- ■■芸能有名人の噂 2034■■
609 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:25:26.12 ID:q1lTiY5q0 - ―― 『紅白歌合戦』のゲスト審査員、お疲れ様でした。『紅白』はどうでしたか?
吉岡 やっぱりすごく感動しましたね。親戚のみんなが喜んでくれて。すごくおめでたい仕事だなと思いました。みんなが観てくれてるというのは、冥利に尽きる感じがあって楽しかったです。 2017年にお世話になったアーティストさん達のパフォーマンスを見ることができて幸せでした。 ―― ずーっと映る、すごく大変な席に座られていて(笑)。 吉岡 そうなんですよ! 当日、「審査員席がちょっと昨年とは変更になりまして」という説明があって、「高橋一生さんと吉岡さんは終始映っていると思いますので、気を引き締めていきましょう」みたいに言われて(笑)。 ―― 当日! 吉岡 えっ? みたいな(笑)。 私はお客さん目線で見れるから楽しみだなぁと思ってたんですけど、すごくガチガチに緊張してました。 ―― お正月は休めたんですか。 吉岡 はい、31日が『紅白』だったので、お正月は、おばあちゃんとお母さんと東京に招待して、一緒に年越しを東京で過ごしました。 その後みんな一緒に京都の実家に帰って、親戚一同、家族で集まって、みんなでお祝いしました。
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610 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:25:41.60 ID:q1lTiY5q0 - ―― それでは、子供の頃のお話を聞きたいんですけれども、そもそもテレビって好きでしたか?
吉岡 好きでした! うちはテレビを観てるほうだったと思います。 ―― 最初に記憶しているテレビって何ですか。 吉岡 やっぱり『おかあさんといっしょ』ですね(笑)。「はみがきできるもん」とか、パジャマを着る……、 ―― 「パジャマでおじゃま」? 吉岡 そうそう、「パジャマでおじゃま」。あれに出たくて出たくて(笑)。 めちゃくちゃ早くパジャマに着替えるっていうのを、お母さんにアピールしていました。 ―― あはは。 吉岡 私の方が絶対あの子より早く着替えられる! みたいな。
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611 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:25:56.39 ID:q1lTiY5q0 - ―― 小学校の頃は?
吉岡 私は映画がとても好きだったので、『金曜ロードショー』がテッパンで、家族みんなで観てました。当時は色々ありましたよね、夜に映画を放送するのが。 ―― ありましたね。『ゴールデン洋画劇場』とか。 吉岡 あぁそう、『ゴールデン洋画劇場』は弟とワクワクしながら観てました。 ―― 『刑事コロンボ』とかよくやってましたね。 吉岡 そう、『コロンボ』! 『ターミネーター』とか、あとあれですよやっぱり、『酔拳』。 ―― ジャッキー・チェン。 吉岡 そう、ジャッキー・チェン。アクション映画は弟とワイワイ言いながら観てた記憶があります。 あと大好きだったのが、『ウルルン滞在記』。もう昔から『ウルルン』大好きで。でもあれって確か夜9時か10時でしたよね、放送が。 ―― 日曜夜10時ですね。 吉岡 小学生が観るには遅い時間で。親が9時には寝かせたがっていたので、私は寝室に行かされるんですけど、ふすまのスキマから開けてこっそり観てました。 ―― 隙間から(笑)。 吉岡 今回出演するドラマ『きみが心に棲みついた』で共演してる桐谷健太さんや向井理さんも出演されていたんですよ。 だから私、絶対リアルタイムで観てるんですよ、お二人が「滞在」しているのを!あの番組に出られたなんて、すっごい羨ましくて! 撮影の空き時間は『ウルルン』の話を沢山聞きました。『ウルルン』がなくなるって聞いた時に、私も行きたかったーって絶望したくらい大好きな番組でした。 ―― 観るだけじゃなくて、自分が行きたかったんですね(笑)。 吉岡 特に過酷な回が好きでした。東南アジアとか、サファリ系の場所とかいいなぁって。
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612 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:26:12.57 ID:q1lTiY5q0 - ―― 中学の頃はそんなテレビを観てましたか?
