- 小学館『セクシー田中さん』調査報告書を公表 再発防止誓う コミュニケーションの問題も指摘「脚本家に要望が伝わっていなかった可能性」 [Ailuropoda melanoleuca★]
247 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:14:15.55 ID:XcJw9M1I0 - 小学館のPDF「報告書」全90ページ
日テレのPDF「報告書」全97ページ どちらもHPに公開されているからまずは全部読んでみたらいいのに たとえば >社員Aは、上記の10月2日の日本テレビ社員Y氏あてメールで、 >本件脚本家に関して次のように問いかけている。 >「確認なのですが、芦原さんが描き下ろした8~10話は基本的に変更無しで使用してほしい、 >という話は●●さん(本件脚本家。原文は実名)に伝わっていますか? >●●(社員B。原文は実名)から●●さん(日本テレビ社員X氏。原文は実名)にもお電話差し上げたのですが、 >そのお話しは●●さん(日本テレビ社員Y氏。原文は実名)に伝わっていますでしょうか?」 >以後のメールで日本テレビ社員Y氏がこの点について回答した形跡はない。 >また本件脚本家によると、同氏は一切聞かされていないとのことである(本委員会質問に対する回答)。
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290 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:23:53.67 ID:XcJw9M1I0 - (2) 本件脚本家への依頼
A 氏は、本件脚本家に依頼する前に、何名か他の脚本家に依頼したがスケジュール等が合わなかった。2023 年 4 月 4 日、A 氏は、本件脚本家が書いた「ミステリと言う勿れ」の原作もドラマも良かったと思っていたこと、本件脚本家は過去執筆した脚本に生きづらさを抱えた女性を描いたものがあったこと等から本件ドラマの作風にあうと考え、本件脚本家にコンタクトを取った。本件脚本家は当初はスケジュールが埋まっていたものの、スケジュールが変更になりそうとのことであったため A 氏から企画書を送り、話を聞いてもらうことになった。その後本件脚本家の要請により原作コミック 1 巻~6 巻も送った。 同年 4 月 15 日、A 氏と本件脚本家とが対面で打ち合わせを行った。本件脚本家は、日本テレビで脚本を書くのは 20 年振り以上であり、A 氏とも初めて会ったが、原作が面白かったことと、A 氏は誠実そうであり、かつ本件ドラマ化についての熱意が伝わってきたことから、本件ドラマの執筆を引き受けることにした。本件ドラマは全 10話を予定しており、1 話~10 話までを本件脚本家が執筆する予定であった。本件脚本家は、この時点で A 氏から原作の利用許諾がされている旨の説明を受けており、ドラマ化にあたっての諸条件について問題ないと感じた。
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301 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:24:43.45 ID:XcJw9M1I0 - 本件脚本家が A 氏に対し、本件原作者のドラマ化に対する姿勢を聞いたところ、A 氏は「難しい人」(こだわりが強い人)と聞いている旨述べた。本件脚本家は「難しい人(こだわりが強い人)かー」とは言ったものの、原作が大変面白いので原作を大事に描きたい、こだわりが強い人のほうが良いドラマができると思うのでがんばりましょうという旨述べた。なお、当調査チームに対し、本件脚本家は、この時点で A 氏からは雑談で「難しい人(こだわりが強い人)」という話はあったかもしれないが、明確な説明はなかった、自分は原作者との間に揉め事が生じるのは嫌なので、この時点でもし「難しい人」と説明されていたら、必ず「どの程度難しい人なのか」「改変がどこまで許されるのか」等、詳細の確認を求め、その上で執筆を引き受けるか慎重に判断したはずである旨述べている。
ドラマ化にあたって「必ず原作に忠実に」「終盤は本件原作者が脚本を書くこともあり得る」という条件については、A 氏自身そのような条件が小学館から出されているという認識がなかったため、A 氏から本件脚本家には説明されていない。B 氏は、A 氏からの報告を受け、第 1 回の脚本打ち合わせ(以下「本打ち」という。)に参加して本件脚本家の様子を見ていたが、本件脚本家がしっかりしており、かつベテランであることから本件脚本家に依頼することについて問題ないと思った。
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308 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:25:51.05 ID:XcJw9M1I0 - ③ コアメンバーの原作への姿勢
A 氏は、本件原作のキャラクターが不器用だけど生きづらい世の中で変わっていくところに惹かれており、このキャラクター像を失わないようドラマ作りを心掛けた。本件脚本家も原作漫画がしっかりしているので、大きく変える必要はないという意見だった。コアメンバーの間では「原作を大切にしよう」という話は当初からされていた。本件脚本家の記憶では、最初の本打ちの際、本件ドラマ全体の方針や軸となる部分について協議し、本件脚本家から女性 2 人(朱里・田中さん)のシスターフッドの要素を取り入れることが提案され、それを一つの軸とすることになった。 本件ドラマの方向性としては「原作のいいところを活かしながら、ドラマとして成立できるとことを探る」というところに落ち着いた。A 氏は、原作を大事にしようという思いを持ちつつも、ドラマ化にあたっては、尺、撮影、連続ドラマとしての1話ごとの盛り上げ、実写化するにあたり実在する俳優の演技・セリフ、実写化にあたってのロケや予算等の制約、スポンサーへの配慮等による原作の改変は発生すると考えていた。
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318 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:27:29.09 ID:XcJw9M1I0 - 当調査チームへの C 氏の書面回答によると、過去にドラマ化経験がある本件原作者もそれらは理解していた、ということであった。また、A 氏は、原作をドラマ化するにあたっては映像化のプロである制作サイドと本件原作者との間で意見のやりとりを続けて、よりよいドラマを作っていこうと思っていた。
なお、後述のとおり、キャラクターのうち、特に朱里、進吾という内面の難しい点を抱えたキャラクターについては、制作サイドが作成したプロット、脚本に対し、本件原作者が原作のセリフ、エピソードに戻してほしいという修正意見をいうことが多かった。制作サイドは本件原作者に対し、キャラクター表があれば見せてほしいと要望したがキャラクター表は作っていないということであった。そこで、制作サイドは14各人が本件原作を読み込んで本打ちで議論する等5して把握しようとしていたが、原作者の意見と完全に合致することは難しかった。
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394 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:45:46.62 ID:XcJw9M1I0 - >>352
