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ドラム缶B ◆P7KNUTc4/g
【エラー】どらさんの行方7【鈴木】 [無断転載禁止]©2ch.net

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【エラー】どらさんの行方7【鈴木】 [無断転載禁止]©2ch.net
262 :ドラム缶B ◆P7KNUTc4/g []:2016/02/10(水) 18:16:09.86 ID:SSbRkZuY
>>246
しかし、状況を理解出来ていない前山さんには悪いが、俺の現状は、この上無い程に最悪である。
そう、例の心と身体の方程式は、今日一日を休んだくらいで収まる程、甘くは無い。
そんな事は、俺が誰よりも知っていた。だから俺はその時、医師から告げられた言葉を思い出していた。
【スポーツの前線復帰は無理です。】
現実とは、なんと無情な物であるか。とどのつまり、卓球は出来ても、林業は出来なかったのである。
が、全てを嘆いたところで、今更手遅れである。だから俺は、その無情なる現実から決して目を背ける事無く、
噛みしめ、受け入れる他に無かった。そして、その現実を受け入れた俺は、その日の帰り道、
馬鹿みたいに車の中でタバコをくゆらしながら、文房具屋へと足を運んでいた。そう、
退職願に必要な物を揃える為である。しかしそれは、たった一日仕事が出来なかっただけで、
少々早とちりと思われるかも知れない。が、今の俺は言わば、職場にとって、いつ病気が再発するとも知れない、
爆弾に過ぎない。だから、爆弾の処理は、早い方が良い。そして、退職願に必要な物を買い揃え、
自宅にて退職願を書き終えた俺は、再びウォッカに溺れる事となった。が、どういう訳か、
その日ばかりは、いくら飲んでも酔えず、酔い潰れて眠る事さえもはばかられてしまっていた。
どうやら神は、よっぽど俺の事が嫌いらしく、俺に現実逃避すら許してくれないらしい。
だから俺は、眠れぬままで、呆然と欠伸をして過ごす他に無かった。そしてその翌朝、
俺は、再び車の中で馬鹿みたいにタバコをくゆらすと、会社へと急いでいた。そして、
会社へとたどり着いた俺は、前山さん達に引きつる笑顔で挨拶を済ませると、しかし、事情は何も語らず、
そのままで、真っ先に事務所へと足を運ぶこととなった。そして、事務所へと辿り着いた俺は、
まず、受け付けのお姉さんに対し、真っ先に、
「課長はいますか?」
と、課長の所在を尋ねていた。そう、そんな時は、課長が一番手っ取り早い。かつて、
俺に罰を与えるとまで語った課長であるならば、俺の退職願も快く受理してくれる筈である。
が、いざ、俺が課長に会い、課長に退職願を提出すると、課長は、そんな俺に対し、
真っ先に事情の説明を求めた。だから俺は、もう決めた事であるし、今更事情も何もあった物では無いと、
内心もどかしさを感じながらも、しかし、知る権利は課長にある物と、黙って事情を説明する事にした。
そして、その時の俺は、本当に洗いざらい吐き出すような勢いで、全てを話していたと思う。
駅伝の事、卓球の事、バスケの事、オーバートレーニング症候群の事、そして再発してしまった事、
さらには、言いつけを守らず、酒を飲んでいた事までも。すると、それを聞いた課長はまず、俺に、
「やっぱり酒を飲んでいやがったか。」
と、一つツッコミを入れると、しかし、次の言葉は、まるで俺の想定外の物であった。
「まあ、再発しちまったんなら、また三カ月休職すればいいさ。だから退職願は捨てて良いな?」
と。その言葉は、課長の言いつけを破り、酒を飲み続けてしまっていた俺にとって、
余りにも優しく、そして余りにも心に深く突き刺さってしまっていた。だから俺は、
面接の時と同様、またしても課長の前で涙を見せると、しかし、課長の期待には答えられないと言う理由から、
退職願の破棄を拒んだ。そして俺は、それを拒む理由に、爆弾の例えを用いる事にした。
【これ以上、この会社に爆弾を抱えさせる訳には行きません。】
が、それを聞いた課長は、何故か頑なであり、そんな俺に対し、
「いや、俺はお前を爆弾だとは思わねえな。」
と、優しげな言葉をかけるだけである。が、頑ななのは俺も同じであり、この場にはしばし、
課長と俺の堂々巡りが展開されていた。が、それでは埒があかないと、課長は、ついに社長をこの場に呼び寄せる事となった。
が、社長もまた、課長と同じ意見であるらしく、俺の退職願を、決して受理しようとはしなかった。
