- 【YAMAHA】XSR900 part26【Neo Retro】
385 :774RR[]:2019/11/12(火) 21:59:37.67 ID:z7K3I/Uv - >>348
>>349 突き上げがある場合、原因と対処法は次のどちらかしかないよ。 【原因】 @ライダーの体重に対してプリロードが合っていない(締めすぎ・緩めすぎのどちらか) またはバネレートが合っていない A伸び側減衰が合っていない(締めすぎ・緩めすぎのどちらか) 【対処法】 ここからはライダー含め2人もしくは3人必要。 必ず@⇒Aの順番で調整。 Aだけの調整で済むというのはまれ。 @適正プリロード値になるように調整。 だいたい国内仕様のメーカー標準値はライダーの体重、メット、ウェア等の装備の重量を合わせた トータルで75kgのライダーが乗って丁度いいように設定されている。 なので体重が40kg代だったり50kg代の人とかは標準仕様の時点で プリロードまたはバネレートがそもそも初めから合っていない。 同じように体重が70Kg以上の人も標準設定の対象外。
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386 :774RR[]:2019/11/12(火) 22:00:03.00 ID:z7K3I/Uv - 続き・・・
もしプリロード調整の範囲を超えた時点(いっぱいまで緩めたり締めた状態)では、 バネレートが合っていないので要交換。 一般的には乗車した状態で沈みこみ量がホイールトラベル(全サスストローク量)の 30%の値になるようにプリロードを調整。(いわゆるサグ出し) XSR900のホールトラベル量は以下の通りなのでここでいう30%のサグは次の値になる FRサス=137mm⇒41.1mm RRサス=130mm⇒39mm フロントの場合、ライダーが乗車した状態でインナーチューブの残りの量を物差しやテープメジャーで測定。 この値を137から引いて、残りの数値がそのままサグの値になる。 一方、リアの場合はちょっと計算が面倒臭くて、 まずは空車状態でリアアクスルからそのまま90度真上あたりのシートの適当な位置に目印をつけて リアシートを持ち上げた状態で、その距離Aを測定。 その後、ライダーが乗った状態での距離Bを測定。 リアのサグの値はAーBとなる。
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387 :774RR[]:2019/11/12(火) 22:00:25.50 ID:z7K3I/Uv - 続き・・・
A伸び側減衰圧を調整 【フロント】 ブレーキを握った状態でハンドルを手前に引っ張ってから、 一気にサスを縮めてサスが伸び戻る状態を確認。 ここでは一度伸びたサスが、体感的にボヨ〜ョンまた戻るようならNG。 伸びたサスがピタッと止まるまで伸び側減衰を締める方向に調整。 ※締める=時計回り・緩める=反時計回り 調整の目安はピタッと止まる感触が速すぎず遅すぎずの境目を狙う。 調整がバシッと決まると、ブレーキで止まった時にフラフラとせず安定した状態で停車できる。 これは走行中でもサスの動きが外乱に対して動きが安定していることを意味するので 体感的にはしっとりとした感触になる。 【リア】 まず補助の誰かにバイクの前あたりを持ってもらい、バイクを直立状態にする ライダーが乗車する必要はない。 次にライダー自身が、リアシートの端を両手で思いっきり押す。 この時、ポーンとサスが戻るようならNG。 スゥ〜ッとサスが速くもなく遅くもない状態で戻る境目の位置まで 伸び側減衰を締める方向に調整していく。
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388 :774RR[]:2019/11/12(火) 22:01:18.10 ID:z7K3I/Uv - 続き・・・
【最終判断】 前後の調整が終わったら、いつものコースをテスト走行して感触を確かめる。 数分走って前後のサスが暖まるとサスの動きがちょっと速くなる場合があるので 必ずもう一度、前後の動きを確認して必要なら再調整。 ただし走行距離が2万以上あるような車両は、前後サスのオイル交換などの オーバーホールをしてからじゃないと良い結果が得られない場合がある。 以上、とりあえず騙されたと思ってまずはお試しあれ たぶん走りが激変するのを体感できるはず!!
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390 :774RR[]:2019/11/12(火) 22:22:43.37 ID:z7K3I/Uv - >>389
現状で特に不満ないなら無理してやらなくてもOKだけど ほとんどの人が、服や靴を買う前って普通に試着してサイズ合わせするよね? これって体形は千差万別だからなるべくフィットしたものを購入したいよね? バイクのサスも同じ考えで、乗る人の体重や走り方は千差万別。 なるべくその人にフィットした状態に調整したほうが 断然乗りやすくなると思えば、一連の調整の必要性が理解しやすいよ。
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