>>290=301 >(2) 本件脚本家への依頼
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417 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:50:40.64 ID:XcJw9M1I0 - 4 脚本家と原作者のネット投稿
(1) 2023 年 12 月 24 日、2023 年 12 月 28 日 脚本家のインスタグラムへの投稿 ① 投稿内容 2023 年 12 月 24 日、本件ドラマ最終回放送日に、本件脚本家は下記趣旨で自己 のインスタグラムに投稿した。 ・ 本件ドラマが今夜最終話放送であること。 ・ 最後は脚本も書きたいという原作者たっての要望があり、過去に経験のな い事態で困惑したが、残念ながら急きょ協力という形になったこと。 ・ 出演者等素敵な方とご一緒できたこと、感想や応援メッセージをくれた皆 様へ心から感謝をこめて。Happy Xmas. 同年 12 月 28 日、本件脚本家は下記趣旨で自己のインスタグラムに投稿した。 ・ 本件ドラマ最終回についてコメントやDMをたくさんいただいたこと。 ・ 本件脚本家が書いたのは 1〜8 話で、最終的に 9,10 話を書いたのは原作者 であること。 ・ ドラマ制作の在り方、脚本家の存在意義について深く考えさせられたこと。 ・ この苦い経験を次へ生かし、これからもがんばっていかねばと自分に言い 聞かせていること。 ・ 以後、同じことが二度と繰り返されないように。
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427 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:52:19.53 ID:XcJw9M1I0 - ② 本件脚本家の当時の心境
2023 年 12 月 24 日の投稿については、「9 話の脚本をなぜ書かなかったのか?」という心配のメッセージが本件脚本家のインスタグラムに届いていたため、かの説明をしなければと考えた。その際、本件脚本家は、自分が体調不良やスランプなどで周囲に迷惑をかけたと受け取られるのは困ると思い、状況を書ける範囲で正直に伝えた。 同月 28 日の投稿については、放送終了後、9,10 話を本件脚本家が書いたと誤解した視聴者から、本件脚本家に多くのメッセージが届いた。なかには物語の内容に不満を訴える声もあり、本件脚本家は再度自分が書いていないということを明確にする必要があると感じ、インスタグラムに投稿した。また、状況を鑑みて脚本家の権利として商習慣上「脚本協力」のクレジットが表記されるのが当然であり、日本テレビの対応を容認できないと考えていたため、2 度と同じことが繰り返されないようにという思いを書かずにはいられなかった。本件脚本家は、当時は何をどこにどう訴えても届かないことに疲弊し、精神的にも限界だった。
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434 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:55:28.55 ID:XcJw9M1I0 - ③ 日本テレビの対応
2023 年 12 月 6 日、B 氏と A 氏で本件脚本家に会いに行った際、本件脚本家からSNS への投稿を考えている旨伝えられた。本件脚本家はその際、ドラマのクレジットを決める権利は日本テレビにあるのに、協力クレジットまで原作者が口を出すのはおかしいと憤りを感じていた。日本テレビも同様に感じていると伝えられていた。そして本件脚本家は、「一切名前を出すなというのがやっぱり道理として納得できない」として、泣き寝入りすることはすべての脚本家の尊厳に関わると述べたという。その際、SNS に投稿するとしても、私がやったこと、嘘のないこと、最後まで協力したということは書くという趣旨の発言があった。 B 氏は個人のアカウントの発信を止めると、表現の自由の問題がある上、本件脚本家はクレジット問題に関して法的措置の可能性を示していたことから、その場で投稿を止めるのは逆効果であると考えた。逆に、不満に思っていたクレジットの件を納得頂くことで、SNS の投稿を止めることが得策だと考えたという。その後 D氏に報告した際、本件脚本家の希望を伝えたが「本件原作者にもう当てることは出来ない」と返事があり、クレジット問題について希望を叶えることは難しくなった。 当調査チームに対する C 氏の回答によると、D 氏から B 氏へ「本件脚本家に投稿などさせないように」という電話があったということである、ただし、B氏によると小学館から本件脚本家を説得して投稿しないようにしてほしいという依頼を明確に受けた記憶はなく、D 氏との間で、「SNS に投稿されるのは嫌ですね」との話になった程度ということである。 その後、本件脚本家の体調が優れず、本件脚本家との電話あるいは対面でのコミュニケーションが難しくなった。なお、メールあるいは LINE での連絡は取れていたが、A 氏、B 氏としてはクレジット問題が解決していない時点でこれらの手段で連絡を取ることは憚られた。本件脚本家の SNS への最初の投稿は、そうしたタイミングで行われた。B 氏は、SNS が投稿された翌日の 12 月 25 日、A 氏から投稿を知らされ、A 氏に本件脚本家と連絡を取るように指示した。
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439 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:56:08.28 ID:XcJw9M1I0 - A 氏は同日、放送終了のお礼を伝えるとともに、SNS 投稿を取り下げてもらいたいとの思いから、本件脚本家に会えないか電話をしたが、つながらなかった。そこで、A 氏は本件脚本家に対し、10 話放送を終え、一緒に作品作りをして頂いた本件脚本家に御礼の気持ちを伝えたいこと、本件脚本家の希望していた「協力」や「監修」のテロップを叶えられず誠に恐縮であるが、エンドロールでのオールスタッフのクレジットの先頭を、本件脚本家の名前を「脚本」という肩書で引っ張っていただくことが自分の気持ちであること、もう一度会って頂くことはできないか、という趣旨のメールを送付した。その際 SNS については触れていなかった。本件脚本家からは、翌 26 日、今は会って話しをするのはちょっと辛いので、落ち着いてからにさせて欲しい旨返信があった。本件脚本家によれば、クレジットを一方的に強行されたため、とても会って話をする心境ではなかったということであった。
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446 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:57:30.02 ID:XcJw9M1I0 - 一方、同日 D 氏から B 氏に対し、本件原作者が投稿を読み、本件ドラマの今後の作品展開(二次利用を含め)に関して、一旦状況を動かすことが難しくなった旨の連絡が入り、直ちに本件脚本家に当該 SNS を取り下げるよう日本テレビから要請してほしい旨抗議した。しかし、B 氏は D 氏に対し、本件脚本家と会うことが難しい状況であること、連絡が取れたとしても、個人の SNS 投稿を取り下げるよう強くお願いすることは難しいかもしれない旨回答した。