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263 :ドラム缶B ◆P7KNUTc4/g []:2016/02/10(水) 18:17:20.05 ID:SSbRkZuY
>>262
だから俺は、それならば仕方が無いと、ここは一つ、手打ちのような形を提案する事にした。そして、俺のその提案とは、
「じゃあ、病気が完治したら必ず戻ってくるので、今は退職願を受け取ってください。また面接受けに来ます。」
だった。すると、それを聞いた課長と社長は、渋々ながらもその提案を飲むと、しかし、俺に一つの条件を課した。
「それならこっちは、前山さんのところにお前の名前を残しておくから、戻って来なかったら、
前山さんに迷惑がかかる事になる。だからお前の席がいつでもある事を、お前は忘れるなよ?面接で再チャレンジだ。」
と。この会社の課長と社長は、一体どこまで良い人なのだろうか。爆弾でしか無い俺を、守れるとも分からない約束を、
何の疑いも無く信じてくれるのである。だから俺は、彼らから課せられた条件に対し、
「必ず。」
と、返していた。が、俺のその約束は、未だに果たされる事は無かった。そして、会社に退職願を受理していただいた俺は、
その日、家へ帰り着くと、酒に残酷な今を紛らせる事さえも忘れ、呆然と立ち尽くしていた。
俺は、負けたのだろうか。俺はかつて、ウエイト板にて、若年性アルツハイマーの疑われる、
ブルック閣下と言う名の固定ハンドルネームに、上から目線で、
「貴様は自分に負けている。」
と、言われた事があった。が、それに対する俺は、ケータイの画面越しにニヤリと笑うと、こう返していた。
「自分とは引き分け以外に有り得ない。俺達は、俺達以上では無いし、ましてや俺達以下にもなれやしない。
だから自分と戦いし人々は、軽々しく自分に勝つだの、自分に負けるだのとは口にしない。
そう、日々自分と戦いし人々は、きっとこう考えている筈だ。
「自分が、自分よりも弱かったらどんなに良いだろう?それならば、ツラき今を、倒れられるのに。
自分が、自分よりも強かったらどんなに良いだろう?それならば、倒れそうな今も、平然といられるのだろうか。」
なんてな。自分と戦うと言う事は、それ程までに難しい。他人に打ち勝つには、
あるいは8割の力で可能かもしれない。が、自分に打ち勝とうにも、俺は10割の力しか出せない。」
と。そう、昨今、自分に負けるだの、自分に勝つだのと言う言葉が、当たり前のように飛び交っているが、
そう語る人は一度、本気で自分をいじめ抜いて見て欲しい。そうすれば、わかる筈である。
人間なんて、倒れそうで倒れない、そんな物である。が、今の俺は一体何なのだろう。
これは、ついに倒れてしまったのでは無かったか。否、俺はまだ、全てを捨てちゃいない。
そう、確かに俺は、林業を出来なかったが、それと同時に、確かに俺は、卓球が出来たのである。
だから、再びこの、不快なる心と身体の方程式から自分を解放する事が出来た暁には、
俺は、再び卓球を始めるつもりである。出来る事を、最大限にやる事、それが今の俺の戦いである。
そして、あるいはこの現状が敗北であったとしても、俺は構わない。戦い続けていれば、それで良い。
【戦わぬ者に敗北無し。】
これが自然の摂理である。だから俺は、例えどんな困難に直面しようが、手当たり次第に道を繋ぎ続ける覚悟である。
そして、あれからどれだけの月日が流れただろうか。俺は、ようやく例の心と身体の方程式を脱していた。
だから俺は、再び歩みを進めなければならない。そう、卓球と、再就職に向けて。
そして、俺がまず行ったのは、手っ取り早いと言う理由から、卓球であった。再就職は、
貯蓄が底を尽き、家賃が払えなくなり、実家に帰らざるを得ない状況になってからでも、
充分に間に合う筈である。が、卓球は、ただでさえ他人と比べ、始めるのが遅すぎた俺の事など、
待ってはくれない。だからこそ、出来る内にやるべきである。しかし、そんな俺の現状は、
ウエイト板ではお笑い者でしか無かった。そう、職を失い、卓球に興じる俺の事を、
性格の悪い匿名達がほうっておく筈が無い。だから彼等は、こぞってそんな俺の現状を、
「給与明細をドヤ顔で晒していた有頂天時代からの脱落。」
と称し、さらに卓球の事は、
「元いじめられっ子の根暗なドラムにはぴったりじゃないか。」
と、妄想の設定まで付け加えてあざ笑った。だから俺は、そっとケータイ画面を閉じた。