吉岡 『あいのり』が人気でしたね。次の日、「観た?」って絶対学校で話題になって。「総理」がどうしたとか、「ゴキ」がどうだとか。 ―― ドラマは観てましたか? 吉岡 『ケイゾク』です! 堤(幸彦)監督が好きで。『SPEC』が始まった時も、『ケイゾク』の続編って聞いて、もうワクワクして観ましたね。あの加瀬亮さんと戸田恵梨香さんのコンビが大好きで。 それから『TRICK』は家族でみんなで観ていたシリーズのひとつです。 ―― 家族みんなで! 吉岡 うちは父親がすごく忙しい人だったので、土日にディズニーランドに行くとか温泉に行くとか、そういう休日があまり過ごせなかったんです。 その代わり、夜にお父さんが帰ってきたら一緒に『金曜ロードショー』や『ゴールデン洋画劇場』を観たり、ドラマ観たりするのが、家族で過ごす大切な時間だったんです。 家族ってもちろん世代はバラバラだけど、それでも一緒に楽しめるからいいですよね。家族が仲良くいられるためのツールだったかもしれないです。 ―― ああ、なるほど。 吉岡 それから『ビューティー7』っていうドラマがすっごい好きだったんです。7人のエステティシャンを目指す見習いの子たちを、主演の桃井かおりさんが育てるというストーリー。私は毎週欠かさず録画して観てました。 『HERO』もVHSに全部録画して、何回もすり減るぐらい観てました。ドラマ以外だと『プロジェクトX』とか、『情熱大陸』とか、ドキュメンタリー系もすごい好きです。 ―― それは子供の頃から? 吉岡 そうです。たぶん両親が好きだからしょっちゅう一緒に観てたんです。 特に、職人さんの生きざまみたいなドキュメンタリーが好きです。ひとつのことにストイックに、真っ直ぐ打ち込むという姿は、テレビで観るとより感化される気がするんです。私も頑張ろうみたいに。 だから今だと、『情熱大陸』の次の日は、やたらやる気が出てます(笑)。 ―― そのお話はストイックな吉岡里帆さんの姿に繋がるようですけど、お父様は熱い人なんですってね。 吉岡 物事に対して真摯に向き合っていくべきだっていう考えが強い人です。その分、優しい人でもあるんですけど。
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613 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:26:44.87 ID:q1lTiY5q0 - ―― ご家族とはテレビをよく一緒に観ていたというお話でしたけど、それでも「これは観ちゃダメ」みたいな制限はなかったですか。
吉岡 テレビの制限……なんかあったかなぁ……。あぁ、『ロンドンハーツ』は観させてくれなかったですね、あんまり。観てると「ダメ、観ちゃ!」って(笑)。 ―― どんなところがダメだったんですか? 吉岡 ドッキリ企画かなんかだと思いますけど、観ながら「好きな人にこんな裏切られたら最悪」とか呟いてたら、お母さんに「そんなことないからね」「大丈夫、愛は信じてればちゃんとあるから」って、説得された記憶がありますね(笑)。 あと、バラエティ番組で言うと、ちょっと世代違うんですけど、私、『ごっつええ感じ』の大ファンで。『ごっつ』はビデオで借りてきてめっちゃ観てますね。やっぱり関西出身なんでお笑いが好きなんです。『吉本新喜劇』は毎週観てたし。 あと私の世代だと『爆笑レッドカーペット』とか、『エンタの神様』とか。『エンタ』で、ドランクドラゴンさんやアンジャッシュさん、しずるさんを好きになりましたね。
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615 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:27:47.29 ID:q1lTiY5q0 - ――じゃあ、結構作りこんだコントの方が好き?
吉岡 作りこんだコント大好き! 『ごっつ』に、私がすごく好きな「浸水家族」っていうネタがあって。 YOUさんが浜田(雅功)さんを連れて、結婚を申し込むというコントなんですけど、お父さんが松本(人志)さんで、お母さんが今田(耕司)さん。あと犬が1匹いる。 バッて玄関の扉を開けるとガーッて水が流れてくるっていう(笑) それで浜田さんがウッてなってなるんですけど、YOUさんは普通に洪水の中をパーッと歩いていって、「ただいまー」みたいな。 ――あはは。 吉岡 「そうめん食べるー?」とかいって、そうめん台をガーッと作って、パーッと下りてくると、そうめんがバーンってビチャビチャの床に落ちて。それをカーッと手で洗って、「はーい」って(笑)。 そういうコントを当時つくっていたのが三木聡監督。去年、映画(『音量を上げろタコ!』)でご一緒した時に沢山お話する機会があって、その頃のことを色々お伺いしたんですよ。 ――へえ! 吉岡 やっぱり当時はコント番組1つとっても、予算がたっぷりあって、豪快なセットの中、自由な演出をさせてもらって、ほんとにいい時代だったと。 だからあんな面白い名作がいっぱい生み出されていたんだなって思いました。
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617 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:29:20.07 ID:q1lTiY5q0 - ――笑いですと、落語もお好きなんですよね?