A 氏、B 氏、日本テレビのライツ部門は、本件脚本家の SNS 投稿について協議し、その結果ライツ部門の顧問弁護士である P 氏に相談したが、個人の投稿であるため、日本テレビから取下げを要求することは難しいという見解であった。同月 27日、D 氏から、本件原作者がトーンダウンしている、この件本件脚本家さんに対して強く当たらなくても良いかもしれない、との連絡があり、一度落ち着いた。これは、関係者から本件原作者に対し本件ドラマが素晴らしかった旨伝えられたことも一因であると考えられる。 同日 B 氏は小学館 S 氏、C 氏、D 氏に対し24、9,10 話について本件原作者の脚本で映像化することについて本件脚本家に理解をしていただいたこと、一方で「協力」のクレジット表示を断られたことについては理解が得られず、SNS 投稿の件も含め、会って説明したいが、それが出来ない旨メールで報告した。
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453 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 16:59:28.32 ID:XcJw9M1I0 - 翌 28 日本件脚本家の 2 回目の投稿があったが、メールや LINE での連絡は可能であったが、電話や対面での連絡はできなかったため、A 氏、B 氏は本件脚本家に会って話すことはできない状況だった。2024 年 1 月 11 日 D 氏から B 氏に対し、本件原作者の様子がまた悪化し、気持ちを文面にまとめている。抑えられれば良いがという連絡を受けた。B 氏は A 氏に改めて本件脚本家に連絡を試みるよう指示し、A 氏から本件脚本家に体調について気遣いをするとともに 9,10 話の脚本料のお支
払いをしたいので一度お会いできないかというメールを送ったところ、本件脚本家から既に日本テレビ宛に通知書を送ってある旨の返事があった。本件脚本家の弁護士から内容証明の形で二次利用において「脚本協力」として本件脚本家の名前をクレジットに入れるよう要望が届いた。 この頃、B 氏は本件原作者に放送のお礼を直接したい、SNS の件に関してもお詫びをしたいとして、直接話をさせてもらえるよう小学館サイドに伝えたが、実現しなかったという。 なお、本件脚本家は同年 1 月 26 日に本件原作者が書いたブログを読むまで、本件原作者がブログに記載するような状況については、日本テレビから伝えられておらず、一切知らなかった。
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477 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:04:20.65 ID:XcJw9M1I0 - (2) 2024 年 1 月 26 日原作者のブログへの投稿及び X での拡散
① 投稿内容 2024 年 1 月 26 日、本件原作者のブログにおいて、本件ドラマ視聴者への感謝とともに 9,10 話の脚本を本件原作者が書かざるを得ないと判断した経緯や事情の説明の投稿が以下のとおり行われた。また、同日本件原作者のXのアカウントにも投稿した。 (※投稿内藤 略) 本件原作者のX投稿が大手インターネットメディアにも取り上げられ、これに より関係者に対する誹謗中傷の SNS 投稿が繰り返される事態に発展した
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490 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:05:03.93 ID:XcJw9M1I0 - ② ブログ投稿の経緯
2024 年 1 月 16 日、本件脚本家の代理人弁護士から、9,10 話のクレジットに載せないと配信及び二次利用を差し止める旨の通知書が日本テレビに届いた。 同月24 日に、日本テレビ K 氏と G 氏が小学館 Q 氏に対し上記本件脚本家の代理人弁護士からの通知書の内容を示して 9,10 話に本件脚本家のクレジット表記することについて申し入れた。 同月 25 日、K 氏と Q 氏で会議が行われ、Q 氏から本件原作者が上記申入れを拒絶した旨伝えられた。また、本件原作者は、本件脚本家の SNS は事実と違うため、本件原作者から見た事実を伝えたいので、ブログを投稿したいといっている旨伝えられた。 同月 26 日午前、本件原作者の投稿の前に Q 氏から K 氏にも同投稿内容が共有された。K 氏はただちに社内に共有した上、A 氏と B 氏は、原作者ブログが事実と異なる点があると考え、これに対する説明資料の作成にとりかかった。 A 氏と B 氏で考えた反論をもとに、K 氏は A 氏と C 氏のやり取りを提示した上で、本件原作者の投稿内容が日本テレビの認識と乖離していることを指摘した。しかし、Q 氏からは投稿は止められない旨の連絡があり、上記投稿がなされた。
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503 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:08:13.31 ID:XcJw9M1I0 - ③ 本件原作者の訃報と直前の言葉
本件原作者は本件脚本家の 1 回目の投稿があった直後の 2023 年 12 月 25 日に関係者と食事をした。食事の際、本件原作者は以下の内容を関係者に話した。 ・ A 氏は最初から本件ドラマについて改変ありきで進めていたのではないか疑問に思う。 ・ 1 話から 8 話までは自分が大変な思いをして修正したものであるのに本件脚本家の手柄にされており、自分が脚本として作った 9,10 話が駄作と言われているのが許せない。 また、本件原作者が 2024 年 1 月 24 日に関係者に会った際、漫画「セクシー田中さん」はまだまだ続く、本件脚本家とのトラブルについては、小学館と対応を進めている旨の話を聞いたが、この時上記投稿をするという話は出なかった。 関係者は、本件原作者他とグループ LINE をしていたが、本件原作者の投稿後、本件原作者から「こんな騒ぎにしてしまって申し訳ありません」というメッセージが来た。関係者が「謝ることはないですよ、言いたいことがやっと言えてよかったですね」というメッセ―ジを送ったところ、本件原作者は「ありがとうございます。」とメッセージを残した。その後、本件原作者はグループ LINE のメッセージを全て消した。 同月 28 日、本件原作者は、Xに「攻撃したかったわけじゃなくて。ごめんなさい。」旨投稿した後、ブログ、Xの投稿を削除した。同月 29 日、本件原作者の訃報が報道された。
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526 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:12:31.58 ID:XcJw9M1I0 - 5 本件原作者ブログ掲載事項と日本テレビ制作サイドの認識
