- 【JPA会長は】イダコ21【さらに語ります】
354 :無記無記名[]:2022/07/18(月) 06:25:02.92 ID:nBSYrARQ - パワーリフティング競技にドーピングを持ち込まれなきゃよいのだがねぇ。
なにしろパワーリフティングは選手層も薄いしカネにならない。 海外にはOKの団体も多いが、日本の団体はアンチドーピングなんだよな。 ジムもサプリ会社もその他ウェイトトレーニング関係の会社も、少人数のパワーリフターだけ相手にしてたんじゃ食えない。 今はフィットネスブームで、パワーから目をよそに向けるとカネになりそうなことは沢山ある。 最近はアンチドーピングを謳っておらず、ドーピングテストも無い(やってもらえない)ボディビル系の団体が乱立している。 それらはいずれも人気があり、雑誌、ネットなどでも頻繁に取り上げられ、大会は有料でも多くの観客が押し掛けてる。 一部の選手はカネにもなっていそうだ。
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355 :無記無記名[]:2022/07/18(月) 06:54:58.55 ID:nBSYrARQ - >>354の続き
つまりパワリフから離れれば、周辺には宝の山がゴロゴロしてる。 ドーピングで体を作って、ちょっとした大会に勝ったり、SNSで体を披露してファンを作り、 それを基にトレーニングメソッドを売ったり、パーソナル指導やサプリ販売で食ってる人が増えてきた。 彼らというか、その週を取り巻くアンチドーピングを標榜せず、そのかわりドーピングを明言するでもないグレーゾーンが 相当のボリュームになり、ここに一番カネになりそうなネタがある。 そうなると、ガチのパワーリフティングばかり相手にしているより、そっちのボリュームゾーンで商売したくヤツも出てくるだろう。 パワーだけじゃほとんどのジムは食えないからね。 JPA登録ジムはそのグレーゾーンに近づかないでほしいし、選手もそうして欲しい。 グレーゾーンの中にはドーピングをしている人がいる可能性は低くない。 そうなると朱に交われば赤くなるというわけだ。 麻薬中毒だって覚せい剤中毒だって、最初はライト層から入って、深みにはまっていくそうだ。 ライト層にも近づくのは感心しない。 グレーゾーンと交流を持ちながら、自分はやらないというリフターはもちろんいるだろう。 しかし外部からの目はどうだろうか。 瓜田に履を納れず李下に冠を正さずという。敢えて疑惑を持たれる行動は選手のみならず、JPAの評判にもかかわる。 これを法律で取り締まることはできない。もしグレーゾーンのセミナーをやったからといって、 JPAがそのジムを団体登録させなかったり、セミナーに参加した選手を選手登録させなかったら訴訟になるだろう。 そんなことをしたらJPAの敗訴は確実だ。だからJPAはお願いベースでしか発信できないのだろう。 JPAとしてはグレーゾーンに接近するジムや選手には「お願い」するしか方法がない。 ホームページで「お願い」をする事で、アンチドーピングを貫き、グレーゾーンの人々や団体を拒否する 人たちによる、一定の社会的な圧力が生じないかと期待しているのだろう。 それでも事業継続優先でグレーゾーンとかかわりを持ち続けようとするジムや選手はいるだろう。 彼らが徐々にパワーリフティングから距離を置き、そちらの世界に専念してくれるのなら良いのだが、掛け持ちはいつか事故を起こすと思う。 海外はドーピングを行ったり、ドーピングに関与する薬物を所持するだけで犯罪になる国もある。 日本は何れも犯罪にはならない。 日本はドーピングが多い国ではないが、ドーピングに関する法律はユルユルで、輸入も所持も実行も自由だ。 近年のフィットネスブームで、特に競技をしていない層にもドーピングが蔓延してきたように思われる。 ドーピングテストはJPAでは年間30〜40検体しか行われないし、地方大会では正直やって無いよな。 昔から疑惑があるが、ドーピングやりながら高記録を出すが、全日本には出てこない選手がいる。 パワーリフティングは公明正大に競うあうから楽しいし、JSPO、JOCの加盟団体でもいられるのに、 ドーピングをやらないパワーリフターの試合に、やりながらパワーやる選手が出てくるのは競技の楽しさを大きく毀損してします。 とにかく今はライトユーザーが燎原の野火のように広がっている。 同じトレーニングをしても早く強くなる、早く大きくなるのは楽で良いものな。 しかしJPAの登録選手、登録ジムなら、スポーツの持つ価値を最大化する行為をして欲しい。 後は登録ジム、パワーリフターの良識に期待するしかない。
