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674 :HG名無しさん[sage]:2016/06/06(月) 02:26:17.31 ID:nOpTM9MM - んでは簡単に英軍野戦服について・・
ウール服が基本となるので、戦前からダンケルク(北アフリカ含む)辺りまでがメインのP37(1937年型)BD、 戦時仕様の資源簡略型であるP40BDをまずは憶えておくと良いかも 両者はポケットのプリーツ有無で識別可能ながら、混用される流動的使用例も多し 注意しないといけないのは加軍は英軍に準じるが、豪軍や印軍は戦後までP37の裁断のままという事 温帯の夏期や亜熱帯などでは、作業服であるカーキグリーン色のデニム上下も併用される (独軍のデニム製教練服、戦車搭乗服と経緯が似ている) インドや中東に植民地軍があるので戦前から綿製熱帯地被服(KD)が発達しており、 これが北アフリカや南伊でも使用 WW2開戦時にはKDがマレー/シンガポール方面でも使われるものの、色調や形状が ジャングル戦に不向きとされJGが開発(主な使用は大戦中盤以降の太平洋、ビルマ方面)
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679 :HG名無しさん[sage]:2016/06/06(月) 12:16:11.88 ID:nOpTM9MM - >>677
そそ カラーでセルフリメイクされた「ビルマの竪琴」では英連邦軍が正確にJG着ていたね 他に英(連邦)軍で問題になってくるのは小銃 北アフリカまではNo.1小銃が基本 ディエップの加軍コマンドはNo.1小銃、チュニジアの後詰め部隊はNo.4小銃使用例もあり 英加軍はシシリー上陸辺りでNo.4小銃にほぼ完全に切り替わっている 銃の他、銃剣も別になるので注意(No.1用はナイフ型、No.4用はスパイク型) 豪/印軍は終戦後までNo.1小銃のみ使用なので、これも注意 ちょっと寒い時期などでは、各種被服の上に袖無し革ベストのレザージャーキンもよく着ている 装備に関しては終戦まで全軍カーキ色のP37型装備でほぼOK ただしガスマスクケースだけはカーキグリーン色のライトウェイト型がノルマンディ以降の北西戦線で使用される (大陸反攻時に独軍が毒ガスを使う事を連合軍はかなり警戒していた) 終戦間近の太平洋方面では、ライトグリーン色の新型装備であるP44も使われ始め、戦後装備の基本となる
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680 :HG名無しさん[sage]:2016/06/06(月) 12:40:47.79 ID:nOpTM9MM - 昔の製品だから仕方ないけど、タミヤの「第8軍歩兵セット」は全員No.4持ってるから間違い
(トンプソンもM1921じゃなくM1/M1A1だから、これも間違い) 最近のドラゴンとかミニアートのフィギュアは、その辺りはさすがに正確でそのまま使えます 情報が少な過ぎる為か、ジオラマ等では結構小銃を間違っている人も多いですね・・
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683 :HG名無しさん[sage]:2016/06/06(月) 20:07:14.04 ID:nOpTM9MM - 北アフリカで歩兵や戦車兵にステンを持たせる、ってのは間違いよ
ボルトハンドル上付きでバレルに放熱フィンがあるトンプソンM1921一択 (弾倉はドラムメインで20発箱形もあり、バーチカルフォアグリップ付きが多い) ステンが英歩兵に普及するのは概ね43年からノルマンディ以降で、形式はMk.IIとMk.IIIを終戦まで使用 (コマンドはステンを嫌って、ノルマンディ以降でもトンプソンを使う部隊がある) 空挺だけはノルマンディからMk.Vを使用で、IIやIIIはそれ以前か訓練でしか使っていない Mk.Vは一般歩兵や戦車装備では使われないのでご注意(空挺用と思って良い) よってタミヤの空挺バイクセットは訓練中となりますw ジャングルカービンは俺の認識では一般的装備ではないね (どちらかと言えば空挺用では?) 俺なら戦中のフィギュアには持たせない小銃です
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