① 「ドラマ化するなら『必ず漫画に忠実に』。漫画に忠実でない場合は本件原作者がしっかりと加筆修正すること」について ア.当事者の認識 B 氏、A 氏からのヒアリングでは、2023 年 3 月 9 日の対面会議又は同年 3 月 29日のオンライン会議において、D 氏、C 氏から原作者は「難しい作家」という話は出たが、両氏からは原作者ブログにあるような「ドラマ化するなら『必ず漫画に忠実に』」というような条件は伝えられていなかったということであった。当調査チームへの C 氏、D 氏の書面回答では、条件として文書で明示しているわけではないが、漫画を原作としてドラマ化する以上、「原作漫画とドラマは全く別物なので、自由に好き勝手にやってください」旨言われない限り、原作漫画に忠実にドラマ化することは当然という認識であるということである。 また、その後の A 氏と C 氏、D 氏とのメールのやりとりにおいても、「なるべく原作の流れを崩さないようにしてほしい」等の要望は記載されていたが「必ず漫画に忠実に」という言葉がドラマ化の「条件」として出されてはいない。これは、同年 6 月 10 日に、D 氏からドラマオリジナル部分についての提案があった時点でも同様である。
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531 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:13:11.11 ID:XcJw9M1I0 - イ.「必ず漫画に忠実に」
もっとも、「必ず漫画に忠実に」という文言自体は抽象的であり、エピソードの順番、セリフまで全く変えないという趣旨であるのか、あるいは、本件原作者が本件漫画に対して持っている世界観、キャラクターの性格を変えないという趣旨であるのか、という点が本件原作者ブログからは必ずしも明らかではない。 この点については、ドラマ化にあたっては、尺、撮影、連続ドラマとしての 1話ごとの盛り上げ、実写化するにあたり実在する俳優の演技・セリフ、実写化にあたってのロケや予算等の制約、スポンサーへの配慮等による原作の改変は当然発生するものであり、漫画と全く同一にすることは不可能であり、本件原作者を含めて小学館サイドも日本テレビ制作サイドもこの認識は有していた。 本件原作者も、「漫画とドラマは見せ方が違って当然なので、本来なら、ドラマはドラマのアレンジを加えてより良い物にして頂くのが 1 番と承知しているが」(同年 6 月 11 日 C 氏から A 氏へのメールに添付された「6 話プロットのお返事 611 という Word 文書より)旨 C 氏を通じて A 氏に対しメールで伝えており、当調査チームへの C 氏の書面回答でも本件原作者もそれは認識していた旨の回答があった。 A 氏は、原作をリスペクトしてドラマ化する、本件原作者の意向を無視した改変はしない旨小学館に伝えていたものの、上記のようなドラマ化にあたって必要不可欠な改変は当然発生すると考えており、さらに、ドラマ制作のプロである自分たちがよりよいドラマを作るための提案をし、本件原作者とすり合わせのうえ、よりよいドラマを作っていきたいと思っていた。 その他、同年 6 月 11 日の C 氏から A 氏へのメール(第 3、2(10))、同年 8 月3 日、4 日の A 氏、C 氏とのメールでのやりとり(第 3、2(15))、同年 9 月 24 日の A 氏、C 氏とのメールでのやりとりでも、ドラマ化にあたって、エピソードの順番やセリフの変更があることが A 氏から指摘され、C 氏も同意している。
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540 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:15:26.20 ID:XcJw9M1I0 - ウ.「毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出された」かについて
本件原作者は、同ブログにおいて、毎回、漫画を大きく改編したプロットや脚本が提出された、その例として、漫画で敢えてセオリーを外して描いた展開をよくある王道の展開に変えられてしまう、個性の強い各キャラクター、特に朱里・小西・進吾は原作から大きくかけ離れた別人のようなキャラクターに変更される、性被害未遂・アフターピル・男性の生きづらさ・小西と進吾の長い対話等、本件漫画の核として大切に描いたシーンは、大幅にカットや削除され、その理由についても納得のいく返事はない、と記載していた。 もっとも改変自体について、当調査チームへの書面回答で C 氏は、「メディア化経験豊富な本件原作者はドラマ化に際し、撮影上の物理的事情、スポンサー関係の事情などやむを得ない改変がありうることは承知されていましたし、物事を公平に判断される方でしたので、御自分が納得できる改変であれば受け入れるというお気持ちをずっとお持ちでした。」としている。その一方で具体的な指摘として
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550 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:17:53.17 ID:XcJw9M1I0 - (※具体的な指摘 略)
などの指摘を原作者から受けており、これらは「無視してよいトーンである」という判断には通常は至らないものと思います、とも述べている。 一方、原作に対する考えとして A 氏を含めたコアメンバーは本件漫画を大切にしていこうという意識を常に持っており、本件漫画を読み込み、本打ちでも毎回数時間にわたって議論していたし、性格の把握が難しいキャラクターについては、本件原作者がキャラクター表を作っていれば見せてほしい旨問い合わせをしたり、コアメンバーで数日に分けて何回も議論したということであった。 また、ストーリーやキャラクター設定についてはドラマ化のために必要な改変しか行っていないという認識であった。各話について、実際にプロット、脚本を送ってみないと原作者の拘りがどこにあるかがわからないことも多々あり、その際には、改変の理由もメールで記載するだけでなく C 氏に電話で説明していた、 何回かのラリーの結果本件原作者がどうしても譲れない点についてはできる限り本件原作者の指摘どおりに修正した、ということであった。上記当調査チームへの C 氏の書面回答の具体的指摘部分についても、本件原作者の指摘を受けて修正されている。 この点は、最後まで制作サイドと本件原作者との認識が一致しなかった
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556 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:19:53.42 ID:XcJw9M1I0 - ② 「漫画が完結していない以上、ドラマなりの結末を設定しなければならないドラマオリジナルの終盤も、未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様『原作者があらすじからセリフまで』用意すること」
