- ロックに目覚めるZ世代vsロック滅亡を叫ぶ老世代 6
369 :名盤さん[]:2022/04/09(土) 00:38:16.30 ID:kQUMxa5s - その辺細かい変遷あるから
意外と難しいのよね 80s末期 マンチェが60s志向、ダンス志向やって レイヴムーブメントが起きる。 ちょい前〜似た時期にグレボ(ダンス+ロック)勢も売れると(ポップウィルイートイットセルフなど) マンチェというと808 ステイトらハウス・テクノの4つ打ちイメージ強いが、 レイヴ音楽自体は90年ごろからヒップホップなどのブレイクビーツを取り入れた曲も増え出す(まんまブレイクビーツとかブレイクビーツハードコアとか呼ばれるジャンル) ここで一番成功したのが初期プロディジー (まだロック色薄い)この流れがのちのジャングル、ドラムンベースに発展する ↑※ぬるいロック教科書的なのだとこのブレイクビーツ系譜を抜かしがちだから分かりづらい感じになる で、ローゼズがフールズゴールドでブレイクビーツ取り入れ、マンチェ勢もブレイクビーツ+ロックみたいのやりまくる EMFやジーザスジョーンズらグレボ勢も、もう少しポップ・ミーハー寄りだが似た路線で売れる ↑これが90年代初期の状況 その後、レイヴやSSOLも落ち着き、 プロディジー やケミカルらレイヴ育ち連中が、グッとロックに近づいて(94年ごろから?)デジロック、ビッグビートと呼ばれるジャンルをやって大受けする ある種グレボ的な路線になったという感じ まとめると マンチェ、セカンドサマーオブラブ、グレボ勢(ジーザスジョーンズ、EMF)、プロディジー らレイヴ勢 この辺は音的には、ハウス・テクノ、ブレイクビーツ、ロックを融合させた時代の兄弟ジャンルで、意識高いかミーハーかみたいな部分はあるが、音楽進化的には同じ流れの中にあると言える 時期やクラスタによって成分の量が違うが、まとめて大きな流れと言えるかと スペースモンキーズ?はその流れの末期、プロディジー、ケミカルらがレイヴ総決算的というかセルアウト的な音をやった時期。トレンド的には後追いなので、姿勢として古いっちゃ古いか
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- 日本人が洋楽聞かない人が多い理由13
272 :名盤さん[]:2022/04/09(土) 01:46:20.50 ID:kQUMxa5s - 昔は共感より「憧れ」で洋楽を聴く場合が多かった
ハードロックの力強さ、威勢の良さ 内省ロックの、西洋文学や哲学や芸術に触れた気になれる高尚感 UKロックの真似しやすい若者ファッション ポップ、ポップロックの垢抜けたメロディ コンテンポラリーR&Bのいかにもオサレな雰囲気 ディーバ系の圧倒的な歌のうまさ ユーロビートやダンスポップやトランスのアゲアゲな楽しさ (前ノリ後ろノリの区別には無頓着。とにかくアガればいい) …なども洋楽リスナーを引きつけてきたが 今の洋楽はその辺の要素も薄れ 日本人にとって地味で、憧れの対象じゃなくなってきたんだろう
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- ロックに目覚めるZ世代vsロック滅亡を叫ぶ老世代 6
383 :名盤さん[]:2022/04/09(土) 22:18:16.39 ID:kQUMxa5s - >>380
正確にいうとそうかも知らんけど セカンドサマーオブラブとは書いてないしな そもそものサマーオブラブ、レイヴの震源地のひとつなったのがハシエンダだし、 ハッピーマンデーズは86.87年にダンスロックなシングル出してるし、 808 ステイトは88年1月にアシッドハウス色強いファースト録音してる マンチェがセカンドサマーオブラブに触発されたというより セカンドサマーオブラブ中核にいたのがマンチェスターで、レイヴが拡大する中で、英国オリジナルレイヴ音楽を提示したのが彼ら、という感じか
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- ロックに目覚めるZ世代vsロック滅亡を叫ぶ老世代 6
385 :名盤さん[]:2022/04/09(土) 23:01:19.79 ID:kQUMxa5s - 話のテーマが、スペースモンキーズ的な音はどうやってあーなったかて事なんで
英国オリジナルレイヴ音楽のトレンドが アシッドハウス模倣→ブレイクビーツ系伸張 みたいな変遷あって、ダンスロックとも呼応した みたいなとこか言いたかったんやけどね (ハウスの延長まんまだとスペースモンキーズやらプロディジー にはならんので) 今でもUKでレイヴクラシックとかいうと90s初頭のジャングル流れ指すことも多いし で、体感ではちょっとここが日本で紹介されなすぎな気はしてる (ブリストル やIDMはむしろよく語られてるけど) 今の音楽にとっても重要だと思うんだけど
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