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264 :ドラム缶B ◆P7KNUTc4/g []:2016/02/10(水) 18:18:01.09 ID:SSbRkZuY
>>263
そう、俺の人生なんて、笑われて当たり前である。が、俺が笑われるのは良いとしても、
卓球を根暗と馬鹿にするのは、お門違いである。しかも、卓球をあざ笑う輪の中には、
何も匿名達だけでは無く、かのブルック閣下の姿まで見て取れたのである。だからこそ俺は、
その日からウエイト板を離れる事にしたのである。因みに、その当時のブルック閣下は、
例のヤクザな固定ハンドルネームのチンや、かの横綱、曙みたいに巨大な肉体を誇る固定ハンドルネームの乳牛、
そしてその取り巻き達の逆鱗に触れ、彼等から何度も脅され、何度も叩きのめされ、
幾度と無くウエイト板からの引退を宣言して来た身であった。が、自らウエイト板から退くと言っておきながらブルック閣下は、
いつも匿名で潜伏しており、そして俺に何か用事がある時は、匿名のままで、しかし、
敢えて例の気持ち悪い一人称である、我が輩を用いて、自分の存在をアピールする始末である。
そして、必ずと言って良いほどに、ほとぼりが冷めた頃に固定ハンドルネームに戻るのだ。
そして、何度も逃げ、何度も匿名になっておきながら閣下の口癖は、いつも、
「我が輩はウエイト板で固定ハンドルネームを名乗り続け、ウエイト板を支え続けた男だ。」
である。ここまで物忘れと、そして勘違いも甚だしいと、呆れて笑いさえ起きなくなってしまう。
だから、そんな閣下に卓球を馬鹿にされたく無い思いも相まって、俺はウエイト板から離れたのである。
本当に閣下には、ある意味で頭が下がってしまう。そして、ウエイト板から離れた俺は何も、
くだを巻く場を諦めた訳では無かった。そう、何もウエイト板だけが2chでは無いのである。
そして、俺がさまよい辿り着いた先は、卓球板であった。ここなら、誰も卓球について咎めないし、
馬鹿にされる言われも無い。だから俺は、その日から、小森さんの卓球場へ通いつつ、
卓球板でくだを巻く事が日課となり果てていた。が、ひとえにくだ巻きと言えど、今の俺にとって卓球とは、
紛れもなく唯一残された希望の道であり、本気であった。だから俺は、卓球板には、日々の練習で、
上手く行かなかった事、そして自分なりの試行錯誤を書き込み、それを第三者に評価して貰う事が常であり、
至って真面目であった。が、卓球歴僅か数ヶ月でカットを引ける俺の存在は、卓球板の人達には、
ネタとしか取り合って貰えなかった。そう、カットとは本来、打てるようになるだけでも二年はかかると言われているのだ。
そして、成熟するには、八年とされている。だからこそ、卓球板の人達は、そんな俺の事を、
ネタと言う言葉で片付けてしまったのである。が、それが気にくわない俺は、何が何でも、
彼等に認められたくて、ネタじゃ無く、本気である事を示す為にも、ここは一つ、
俺の履歴を話す事にした。俺が元キックボクサーである事、そして元駅伝ランナーである事、
そしてバスケもかじり、さらにはマッチョである事、そして極めつけは、世界チャンピオンとの練習会に臨んだ事を。
すると、俺のその書き込みを読んだ匿名達は、まず、そんな俺に対し、
「マッチョなら画像を見せてみろ。本当にマッチョなのか確認してやる。」
と、条件を出した。だから俺は、当時、腐ってもドラム缶Bであった為、過去の画像と、
そして少しなまった当時の今の画像の両方を載せる事となった。すると、俺のその画像を見た匿名達は、
「単なるデブだと思ったら、想像以上のマッチョで笑った。」
と書き込むと、ようやく俺の存在を認めてくれた風であった。だから俺も、それなら書き込み易いと、
この場に甘える事となった。が、それでも尚、俺の存在が気にくわない匿名達も少なく無く、
俺は、彼等から罵られる事も多かった。
【エラー】どらさんの行方7【鈴木】 [無断転載禁止]©2ch.net
265 :ドラム缶B ◆P7KNUTc4/g []:2016/02/10(水) 18:18:39.61 ID:SSbRkZuY
卓球板編に入るんだからなんとか言えや
【エラー】どらさんの行方7【鈴木】 [無断転載禁止]©2ch.net
267 :ドラム缶B ◆P7KNUTc4/g []:2016/02/10(水) 18:28:23.57 ID:SSbRkZuY
>>266
帰れ!!!!!!!!!!!!!


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