及び ③ 「原作者が用意したものは原則変更しないでほしいので、ドラマオリジナル部分については、原作者が用意したものを、そのまま脚本化する者を想定する必要や、場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もあること」 について ア.2023 年 3 月 29 日~同年 6 月上旬まで ①で述べたとおり、同年 3 月 29 日の会議で、B 氏、A 氏が D 氏、C 氏から上記のような条件を言われたことはなかった。 また、同年 4 月 24 日に C 氏から A 氏に A4 1 枚枚程度の全体構成案がメール添付されていたが、こちらをベースにまとめて戴けたら、でもマストではないので、ご提案があれば随時お聞きしたい旨コメントが付されていた。一方、小学館側は B 氏に対し、この時期に「脚本が原作者の意図を十分汲まず、原作者の承諾を得られないときは、原作者に脚本を書いてもらうこともある」と伝えたとの認識を示している。
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558 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:20:44.80 ID:XcJw9M1I0 - イ 2023 年 6 月 9 日、10 日について
B 氏からのヒアリングによれば、4 月中旬以降 D 氏から B 氏に電話があった際も、基本的にはドラマオリジナル部分について本件原作者からロングプロットの提案をしたい、ということであった。 B 氏から D 氏の提案を聞いた A 氏も、ドラマオリジナル部分について本件原作者がロングプロットを出してくれるのであればありがたいと思い、B 氏に対し、D 氏の提案に応じる旨回答することに同意している。 これを受けて、同年 6 月 10 日に D 氏から A 氏に対し、「ドラマオリジナル展開に関しては、本件原作者の方から、脚本もしくは詳細プロットの体裁でご提案(中略)許諾の条件というほどではありませんが、はっきりとした要望としてご検討いただけますと幸いです」(同月 10 日、D 氏から A 氏へのメールより)というメールが来た。ここで、初めて小学館側から、ドラマオリジナル部分については、原作者から脚本もしくは詳細プロットの体裁での提案が出ているが、ここでも「はっきりした要望」とは言っているが「許諾の条件」ではないと言っている。
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- 小学館『セクシー田中さん』調査報告書を公表 再発防止誓う コミュニケーションの問題も指摘「脚本家に要望が伝わっていなかった可能性」 [Ailuropoda melanoleuca★]
567 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:21:35.62 ID:XcJw9M1I0 - A 氏は D 氏のこのメールに対し「脚本又は詳細プロット」を本件原作者が書くことは了解した、こちらからもその提案を受けて、案出しもさせて頂ければという旨の回答をしているが、その後の C 氏とのやりとりを通じて、脚本を外し、詳細プロットのやりとりということにしている。実際 C 氏はその後のメールにて「9,10 話に関しましては、本件原作者にプロット書いていただく方向で進められたらと思います」旨返信しており、脚本の文字は外れている。
同月 11 日に C氏に対し本件原作者が詳細プロットを提案することを本件脚本家も了解した旨伝えており、ここではドラマオリジナル部分も本件脚本家が執筆することが当事者の前提となっていた。また、案出しもさせていただければという A 氏からの回答からも、原作者が用意したものをそのまま脚本化する者を想定することに同意してはいないことが推認される。 もっとも、当調査チームへの C 氏の書面回答によると、本件原作者が脚本を執筆する可能性があることは前から約束されており、プロットを忠実に脚本に起こしていただけるならば、という前提で「プロットを書いて頂く」としたのであり、この時点で脚本を条件から外したことはないと回答している。
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583 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:26:00.78 ID:XcJw9M1I0 - ウ.2023 年 8 月 3 日、4 日の A 氏と C 氏とのメールのやりとり
同年 8 月 3 日に C 氏からメールで送られてきた 8~10 話の本件原作者の提案したプロットについて、アレンジやエピソード順番入れ替え、セリフの変更は、基本しないでほしいという本件原作者のコメントが伝えられたが、A 氏は、本件脚本家が台本にする上で、こちらは絶対に発生する、もちろんこのご提案プロットをベースにするが、尺、撮影、実写化するにあたり必要なこと、スポンサー、 ドラマとしての 1 話ごとの盛り上げ、役者とのすり合わせ、諸々取り入れて台本にしていくこと、5 話までの台本も、原作をベースにアレンジやエピソード順番入れ替え、をしてきたこと、それで本件原作者の意向と違った場合は、本件原作者が絶対に譲れないところは原作に戻し、あとは毎回すり合わせで着地点を探させてきて頂いた、8~10 話も同じ形で進めさせて頂きたい旨(同年 8 月 4 日、 A 氏から C 氏へのメール)返答し、 C 氏も「勿論、承知している、一応、本件原作者の言葉はそのまま伝えたが、一切の変更を許さないということではない、本件原作者がどうしても譲れない箇所は修正をお願いしてきたと思うので、今後も同様に擦り合わせさせて頂きたい、まずはドラマサイドとしての監修をお待ちしている」旨メールにて返信している(同年 8 月 5 日、A 氏から C 氏へのメール)。 これらのメールからは、同年 8 月上旬の時点でも、ドラマオリジナル部分の 8~10 話についても、A 氏が、ドラマ化においては、アレンジやエピソード順番入れ替え等、原作に改変を加えることがあることを指摘し、C 氏も「本件原作者がどうしても譲れない箇所は修正をお願いする」という条件で、原作に改変を加えることがあることを承知していたといえる。
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600 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:28:39.62 ID:XcJw9M1I0 - エ.小括
以上から、同年 6 月 10 日頃まで、②「本件原作者がドラマオリジナル部分については、あらすじからセリフまで用意する」、あるいは、③「原作者が用意したものを、そのまま脚本化する者を想定する必要や、場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もある」ということは伝えられてはいたものの、日本テレビでは条件との認識はなかった。その上、あらすじからセリフまで書くということの意味について、日本テレビは脚本ではなく、プロットとの認識で、小学館との間には認識の齟齬がある。 小学館から日本テレビ制作サイドが、イ、ウが実現できなければ、9,10 話の放送はさせないと言われたのは、同年 10 月 21 日の D 氏から B 氏の電話、及び同日の C 氏から B 氏へのメールが初めてである。この時、C 氏を通じた本件原作者の言葉として「脚本家さんは、今すぐ替えていただきたいです。と、終盤オリジナル部分は本件原作者があらすじからセリフまで全て書くとお約束した上で、今回のこの 10 月クールのドラマ化を許諾しました」とされている。 これに対し B 氏は「終盤オリジナル部分は本件原作者があらすじからセリフまで全て書くと、お約束した上で、この 10 月クールのドラマ化を許諾しました」という部分に関しては「お約束に沿う形で進めてまいりたいです。」旨メールで返信している。この B 氏のメールの文言からも、終盤オリジナル部分は「本件原作者があらすじからセリフまで全て書く」という約束はあったと推認できる
