- アフロ文化の終焉~ラテンの時代へ~
97 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 11:34:19.62 ID:f1UZNF88 - >>95
そんなものは当然折り込み済みで語ってますがな 「西洋音楽とアフロ音楽などが融合してできたのがジャズやブルースやカントリーなど アメリカの大衆音楽」 コレで済む話を、何故必死にブラックミュージックの価値を貶めるのかが分からん 逆に考えると、歴史のIFとして 「黒人音楽要素が入らず、西洋音楽そのまんまの延長」のポピュラー音楽が存在したとする それは現在のものとは違ったカタチだったはずだろう で、その混じってしまった黒人音楽要素の部分も含めて我々は享受し楽しんでいるわけだ 何度も書くけど、その「混じった部分」が嫌でたまらないなら、 ロック含む大半のポピュラー音楽を避け、クラシックや古い(後付けで使われ始めたバンジョーやフォークギターを使用しない)民謡だけを聴いてたらいいって話です
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98 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 11:50:34.59 ID:f1UZNF88 - あと、
ついでなんで触れておくと、 「プログレやポストハードコアやマスロックには黒人音楽要素はない」というのも違う これは、黒人音楽要素をブルースに限定するかのような、偏った間違ったメディア言説が影響しちゃってると思われるが、 黒人音楽がポピュラー音楽にもたらしたのはブルースだけではないし、むしろそこが本質ではまったくない まず、旧来西洋音楽になかったドラムセットが生まれる際に 黒人の貢献は大きい (セットの核とも言えるバスドラのペダル使用をはじめたのは黒人。←これによりドラムセットを黒人の発明とする意見もある ハイハットの仕組みの原理になったのも黒人の使い方から) ↓ コレにより旧来音楽と違うビート表現が可能になる まずドラムセットの発想込みで作られた音楽はそれだけで黒人影響下にはあると言える さらに、そこで作られるリズムパターンが、黒人音楽のシンコペーション&バックビート感覚を得て、スウィングからエイトビートの発明に至る この有名なパターンを軸に、ロック音楽の多くが作られているし プログレやマスロックも例外ではない ソレを大改造し、別の、 クラシックから継続してるような音楽性を表現しているものは、「黒人音楽要素が薄い、黒人音楽的なものをを目指していない、」と言うことはできると思う。 ソレでも「混じってしまったもの (=ドラムビート、バックビート、エイトビート)が存在するものに関しては、 「黒人要素が『ない』と言うのは誤り」となる あくまでその要素が「薄い」という事です。
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99 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 11:58:52.92 ID:f1UZNF88 - >>96
おっしゃる事に沿うと 「全く別物」が混入融合したから、 「それまでのクラシックや大衆音楽と別物」とされる音楽ができたんでしょう? (あと、コードに関しては「洗練」というより、西洋音楽的に避けるべきとされてた不協和音的な音まで大胆に使う感覚が持ち込まれたのが黒人影響と言われてますね。) ブラックミュージックやポピュラー音楽を語る際に、みんなソレを言ってるだけなんですけど‥ 論理的にキレイに説明できるじゃないですかw あとはその「別物」をとにかく毛嫌いしてディスりまくりたいという「気持ち、感情」の問題だけだろう
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100 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 12:03:46.19 ID:f1UZNF88 - >>96
生とかデジタルとかの問題じゃないの 「バックビートとかシンコペーション」がキモなんですよ‥ そこを理解してない、知らない、重要だと思えないのが いかにも定型な日本人的感性なんですが 実際多くのポピュラー音楽がそこを遵守して作られちゃってるんですから、コレはもう仕方がない事なんですよ
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101 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 12:14:25.63 ID:f1UZNF88 - 上でエイトビート(そもそも和製英語だが)と言ってるのは
まんま8分音符基調という意味でなく アールパーマーが発明したとされる、 スウィングしないストレートで2.4にポケットがあるポピュラー音楽で多用される事になる「あの」パターン の事です いわゆる16フィールファンクドラムも、ハウス四つ打ちも、 手数の多いロックビートも、 コレを基本に足したり引いたり組み替えたりして作られている、 パスタで言う「基本のペペロンチーノ」と言えるもの
