- 王道プロジェクトマネジメントが実を結んだももクロ主演『幕が上がる』いくつものハードルを乗り越え、奇跡の青春映画が実現 [転載禁止]©2ch.net
1 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[]:2015/03/13(金) 05:00:32.29 ID:lCyvZAJG - 2015.03.12(木) 矢原 徹一
困難なプロジェクトをどのようにして成功に導くか。この普遍的な問いに、映画『幕が上がる』は1つの答えを出している。 この映画製作は、本広克己監督がアイドルグループ「ももいろクローバーZ」(通称「ももクロ」)に興味を持ったことから企画された。 ももクロがアイドルとして人気者であるとはいえ、彼女たちの主演映画を成功させるには、「アイドル映画はヒットしない」という現実を突破しなければならない。 アイドルは役者としては素人だから、演技に目の肥えた映画ファンはアイドル映画を敬遠する。映画ファンが敬遠する企画には、予算がつかない。 予算がつかなければ、作品の質も下がる。その結果、「アイドル映画」はつまらないという評価が上書きされ、ますます予算がつかなくなる。この悪循環に陥っているのが「アイドル映画」だ。この困難な状況を突破するにはどうすればよいか? ベストのスタッフが集い、はるかな高みを目指す 本広監督がとった選択は、王道である。彼はベストのスタッフを揃えた。 原作は、現代演劇をリードする平田オリザの小説デビュー作だ。弱小演劇部の高校生たちが、「大学演劇の女王」だった新任教師に導かれて全国大会を目指すという青春ドラマだが、 実は平田オリザの演劇技法論が書きこまれており、内容は深い。劇中劇として宮沢賢治の名作『銀河鉄道の夜』が描かれている点も魅力的だ。 ももクロ主演でなく、オーディションで役者を選んで製作すれば、ヒットは間違いないと思える傑作だ。 脚本は、『桐島、部活やめるってよ』で高校生のドラマを見事に描いた喜安浩平。彼の脚本というだけで、多くの映画ファンが劇場に足を運ぶだろう(ちなみに、私もその1人であった)。 喜安は、彼自身が劇場俳優であるという点でも、この作品の脚本を任せるうえで、ベストのスタッフだ。 そして、高校生たちを導く新任教師吉岡役に、黒木華(くろき・はる)。吉岡先生は、演劇部長に「やってみせてよ」と言われて、「女王の演技」を見せる。 くすぶっていた演劇部員たちが、このシーンのあとから見る見る輝いていく、そのきっかけになる重要なシーンを演じられる技量があり、新任教師相当の若い女優と言えば、この人しかいない。 多くの映画ファンがこの選択に同意するだろう。他の役者のキャスティングもすばらしいが、吉岡先生役の黒木華がこの作品に凄みを加えたことは確かだ。そして黒木もまた、高校演劇の経験者だ。 これだけのスタッフが揃えばできないことはない、とみんなが思うスタッフを揃えることが、困難なプロジェクトを成功させるために必須の条件だ。 ベストのスタッフを揃えれば、ある程度の成功が約束されるだけでなく、はるかな高みを目指す高揚感が生まれる。「舞台の上でならどこまでも行ける」・・映画の中で演劇部長が語るこの台詞には高揚感があふれている。 このような高揚感に満ちた現場では、奇跡のような成功がときに生まれる。
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2 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[sage]:2015/03/13(金) 05:02:56.37 ID:lCyvZAJG - >>1
ももクロの潜在能力を引き出した本広監督 ただし、ベストのスタッフを揃えることはあくまでも必要条件であって、成功の十分条件ではない。原作・脚本・配役にエースを配置したとしても、エースだけではチームは機能しない。 映画『幕が上がる』の場合で言えば、ももクロの演技が「学芸会レベル」なら、映画ファンは納得しない。 これは、若いスタッフをチームに加えたプロジェクトによくある状況だ。プロジェクトの実動部隊には、普通、若くて経験の浅いスタッフ(つまり、ももクロ)が加わる。 この実動部隊のモチベーションをいかに高め、潜在能力をいかに引き出し、大きな成功に結びつけていくか、プロジェクトマネージャーの手腕が問われるところである。 原作は、高校演劇部員が成長していくドラマであり、そしてこのドラマを演じるももクロの5人は演技に関しては素人だ。 したがって、この作品を映画として成り立たせるためには、映画製作を通じてももクロの5人が実際に役者として成長し、クライマックスでは演技によって聴衆に感動を与えなければならない。 そこでももクロの5人は、平田オリザのワークショップに参加して演技の基本を学び、さらに平田オリザが主催する青年団の舞台俳優による演技指導を受けた。 この過程でのももクロ5人の演技力向上を、あたかもドキュメンタリーのように撮る。これが、本広監督が採用した戦略だ。 とはいえ、本格的な演技経験のないももクロを基礎訓練から始めた場合、わずか1カ月半の撮影期間でまともな映画作品を完成できるのか? この試みは一見無謀に見えるが、本広監督はライブステージなどのももクロを観て、この子たちなら鍛えれば本物になると考えて、この企画を練った。 彼女たちは、国立競技場などの大箱ライブを通じて、何万人ものファンを感動させた経験を持っている。 この経験に裏打ちされた潜在能力を引き出せば、オーディションで採用する女優では出せない輝きと感動が生まれるのではないか。おそらく本広監督はそう考えた。 この着眼も、プロジェクトチームをデザインするうえで大いに参考になる。 定石どおりの手を打つだけでは障壁を突破できず、大胆な挑戦が必要な状況では、違った分野でキャリアを積んだメンバーの発想が、突破口の鍵となることがしばしばある。 そのような異分野のメンバーを発掘する「目利き」力が、プロジェクトマネージャーには必要だ。映画『幕が上がる』でのももクロの演技の輝きを観ると、本広監督の「目利き」は大正解だった。 リーダーは仲間と協力し合って成長する 映画は、ももクロのリーダーである百田夏菜子(ももた・かなこ)を中心に作られており、5人平等の扱いではない。 これは、作品を作るうえでも、チームを動かすうえでも、重要なポイントだ。彼女は、自分の演技の出来が映画の出来を大きく左右するという重責を負った。 そしてこの重責に見事に応えた。リーダーの役割とは責任を負いきることだという真理を、彼女は映画の中でしっかりと表現している。