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603 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:29:49.68 ID:XcJw9M1I0 - しかし、B 氏はドラマ化スタートと考えている同年 3 月の時点にはそのような 約束も条件もなかったことを明言していること、既に述べたとおり、同年 6 月以 降であっても、本件原作者が提案したのはざっくりプロット(同年 7 月 20 日 C 氏からのメール)や詳細プロット(同年 8 月 3 日 C 氏からのメール)であって脚 本の形ではないこと、A 氏は C 氏に対し、メール及び電話にて本件脚本家が脚本 を書くことを前提にドラマ化にあたってエピソードの入替やセリフの改変があることを再三説明し、C 氏もこれを了承している。このため、「終盤オリジナル 部分は本件原作者があらすじからセリフまで全て書く」ことは、少なくとも日本テレビにとっては原作者がプロットを提示することであり、脚本を書くことではないという認識であった。また、それがドラマ化にあたっての条件であると提示されたり、日本テレビ制作サイドがこれを了承していたことはなかったという認識であった。
一方当調査チームのヒアリングに C 氏は別の脚本家、もしくは原作者が脚本を書くことを許諾の条件としたことについて「弊社 D 氏が貴社 B 氏にお伝えしております」としているが、B 氏は「そのような話はなかった」と否定しており、脚本をめぐる見解には日本テレビと小学館の間で距たりがある。 以上のとおり、仮に、本件原作者ブログのとおり、本件原作者がドラマ化に同意したのが、同年 6 月上旬であっても、上記②ア~ウまでの条件を日本テレビ制作サイドが認識していたことも、同意していたことも認められない。この時点で、この条件について小学館サイドから何回も念を押されたことも認められない。
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631 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:33:32.81 ID:XcJw9M1I0 - (3) 本件原作者の「要望」についての日本テレビ制作サイドの認識
① 2023 年 4 月末から 10 月 21 日まで C 氏、D 氏を通じて本件原作者と制作サイドは、プロット・脚本のラリーを行っていた。当調査チームへの書面回答に C 氏は、「メディア化経験豊富な本件原作者はドラマ化に際し、原作の流れを崩さないやむを得ない改変があり得ることは承知していたし、物事を公平に判断する方だったので、自分が納得できる改変であれば受け入れる」と回答している。 一方、本件原作者は C 氏を通じて、以下のように原作を変えないでほしい旨、制作サイドに伝えていた。 (※要望の具体例 省略) しかし、制作サイドは、前述のとおり、 ・本件原作について、どこまで改変が許されるのか、詳細な確認を取っていなかったこと ・C 氏からのメールも「基本的には」「やむを得ない場合以外はできるだけ」「希望である」という指摘が多く、「創作を入れるな」と明確に指摘しているのは同年 10 月 2 日のメールが初めてであること ・朱里、進吾のキャラクターは把握が難しく本件原作者のキャラブレの認識と制作サイドの認識が一致しなかったこと ・本件に限らず原作者からの修正要望はよくあることであり、本件原作者の修正要望が特別に多いとは、少なくとも 9 月頃までは思っていなかったこと ・プロット・脚本のラリーを通じてどうしても本件原作者が譲れない点は原作に戻すことによって、よりよいドラマになると考えていたこと から、本件ドラマ化にあたっての制作サイドが提案した改変は許されるものと考えていた。
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645 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:35:37.08 ID:XcJw9M1I0 - ② ドラマオリジナルの終盤
未完の漫画のこれからに影響を及ぼさない様「原作者があらすじからセリフまで」用意する、原作者が用意したものは原則変更しないでほしいので、ドラマオリジナル部分については、原作者が用意したものを、そのまま脚本化する人を想定する必要や場合によっては、原作者が脚本を執筆する可能性もあることについて、本件原作者は C 氏、D 氏を通じて、以下のように制作サイドに伝えていた。 ・ 6/10 D 氏が A 氏に対し、ドラマオリジナル部分については脚本及びプロットを原作者が用意することが「許諾の条件ではないが、はっきりした要望」だとメールしている。 ・ 6/14 脚本家について不安だという本件原作者のメール「オリジナル展開の 9話 10 話で、収拾つかなくなっちゃうんじゃないかと、不安」 ・ 8/3 本件原作者提案の 8~10 話のプロットについて、ネタバレギリギリのライン探りながらバランス見ながら書いてるので、アレンジやエピソード順番入れ替え、セリフの変更は、基本しないでほしい旨の付記。 ・ 9/10 本件原作者が書き下ろした 8〜10 話に関しては、撮影の都合などの理由以外では、出来る限り改変しないでほしい、という旨のメール。 ・ 9/14 2 話の追加台本の際に、8~10 話については一言一句絶対変えないで、と言っている旨の C 氏からのメール。
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692 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:43:55.54 ID:XcJw9M1I0 - ・ 9/10 頃 D 氏から B 氏へ本件原作者と本件脚本家の相性が悪いので替えられないか、という相談の電話あり。
・ 10/2 C 氏から 8 話以降は、今までとは根本的に違い、ドラマとして必要な変更以外は基本的にしないでほしい旨のメール ・ 10/10 コミック 7 巻の本件原作者のメッセージ(ドラマオリジナル部分についてはあらすじからセリフまで) しかし、制作サイドは、C 氏、D 氏が明確に絶対的な条件である旨明言していなかったこともあって、ドラマオリジナル部分は原作者が用意したものを原則変更せず、そのまま脚本化することが本件ドラマ化の条件であるとは認識しておらず、少なくとも 10 月 2 日の C 氏からのメールが来るまでは、ドラマオリジナル部分の本件原作者のプロット提案についても、1~7 話までと同様、プロット・脚本のラリーを通じてどうしても原作者が譲れない点は原作に戻すことによって、よりよいドラマになると考えていたため、そのようなプロット、脚本を作成して C 氏を通じて本件原作者にメールにて送っていた。 C 氏は、できあがったドラマは最終的に本件原作者の意向をすべて反映して本件原作者の納得のいくドラマになったと当調査チームへ書面で回答しているが、改変の程度をめぐる本件原作者と制作サイ ドの認識の差を埋めることはできず、最終的に本件原作者が脚本を書く事態に至った。
