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名盤さん
それでも私はCDを買います

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それでも私はCDを買います
50 :名盤さん[sage]:2023/03/04(土) 17:28:57.68 ID:VmFM2J4W
川越敏司「行動マルク経済学の可能性」(『されどマルクス』2018所収)はマルクスの
可能性を開くもので興味深い。川越は『経済学批判』を引用している、
《「 貴金属の高い価値比重、恒久力をもち、相対的意味では破壊されず、空気にふれても
酸化しないという性質、[とくに金のばあいは王水以外の酸には溶解しないという性質、]こうし
た一切の自然的属性が、貴金属を貨幣蓄蔵の自然的材料たらしめている。だからチョ
コレートが非常に好きであったらしいペテル・マルティルは、メキシコの貨幣の一種であった
袋入りのココアについて、つぎのように述べている。『おお、いみじくもよき貨幣よ、おまえは
人類に甘美にして滋養のある飲物をあたえ、その罪のない所有者を、貪欲という業病から
まもってくれる。なぜならば、おまえは、地中に埋蔵されることも、長く保蔵されることもでき
ないのだから。』」[『新世界について』《アルカラ、一五三〇年、第五編、第四章》]
(マルクス1956[岩波文庫『経済学批判』]、第5章4節、202~203ページ)》
これについて川越はこう述べる。
《つまり、メキシコではココアのような耐久性のない財が貨幣として用いられており、それが貨幣
蓄蔵という貪欲さへの抑止力となっていたことが指摘されている。実験においても、非耐久財が貨幣
になる可能性があることが示されている(川越2003☆ ; Kawagoe 2009)。》『されどマルクス』94頁
『現代の金融と地域経済 下平尾勲退官記念論集』2003所収
「非耐久財は貨幣となりうるか?実験研究によるアプローチ」川越敏司
kawagoe2009
https://link.springer.com/article/10.14441/eier.5.279 要約
Can Chocolate be Money as a Medium of Exchange?
4 a[sage] 2018/12/13(木) 20:49:30.03 ID:qXBBO9L1
川越敏司「行動マルク経済学の可能性」(『されどマルクス』2018所収)はマルクスの
可能性を開くもので興味深い。川越は『経済学批判』を引用している、
《「 貴金属の高い価値比重、恒久力をもち、相対的意味では破壊されず、空気にふれてもいい
それでも私はCDを買います
51 :名盤さん[sage]:2023/03/04(土) 17:31:34.12 ID:VmFM2J4W
『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門
ミヒャエル・ハインリッヒ 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳)他
資本論全三巻プラス国家論を一冊306頁(#1-12)にまとめている。特に第二巻は#6一章だけ
で済ませている。横書きなので表式の説明☆などは読みやすい。
部門I cI+vI+mI
 部門 II cII+c II+m II
部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、
この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような
価値比率となる。
(1)cI+vI+mI=cI+c II
また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用
をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。
(2)c II+v II+m II=vI+v II+mI+m II
両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって)。
(3)c II=vI+mI
つまり、部門IIで用いられる不変資本の価値は、部門Iの可変資本の価値と剰余価値に等し
くなくてはならない。》
不変資本、v可変資本、m剰余価値
『資本論』の新しい読み方―21世紀のマルクス入門
ミヒャエル・ハインリッヒ 明石英人 (翻訳), 佐々木隆治 (翻訳)他
資本論全三巻プラス国家論を一冊306頁(#1-12)にまとめている。特に第二巻は#6一章だけ
で済ませている。横書きなので表式の説明☆などは読みやすい。
部門I cI+vI+mI
 部門 II cII+c II+m II
部門1の生産物は素材的には生産手段からなっている。単純再生産が可能であるためには、
この生産物は両部門で用いられる生産手段を補填しなくてはならない。したがって以下のような
価値比率となる。
(1)cI+vI+mI=cI+c II
 また、部門IIの生産物は消費手段からなっている。それは両部門の労働者と資本家の使用
をカバーしなければならない。そのためには、次の式になる。
(2)c II+v II+m II=vI+v II+mI+m II
 両等式はどちらも以下のようになる(等式の両辺の同じ項を引くことによって
それでも私はCDを買います
52 :名盤さん[sage]:2023/03/04(土) 17:35:05.81 ID:VmFM2J4W
まず、国債というのは本質的に政府支出に対する事後的な手段だということ。
王様が発行するコインを王様が配る前に国民が手に入れる方法はないので、
コインによる徴税も国債も必ず王様の支払いが先に行われなければ成立しない。
つまり、国債には(徴税にも)本質的に「支払いのためのお金を予め調達する」という機能はない。
他に国債には「現金を市中から排除することで金利を調整する」という機能ががあったのだけど
それも別の便利な手法が開発されてしまい優位性がなくなったため、国債を発行するメリットはなくなった。
そういう意味で「不要」と書いた。
まず、国債というのは本質的に政府支出に対する事後的な手段だということ。
王様が発行するコインを王様が配る前に国民が手に入れる方法はないので、
コインによる徴税も国債も必ず王様の支払いが先に行われなければ成立しない。
つまり、国債には(徴税にも)本質的に「支払いのためのお金を予め調達する」という機能はない。
他に国債には「現金を市中から排除することで金利を調整する」という機能ががあったのだけど
それも別の便利な手法が開発されてしまい優位性がなくなったため、国債を発行するメリットはなくなった。
そういう意味で「不要」と書いた。


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