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3 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[sage]:2015/03/13(金) 05:03:28.39 ID:lCyvZAJG - >>2
映画の山場は、百田が演じる演劇部長が言葉を選んで部員に思いを伝え、「行こう、全国に」と呼びかけるシーンだが、このシーンで百田は、演劇部長になりきり、この部長についていこうとみんなが心を合わせる、そんなシーンを見事に演じている。 映画の中では、百田と他のメンバーの誰かとの2人のシーンが、要所に置かれている。この点も、プロジェクトチームのマネジメントという点から見て、すぐれた采配である。 チーム力を高めるには、メンバー各自の「個」の力の成長に加えて、リーダーとメンバーがそれぞれの個性を生かして協力し合う関係を育てることが重要だ。 この関係を育てるうえで、「リーダー+1」で仕事をさせるというやり方は、とても良い。リーダーにとっても「+1」のメンバーにとっても手が抜けない状況が生まれ、シナジーによる成長力が生まれる。 中盤の要所で、部長と転校生(ももクロの有安杏果[ありやす・ももか])が語り合うシーンがあるが、この段階で2人の演技力はかなり高く、しかも個性の違った2人が互いを高め合っている。演技も良いが、同時にとても良いチームができていることを感じさせるシーンだ。 チーム本広の次の一手に期待 このように、映画『幕が上がる』での本広監督の仕事は、成功したプロジェクトマネジメントの見本と言える。ベストのスタッフを揃え、若手の潜在能力を引き出せば、奇跡のような成功がときに実現する。その稀有な一例を、映画『幕が上がる』は見せてくれる。 この映画には続編を期待したい。チーム本広の次の一手が見てみたいのだ。続編製作は、もっと高いハードルを越えなければならないが、それを超えたとき、映画史に残る傑作シリーズが生まれるのではないか。(文中敬称略) http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/43145
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- (・Θ・)<15やで©2ch.net
566 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[]:2015/03/13(金) 16:08:10.04 ID:lCyvZAJG - (・Θ・)<沖縄3時間の弾丸ツアーやで
https://twitter.com/makuga_agaru/status/576242455126765568 (・Θ・)<観光させろや
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- ももいろクローバーZ 2212©2ch.net
176 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[sage]:2015/03/13(金) 16:09:35.83 ID:lCyvZAJG - Jane Style 最新バージョン入れたらどの板も見れるよ
ただし右側に広告付くがな
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- 【ももクロ緑】 有安杏果 Part.136【小さな巨人】 [転載禁止]©2ch.net
638 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[sage]:2015/03/13(金) 16:36:55.92 ID:lCyvZAJG - めんそーれ杏果
https://pbs.twimg.com/media/B_8z0x8VAAAEu6K.jpg:large
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- ももいろクローバーZ 2212©2ch.net
209 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[sage]:2015/03/13(金) 16:51:51.83 ID:lCyvZAJG - http://www.crank-in.net/img/db/1120714_650.jpg
http://www.crank-in.net/img/db/1120713_650.jpg
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- ももいろクローバーZ 2212©2ch.net
217 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[sage]:2015/03/13(金) 17:12:52.62 ID:lCyvZAJG - 村木藤志郎 @tohshiro_m
映画「幕が上がる」観ました。どの子がももクロなんだか分からん状態で観はじめたのですが・・・ 正直に言いましょう、ちょっと泣きました。ももクロのファンになっちゃいました。みなさん芝居上手くて驚いた。 村木藤志郎 @tohshiro_m 「幕が上がる」男の子キャラ出さずに、恋愛話し一切無かったのが良かった。演劇と友情だけに絞って、いろいろ詰め込んで無いのがツボ。 ももクロの皆さんは本当に良い芝居してた。そしてムロツヨシさんはやっぱり良い。相当良い。
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- 沖縄在住モノノフいないか?
202 :モノノフ名無しさん@転載は禁止[]:2015/03/13(金) 17:13:29.43 ID:lCyvZAJG - らじおん RBCiラジオ @rbciradio738
本日、桜坂劇場で“ももいろクローバーZ”主演映画「幕が上がる」の舞台挨拶を取材しました。ステージには演劇強豪校の中西役で出演の有安杏果さんが上がり、かわいらしい挨拶で映画の魅力を伝えてくれました。そして最後に会場のモノノフの皆さ... http://fb.me/4OtX9uw1o
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