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710 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:48:43.13 ID:XcJw9M1I0 - 54)例として、本件ドラマでは、笙野と小西の勤務先を同じ商社にして効率良く撮影が行われている。原作では笙野は銀行、小西は広告代理店であるが、この点は勤務先を商社に揃える旨の提案が制作サイドからなされ、本件原作者はこれについて承諾している。
55)第 6 話では、予算の関係で進吾及び小西が 2 人で飲む店をサバランに変更したい旨の提案が制作サイドからなされたが、本件原作者は、「予算の関係で、進吾&小西が 2 人で飲む店をサバランに変えたい件は、絶対 NG です」と指摘したため、2 人が飲む店をサバランに変更するという提案は実行されていない。
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730 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:52:09.10 ID:XcJw9M1I0 - (12) 2 話追加台本について
2023 年 9 月 14 日頃、撮影が進行する中で 2 話の尺が足りないことが発覚し、本件脚本家が追加脚本を作成し、同日 C 氏にメールにて送付した。翌日、C 氏からは「基本的には問題ありませんが、先生より『出来れば』リクエストがありましたのでお伝えします。」との返答がメールにてあった。制作サイドは本件原作者のリクエストを検討したが、2 話冒頭のレッスンシーンが長くなり冒頭のテンポが悪くなってしまうこと、レッスンに興味がない視聴者は冒頭のレッスンシーンが長いとドラマから離れてしまうため、取り入れることは難しいと判断した。A 氏によれば、A 氏が C 氏に対し電話でその理由も説明し、C 氏も「出来れば」であるから大丈夫である旨述べて承諾した。 追加脚本でも尺が足りずさらに追加が必要になったため、A 氏が追加の修正案を C氏にメールにて送ったところ、C 氏から、これはちょっと厳しい、本件原作者が代筆したいと言っている旨の返答がメールにてあった。 同月 21 日、C 氏から本件原作者が考えた 2 話の追加脚本がメールにて送られてきたが、当初の追加脚本で本件原作者から一度 OK がされた箇所も修正されていた。A 氏としては、本件原作者が一度 OKしたものを修正するのはルール違反であると思った。
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735 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:52:54.30 ID:XcJw9M1I0 - しかし、同月 24 日、C 氏から、自分個人としては、本件脚本家、監督がここまで歩み寄っているので譲歩すべきだと思うが、初めの時点で言ったとおり本件原作者は「難しい」作家であり、これ以上押せば全てをひっくり返す騒ぎになりかねないこと、
本件原作者が本件脚本家の書くものが耐え難い、別途 Hulu で配信予定だったスピンオフ作品も取りやめると言い出していること、2 話追加台本の修正のことで 8〜10 話も一言一句絶対に変えないでと更に強固になってしまったので、何とか折り合いをつけてほしい、コントロールが効かず、大変不甲斐ない話ではあるが、追加シーンを入れなくても成立していた脚本であり、内容的にマストではないのなら、他の手段の対処でお願い出来ないか、とメールで言われ、A 氏も同意せざるを得ず、C 氏にその旨メールにて返信した。 その際、A 氏は C 氏に対し、「8〜10 話一言一句変えないのは無理ですので、その点は何卒よろしくお願いします。もちろん C 氏はご理解頂いていることは重々承知ですが。」とメールした。その結果、2 話追加台本については本件原作者の意見どおりに修正した。
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751 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:57:46.19 ID:XcJw9M1I0 - 「一点、本件原作者(先生)の伝言にありました『アレンジやエピソード順番入れ替え、セリフの変更は、基本、しないでほしいです。』というところだけ指差し確認させてください。
本件脚本家が台本にする上で、こちらは絶対に発生します。もちろんこのご提案プロットをベースに致しますが、尺、撮影、実写化するにあたり必要なこと、スポンサー、ドラマとしての1話ごとの盛り上げ、役者とのすり合わせ、諸々取り入れて台本にしていきます。 第5話までの台本も、原作をベースにアレンジやエピソード順番入れ替えをさせて頂いてきたと思います。それで本件原作者(先生)のご意向と違った場合は、先生が絶対に譲れないところは原作に戻し、あとは毎回すり合わせで着地点を探させてきて頂いたと思っております。8〜10 話も同じ形で進めさせて頂きたいです。」 (8 月 4 日 A 氏から C 氏へのメール)
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755 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 17:58:45.05 ID:XcJw9M1I0 - 「こちらについては勿論、承知いたしております。一応、本件原作者(先生)のお言葉はそのままお伝えしましたが、一切の変更を許さないということではありません。
脚本に関してはこちらは素人なので、物理的なことは理解不足なまま描いていますし、失礼を承知ながらも、本件原作者(先生)がどうしても譲れない箇所は修正をお願いしてきたと思いますので、今後も同様に擦り合わせさせて頂きたいです。 まずはドラマサイドとしてのご監修をお待ちしております。」 (8 月 4 日 C 氏から A 氏へのメール) A 氏は、1~7 話において制作サイドの提案を本件原作者が受け入れることもあったため、このときは、本件原作者も絶対に譲らない人ではないと考えており、すり合わせで 8 話以降も作っていきたいという思いだった。
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774 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 18:00:59.14 ID:XcJw9M1I0 - >>748
>難しいといったcは編集者? 小学館報告書【匿名化された個人の所属等】 A 氏 日本テレビドラマ制作関係者 B 氏 日本テレビドラマ制作関係者 C 氏 小学館関係者 D 氏 小学館関係者 E 氏 日本テレビドラマ制作関係者 F 氏 日本テレビドラマ制作関係者 G 氏 日本テレビドラマ制作関係者 H 氏 日本テレビドラマ制作関係者 I 氏 日本テレビドラマ制作関係者 J 氏 日本テレビドラマ制作関係者 K 氏 日本テレビ関係者 L 氏 日本テレビ関係者 M 氏 日本テレビ関係者 N 氏 日本テレビ関係者 O 氏 日本テレビ関係者 P 氏 日本テレビ関係者 Q 氏 小学館関係者 R 氏 小学館関係者 S 氏 小学館関係者