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103 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 12:25:46.95 ID:f1UZNF88 - >>102
ざっとで申し訳ないんだが マスロックやポストハードコアの代表とされるものを聴いてみたけど ドラムビート、バックビートの要素を完全排除していないものが大半だと見受けられたけど‥ 「その音楽の目指すものが黒人音楽だ」と言ってるわけではない 要素がある、ないでいえば ある だと言ってるだけね
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107 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 13:31:23.27 ID:f1UZNF88 - >>104
どの曲にもとは言ってないよw ジャンル全体として、大半は エイトビートから発展したドラムビート要素を捨ててないという事だ 仰るように、使ってはいても表現してるもの自体はそれではない、というのは分かるけど
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108 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 13:33:38.01 ID:f1UZNF88 - 上で言う
エイトビート、バックビートは 早い遅いとかでなく 頭ではなく2.4に重心が来る 「主に1でバスドラ、2でスネアを打つことで示す」 ということです ドン、タン、ドド、タン みたいなパターン 構造的には隠し要素として (西洋音楽より一拍早く始めてる)ことでできてると言われ、これが旧来西洋音楽に多いとされる頭重心でなく、ポップ的後ろノリシンコペーションを生んでるとされます) コレを手数増やしても、 いかにも黒人グルーヴ風にレイドバックしても、 めっちゃ高速にしても、 組み替えや打点ずらしたり、拍子の数を変えて変拍子にし4/4ループ性を薄めても、 ロックは基調がこれなことは多いです 高速の場合でも、きちんとしたロックが、 日本の飲み会リズムや、西洋のポルカとかのような、「はい、はい、ハイハイハイハイ!」 というノリにならないのは 一番目でなく2番目に重心が来ているからとされます
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109 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 13:38:55.79 ID:f1UZNF88 - で一応wiki読んで
マスロックやポストハードコアの代表とされるバンドのトップにある曲、を聴いてっても、 このバックビート ドン!タン! ノリを基調にしてるのがほとんど (手数増やす、打点ずらす、などしてバリエーション作るというのは黒人ファンクも同じことをしてます) 細かくやってもいいけど今は時間がないんで後で
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110 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 13:39:19.55 ID:f1UZNF88 - >>109
Spotifyのトップに来てる曲ね
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112 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 13:45:20.93 ID:f1UZNF88 - >>105
飛ばし聞きで悪いけど ほぼ全般ずっとバックビート基調のロックです たぶんバックビートの意味を誤解して 難しい黒人的なファンキーなとかポリリズム的な何かだと思っちゃってると思うが ズン!タン!ズンズン!タン! みたい、もしくはその変形で叩いてたら それがバックビート系のリズムです
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114 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 13:49:05.01 ID:f1UZNF88 - >>111
わるいんだけど ドライブライク〜のどこがバックビート? という疑問が出る時点で、 まず「いわゆる黒人要素と言われるものが何か」が分かってない ロック的なバックビートは ドン!ダン!ドンドン!ダン! 雑にいえばほぼコレ要素使ってるってだけの話(細かく言うとややこしくなるからとりあえず) (これはそれこそ本当にメディアが殆ど伝えないのが悪いんだが) めちゃくちゃ単純な話なんです
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116 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 13:51:16.90 ID:f1UZNF88 - >>115
逆に 「ここはバックビートじゃないぞ!」と言う部分を示してもらえますか?
