、多少思い切った事して失敗しても全然カバーできると思う。 (悪い意味でなく)無難な感じにまとめちゃってる曲が多いので、今回は琴が出てきてオッと思ったけど。 琴とか違和感なく、むしろメロディに上手く合ってたし、そういうアレンジ(和楽器的な?)をもっと強めても面白いと思うなー。 10.park★★ ゴリゴリしたベースが現れて、HRなリフが入ってくる。 おや、と思うけど、サビは華麗にJ-POP。な3分にもみたない短い曲。 バラード2連発だったのでこの辺でアクセント入れようと思ったのかもしれないけど、これはいらないと思います。
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20 :名無しのエリー[sage]:2010/01/19(火) 03:18:19 ID:l2LVjaHp0 - 11.live★★
壮大なシンセをバックに大サビはみんなで合唱する、とりあえずこれで締めとけ的な臭いがプンプンする。 そもそも前の曲にああいう曲を持ってくるから、こんな無理矢理まとめようという感じが出ちゃうのでは。 この曲を3分くらいの半インスト的な感じにして、10曲目にこれを持っていけばもうちょっと綺麗にまとまったのでは… などと素人ながらもいろいろ考えてしまう終わり方でした。 総評★★★ 最近、テレビでもちょくちょく見かけるようになったヴィジュアル系バンド、シドの3rdアルバム。 アンダーグラウンド化するヴィジュアル系文化の中で、1stから大衆ウケも良さそうな歌謡チックな音楽性を持つバンド。 わかりやすさはラルクやGLAYあたりを思い起こさせる。 ただ自分たちの得意な歌謡チックな楽曲は安定感がある反面、ラルクやGLAYほどの引き出しがない。 全部のアルバムを聴いてるわけでないので、もしかするともっと違う一面があるのかもしれないけど、 今作に関しては厳しいなぁという感じ。かといって全部コテコテの歌謡曲っぽいのでいってもさすがに食傷気味だろうし難しい所。 そういう意味でアレンジでいかに聴かせるかってのはひとつのテーマだろうし、6なんかはそういう方向性のひとつの指標になるような曲だと思う。 良い武器はあるんだから、後は脇をどう固めていくか。一応、クレジット見たらボーカル以外の3人が作曲を手がけている感じだし、 各々の個性がもっと出てくるといいのかも。 でも、どうもバンドもファンもアングラ化していくヴィジュアルシーンの中でこういうメジャー志向なバンドがあってもいいと思うし、期待してます。
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