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356 :無記無記名[]:2022/07/18(月) 07:22:35.48 ID:nBSYrARQ - >>355の続き
実はアンチドーピングをやろうとする方も難しい問題がある。 JPAは年間70万円払ってJADAにドーピングテストをやってもらってるが昔は年間40検体、 今は30検体位だ。 JADAはオリンピックスポーツに重点を置いているからね。 ドーピングテストは三菱BCLが全てやっているが、その価格は世界一高く、10年前でも14万円だった。 今は検査もより細かくなったから、20万円位しないだろうか。 そうなると20万×30検体ー70万円=530万円の赤字。この赤字はTOTOくじから賄われている。 こんなに逆ザヤならドーピングテストはオリンピックスポーツ中心になるのもわかるよね。 民間の検査会社で安くドーピングテストを請け負う所がアメリカにはあるそうだ。 全米バスケットボール協会はUSDAの検体数ではアンチドーピングが出来ないとそこを大々的に使っている。 アメリカのパワリフのNF、USAPLも同じことをしていたが、IPFからWADA系統の検査しかするなと言われ、 それでも民間検査会社も併用しようとしたらIPFを除名された。 ドーピングテストの厳格性を守ろうとしているのか、他に事情があるのかはわからない。 バスケットボールはアメリカに出場してもらわないとIOCは困るので、バスケットボールのIFはアメリカのバスケNFにはそんな圧はかけられないんだろうと思う。 以前はサプリメントの汚染(薬剤の誤混入、コンタミネーション)で陽性になった選手が、サプリメントを調べてくれと言ってもしてもらえなかった。 自費で検査しようとしても、全国の検査会社に断られてた。 近年、大型のNFでサプリ汚染による陽性例が相次ぎ、このNFから大量処分者が出ては困るという事か、今は聴聞会でサプリのコンタミを調べてくれというとやってくれるそうだ。 海外製の豚肉、鶏肉経由のクレンブテロールなどの汚染も、接種した店が判ると調べてもらえる。 国内のチェーン店で、某国の鶏肉だけを使っている有名チェーン店の鶏肉は大量に食べると出るそうだ。 残念ながら、そのチェーン店の名前は公表されていない。 ドーピングは真面目に考えれば考えるほど憂鬱になる。とにかくクリーンな仲間たちとクリーンな協議が出来る環境が、JPAは欲しいだけなんだ。 しかしそれは現代では容易ではないな。 ジムや選手の良識がやはりポイントだ。 グレーゾーンに近づくジムや選手をクリーンなジムや選手が拒絶するような環境が出来れば、 JPAは守られるだろう。 近づきたい奴は、別団体でも草試合でもやって欲しい。JPAにかかわらないでほしい。 グレーゾーンが今後さらに大きくなっていくのは判るし、そちらの方がカネになるのもわかる。 でもJPAはそちらとは付き合わない。それはカネの問題じゃない。スポーツをより優先するとそうだろ。 ドーピングやりながらやるスポーツはスポーツじゃない。ショーだよ。 ショーが無価値とは言わないが、スポーツとは隔離する必要がある。 将来は、ボリュームから言えばスポーツの方が隔離されてるような具合になるんだろうが、 JPAはそれで構わないと思う。
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