吉岡 はい。落語は、寄席に母とおばあちゃんとよく一緒に行ってました。 ――どなたが好きだったんですか? 吉岡 私はずっと桂春蝶(しゅんちょう)さんが好きです。あと、桂ざこばさんのお弟子さんのひろばさん。 ――どういうところに惹かれたんですか? 吉岡 ひろばさんは、酔っ払いのネタがすごく上手なんです。声がしゃがれてて、ちょっとやんちゃな落語というか、お行儀良くない感じの落語がすごく素敵です。 春蝶さんは私が学生の頃に通っていた嵐山のアルバイト先の近くで、よく高座に立たれていたんです。 それで、よく聴きに行っていたんですけど、あの頃はとにかくなんでもいいから勉強したいって思ってて、それで春蝶さんに「落語を教えて欲しいです!」ってお願いしたこともあるんです。 ――へぇー、そうなんですか! 吉岡 「まぁ弟子ってわけにはいかへんけど、お稽古はつけれるから」みたいな感じで、1、2回稽古をつけていただいたことがあります。 その直後に映画のオーディションに受かって、仕事も増えていったので、高座に立つような機会はありませんでしたけど、もしかしたらそっちの世界に行ってたかもしれないです。 ――けっこう、本気だったんですね。 吉岡 そうですよ! ――高座ではないですが、鶴瓶さんとはアドリブ即興劇を展開する『スジナシ』で、ついに共演をされていましたね。 吉岡 私が落語を教えて欲しいですと直談判した話が、春蝶さんから鶴瓶師匠に伝わったらしいんです。 それがきっかけでゲストに呼んでくださったんです。 昔の縁がこういう風に今に繋がってるんだなぁって感動しちゃいました。
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619 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:30:47.02 ID:q1lTiY5q0 - ―― 昨年、2017年には「ブレイク女優ランキング」1位に輝くなど、本当に大活躍ですが、女優として自分の中で転機になったお仕事は何ですか?
吉岡 2015年の『あさが来た』だと思います。役名で話しかけてもらえるようになりましたから。 色んな世代の人に見てもらえたというのも大きくて、ファンレターはおばあちゃんからも小学生の子からも届きました。すっごい嬉しかったです。 あと、福田雄一監督の『明烏』という映画が転機になっていますね。 ―― 福田さんはどういう演出をされるんですか。 吉岡 福田さんは本当面白くて。 オーディションから面白かったんですけど、もうその場で「君にしたから」って言ってくれて。えっ? みたいな。 ―― あはは。 吉岡 本当に無名だった私を選んでくださったんですけど、「お前はとにかく中途半端にブスだし、中途半端な年齢だし、色々中途半端だから、死ぬ気で芝居しろ」「それでしかもう目に止まんない」って言われて(笑) 「普通じゃだめ。人より何倍も何倍も努力する。人より何倍も何倍も恥をかき捨てることが必要だね」って、初日に言われたんですよ。 それで、あぁ自分って何においても中途半端なんだって。 その時に教えられたおかげで、振り切って毎回挑むっていうのをずっと変わらず徹底するようにしています。 まぁ思い返してもキツい言葉でしたけどね、中途半端中途半端って(笑)
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620 :可愛い奥様[sage]:2018/01/16(火) 23:31:59.86 ID:q1lTiY5q0 - ――実際に女優になられた後、影響を受けた俳優さんはいらっしゃいますか?
吉岡 満島ひかりさんとは『カルテット』でご一緒しましたが、なんか本当に、肌で感じる空気がすごくて。役に没頭されてる感じで、その役そのものでそこに存在してらっしゃる感じでした。 『カルテット』で私はすごく“悪役”をやったんですけど、満島さんの存在のおかげで、私は自然と悪人になれる感じがしました。 満島さんの私に対しての怯え方だったり、目線のありかたによって、こちらも役に追い込んでいけるような思いを持ちました。 ――『カルテット』も『ゆとりですがなにか』でもそうですけど、意地悪な人の役が多かったじゃないですか。自分のイメージと近いですか。 吉岡 いやいや、全然違います!(笑)。理解に苦しむ役どころですよ。 やっぱりああいう、意地が悪い人をやる時は、相当台本を読んで、なぜそうなったのかを突き止めないと、素直にお芝居できないです。
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