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120 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 13:59:29.73 ID:f1UZNF88 - >>117
全てのパートなんて言ってませんし‥ 大半のバンドは、その要素を使っていますよねと言ってるだけですよ それをもって「影響ある、要素ある」と言ってるだけの話
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123 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 14:20:51.79 ID:f1UZNF88 - >>121
一応「ほぼ」つけてますがなw もちろん例外はありますでしょ まずビートルズからして、変化球的な 「シーズリービングホーム」には一切黒人要素ないと見做せる けどバンド全体としては黒人要素多い ↑ この場合は「黒人要素のあるバンド」と見なしますんで とりあえずドン!タン!ドド!タン!パターンとその派生使ってる場合は、「黒人要素がある」と言えますよ
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126 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 14:38:54.72 ID:f1UZNF88 - >>105
とりあえず1曲めだけ イントロが終わると 053から割と基本系なバックビートのエイトビート 102でビートがやみますが ノリは継続中 ポケットが変化してはいない 106から変拍子にはいる これはバックビートに 三拍ぶんの小節を足して 不思議な感覚の7拍子ループにする、というつくり バックビート基調であることには変わりはない 140から4/4にもどり、 やはり基本のバックビートに近いパターン ( 二番目のスネア二回叩くパターン) 155からまた7拍子になるが ドン→タン!のバックビート演奏は保持
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127 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 14:39:07.03 ID:f1UZNF88 - 240からまた
4/4にもどる 当然のようにバックビートスタイルで継続 258から また7拍子 バックビートドラムに スネア3連打のパーツをくっつけてるという分かりやすいつくり [ズンダ!ズンダ!] + [ダ!ダ!ダ!] このあとはバスドラ4つ打ちにギター ここだけスネアが一拍目に入る 変化球的な感じ 332 からはまたバックビートにスネアが入る そのまま最後まで7拍子ノリ まとめると ・4/4のシンプル基本に近いバックビート系 ・バックビート系に3拍足すことで作る7拍子 を交互に繰り出す構成だと思います
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128 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 14:45:47.17 ID:f1UZNF88 - >>124
これもそう ドド ダ ド ドド ダ ド という基本的なバックビートパターンに に 「ドダっダ」という3拍ぶんを足して 7拍子にしている つまり、ロックビートのエイトビート、バックビートを基調にして作られたてるので、 俺はこれは黒人要素アリと見なします
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131 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 14:52:27.52 ID:f1UZNF88 - ただ、ブラックミュージックは基本ループグループを目指すので
こういった変拍子に価値を見出すことはほとんどない 変拍子のの面白さを追求するのは白人らしいし、彼らは黒人的なものを目指していないといってもいいと思う ただ、それを作る際に それでもやはり黒人要素を使っているものはかなり多いとは思います。
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132 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 14:54:59.22 ID:f1UZNF88 - >>129
黒人以外産み得なかったかどうかはともかく、 歴史的に黒人が産んだとされているし いわゆるエイトビートといわれるストレート8フィールバックビートパターンは最初に叩いた個人まで特定されてます 一応、その要素があった上で新しいものを創出する、と言うことでいいと思うんですけど
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136 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 15:27:44.38 ID:f1UZNF88 - >>133
こういうのは 特定個人の創意工夫というより、 ジャンルや人種のクセがおおいにかかわって 最終的にあるドラマーによって具現化されたのが例のエイトビートだった、ということかと 一般的に言われるのは ブルースなど、前述のように一拍早く入りたがる癖が黒人にあった。 これは、もともと2系と3系など複数種類リズムの同時並行で演奏して、そのズレ、シンコペーションを楽しむ民族だったこと(アフロポリリズム)が影響してると考えられている 白人音楽定型の4/4楽曲つくる、演奏する際、黒人はクセで 一拍早くノリはじめる。→重心が自然にずれる 旧来の西洋音楽と違うところに重心ができる。 この時点でできたスウィング、シャッフルに多くの当時のポップ音楽は影響される。 このズレた重心にハッキリスネアビートを打ち、さらにジャズなど当時ポップ音楽主流のスウィング3連感をやめて2連に改造したのが アールパーマーの8ビート これがロックンロールらしいビートとされ、 今に至るまで多くのロック、ロック的な音楽の基本ビートとなっている という流れですね ここから、ロック含む
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137 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 15:28:57.41 ID:f1UZNF88 - 最後の一行ナシで
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150 :名盤さん[]:2022/11/04(金) 23:53:35.55 ID:f1UZNF88 - >>140
「黒人は一拍早く入る」ということについて 分かりやすく説明してる動画あったので ブルース.R&Bは 通常の(西洋音楽の感覚でいう)1234が 前にひとつズレた感じで4123でノる 4:30 「一個前にズレる感じですね」 https://www.youtube.com/watch?v=-YELOTyByGA で、この4123は、白人楽理流のカウントで見るとこう見えるというもので 黒人の肌感覚では、白人と同じように 1 3 に重心を置いて普通に演奏しているつもりなはず (以下のリンク参照) ただ、その入りが「白人よりひとつ早い」ということ 結果的に、ふつうに手拍子1.3重心でやってるつもりが 白人音楽的には2,4の位置に来ちゃう つまりバックビートになる という事ですね
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