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名無しのエリーアルバム全曲レビュースレin邦楽板 14th

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アルバム全曲レビュースレin邦楽板 14th
659 :名無しのエリー[sage]:2007/05/14(月) 04:08:10 ID:HP8kBiXZ0
脱・聴かず嫌いさんと被ってしまって申し訳ないが・・・

Wake up! Wake up! Wake up! / the pillows

1.Wake up dodo! ★★★☆

PVも作ったアルバムリード曲。とは言ってもけっこう地味目で、
彼らのこれまでのアルバムと同じように全体の導入的な位置づけ。
曲全体を彩るヘロっとしたリフがかっこよく、サビの軽さが気持ちよく聴ける。
派手さはないがピロウズらしい楽曲で、安心して良いといえる出来。

2.YOUNGSTER (KENT AROW) ★★☆

ギターソロもなく、3コードバッキングだけで引っ張るドシンプルな曲。
そのドシンプルさがこの曲のよさでもあり悪さでもある。
自分は初聴きのときはあまりに単純なアレンジに戸惑ったが、
聴いているうちにこれはこれでアリだと思うようになった。
2分超と短いし、繰り返しサラッと聴くにはいいと思う。

3.プロポーズ ★★★

遊び志向の強いナンセンスな歌詞は好き嫌いが分かれるだろう。
メロディはポップで聴きやすいく、ギターもサビ前のフレーズなど、彼ららしい遊び方してる。
ギターソロは真鍋氏得意のねっちょり系だが、
個人的にはもっとねっちょりしてもらえると嬉しかったかな。
アルバム全曲レビュースレin邦楽板 14th
660 :名無しのエリー[sage]:2007/05/14(月) 04:13:04 ID:HP8kBiXZ0
4.スケアクロウ ★★★

先行シングル。ラブソングに聴こえるが、ピロウズおなじみのメンバーへ向けた歌。
メロディはキャッチーで、歌詞もまっすぐ、ストリングスも挿入されているので無難に良い曲として聴ける。
ただ、10年くらい前のさわおの歌詞のレベルと比べると、悪い意味でストレートすぎるというか
ありきたりな表現が多く、どこか物足りないのも確か。
個人的にこの曲は真鍋氏のギター(特にソロ)が、曲にマッチしていて素晴らしいと思う。

5.BOAT HOUSE ★★☆

さわおお馴染みの「たった一人の理解者(=キミ)」へのラブソング。
分かりやすいメロをシンプルなアレンジによって、手堅く近道で仕上げた印象。
ラストの「ありがとうキミが好きだよ」でちょっとホロリ(笑)。
特筆するところはあまりないが、歌詞の世界観が気に入れば好きになれる曲。

6.プレジャー・ソング ★★★

今までのさわおにはなかったくらい素直なメロディーと歌詞。
メロディ、歌詞、アレンジともに目新しさは全くないが、
個人的にAメロの歌詞の「乗っかり方」がスムーズで気に入っている。
ただAメロが左右ミュートのバッキングだけなど、2.同様にあまりにシンプルなアレンジに最初は戸惑った。
面白味がない曲になるかどうかは人によりけりか。

7.シリアス・プラン ★★☆

ジョーク的にダメ人間を描いた歌詞とヘロヘロしたギターがいい味出してる。
さわおの好きなUSインディーオルタナ(キムディール関連)まんまの曲。
タルいのが嫌いな人は好きになれないだろうし、
逆を言えばタルいのが好きな人にはかなり中毒性あり。
アルバム全曲レビュースレin邦楽板 14th
661 :名無しのエリー[sage]:2007/05/14(月) 04:18:35 ID:HP8kBiXZ0
8.Skinny blues ★★

テンポちょい早めのポップ・チューン。ソロでは珍しく真鍋氏の早弾きも聴ける。
個人的には可も不可もない曲。リフやメロディなど、どこかしらにありきたり感というか、
過去の曲と被ってる箇所が見受けられるような気もする。

9.プライベート・キングダム  ★★

Aメロのギターアレンジが、ピロウズには珍しい感じ。
曲全体としては、メロディーアレンジ共に悪いとは思わない。
ただ歌詞が根暗妄想系(笑)なのだが、さわおにしては個性が薄いというか、
「世界が滅んで〜」「自由って何だっけ〜」あたり、
悪い意味で幼稚で、ありきたりな表現が見受けられる。

10.Centry creepers (voice of proteus) ★★☆

アレンジはストレートなロック調でいたってシンプル。
曲のタイプ的に、ある程度シンプルでガツガツいく路線になるのは分かるが、
シンプルさ(コードのみ)の中にもアルペジオ入れるとか、もうちょっと工夫してもよかったのではと思う。
この曲に関してはギターがライン録りじゃ迫力不足かと(他はいいが)。
さわおの歌唱が彼らの超初期の音源である「I do'nt cry」を思わせるほど
エモーショナルで不安定。だが、そこがこの曲の良さでもある(その辺が好きなので☆上乗せた)。
個人的には「全身全霊で」「前進前提で」の箇所に四字熟語ではない
しっくりくる違和感のない言葉が乗っかっていればけっこう良曲になったんじゃないかと思う。
アルバム全曲レビュースレin邦楽板 14th
662 :名無しのエリー[sage]:2007/05/14(月) 04:21:46 ID:HP8kBiXZ0
11.Sweet baggy days ★★★★

個人的ベストトラック。このアルバムのラストを飾る曲として申し分ない。
イントロとサビのギターフレーズ、歌詞、歌唱、
どれをとってもピロウズらしく、安心して聴ける名曲。
特にサビのギターフレーズが、曲とのマッチ感と相まって近作のハイライトシーンを作り上げている。
終盤のシャウトもカッコイイ。
あえて難を言えばサビが同じフレーズを繰り返すだけなので(個人的には好きなのだが)
パンチが弱い・単調、と感じる人もいるだろうといったあたりか。

総評 ★★★
このアルバムに何を求めて聴くかによって、好盤にもなれば微妙な一枚にもなるだろう。
前作「MY FOOT」のような絶妙なツインギターサウンドもなければ、
昔のピロウズのようにナイーヴな歌詞世界の曲もなく、
キラーチューンと言えるほどパンチのある曲もない(それは人によるだろうが)。
ほとんどの曲のギターをライン録りで取ったということで、
ギターの音は分離よく繊細である反面、迫力はやや弱め。このあたりにけっこう好き嫌いが出るかと。
ただ、いい意味でサラッと聴けて、何往復もできる良質なポップアルバムではあると思うので、
過度な期待をしなければお気に入りの一枚にもなりえる。個人的にはけっこう好き。


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