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798 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 18:07:17.81 ID:XcJw9M1I0 - >>576
>それだと脚本家の怒りの矛先は日テレに向かうはずなのに、全く日テレ批判はしてないんだよなあ 日テレと連絡を絶ち 法的手段で訴えようとして日テレが慌ててる >>427=434=439
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840 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 18:15:00.15 ID:XcJw9M1I0 - 小学館のPDF「報告書」全90ページ
日テレのPDF「報告書」全97ページ どちらもHPに公開されているからまずは全部読んでみたらいいよ たとえば >社員Aは、上記の10月2日の日本テレビ社員Y氏あてメールで、 >本件脚本家に関して次のように問いかけている。 >「確認なのですが、芦原さんが描き下ろした8~10話は基本的に変更無しで使用してほしい、 >という話は●●さん(本件脚本家。原文は実名)に伝わっていますか? >●●(社員B。原文は実名)から●●さん(日本テレビ社員X氏。原文は実名)にもお電話差し上げたのですが、 >そのお話しは●●さん(日本テレビ社員Y氏。原文は実名)に伝わっていますでしょうか?」 >以後のメールで日本テレビ社員Y氏がこの点について回答した形跡はない。 >また本件脚本家によると、同氏は一切聞かされていないとのことである(本委員会質問に対する回答)。 >>802 >ー
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866 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 18:19:36.07 ID:XcJw9M1I0 - >>802
あー間違えた >>748 >難しいといったcは編集者? (2)関係者(小学館報告書 P4-5) ア 一覧 日本テレビとの契約関係では、社員Bが社員Jの協力を得てこれに当たり、 脚本などドラマの内容に関しての日本テレビ担当者との折衝や芦原氏との協議相談は、社員Aが担当した。 社員Bの上司が社員Cであり、社員Cは社員Jの上司でもあった。社員Cの上司は、取締役Iが担っていた 社員Aの上司は、ドラマ化打診当初の2023年3月より同年9月末までは、社員Hであり、同年10月以降は、社員Gが上司となった。 社員H、Gの上司が社員Fであり、その上司が取締役Eである。 なお、第一コミック局は、女性コミックの部署であり、取締役Eと取締役Dが担当していた。 イ 各人の業務権限(略) ウ 本事案における各人の具体的業務 社員Aは、日本テレビ社員Y氏とやり取りをして、ドラマ化に伴い制作されるプロット・脚本を芦原氏に取り次ぎ、芦原氏の意見を日本テレビに返すことを主に行った。 社員Bは、日本テレビ社員Y氏とその上司の日本テレビ社員X氏とやり取りして、ドラマ化を進めるための条件を伝えたり、社員Aと協働して芦原氏の意向として日本テレビに伝えるべきことを伝えたりするなどの業務を行った。
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897 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 18:25:13.55 ID:XcJw9M1I0 - >>762
>相沢が原作の衣装を変えて違う衣装にする >↓ >それに合わせたダンスシーンを撮ろうするがベリーダンス的には有り得ないと原作者に指摘され確認と変更をうながされる >↓ >>842 >さすがによーわからん、知ってる人には許せないんだろうけど “ベリーダンス的には有り得ない”のはどこだろう あとこのドラマは衣装も脚本家が決めて衣装ディレクターへ指示出してたん? 珍しい構図だね
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919 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 18:29:03.99 ID:XcJw9M1I0 - >>852
>普通はサイトのトップに載せそうなものなのに トップのお知らせにある↓よ TOP>お知らせ>特別調査委員会による調査報告書公表および映像化指針策定のお知らせ
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- 小学館『セクシー田中さん』調査報告書を公表 再発防止誓う コミュニケーションの問題も指摘「脚本家に要望が伝わっていなかった可能性」 [Ailuropoda melanoleuca★]
971 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 18:36:18.50 ID:XcJw9M1I0 - >>928
>>934 なーるほど
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- 日テレ「セクシー田中さん」原作者、明かしていた不信感「改変ありきで進めていたのでは」亡くなる直前にグループLINEで謝罪 [muffin★]
929 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 19:21:10.83 ID:XcJw9M1I0 - >>591
>>928 ただ、これは小学館の報告書だから そうミスリードさせたいのは小学館、てことになってしまうけどね
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- 小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった [ひかり★]
93 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 19:30:13.39 ID:XcJw9M1I0 - (2) 本件脚本家への依頼
A 氏は、本件脚本家に依頼する前に、何名か他の脚本家に依頼したがスケジュール等が合わなかった。2023 年 4 月 4 日、A 氏は、本件脚本家が書いた「ミステリと言う勿れ」の原作もドラマも良かったと思っていたこと、本件脚本家は過去執筆した脚本に生きづらさを抱えた女性を描いたものがあったこと等から本件ドラマの作風にあうと考え、本件脚本家にコンタクトを取った。本件脚本家は当初はスケジュールが埋まっていたものの、スケジュールが変更になりそうとのことであったため A 氏から企画書を送り、話を聞いてもらうことになった。その後本件脚本家の要請により原作コミック 1 巻~6 巻も送った。 同年 4 月 15 日、A 氏と本件脚本家とが対面で打ち合わせを行った。本件脚本家は、日本テレビで脚本を書くのは 20 年振り以上であり、A 氏とも初めて会ったが、原作が面白かったことと、A 氏は誠実そうであり、かつ本件ドラマ化についての熱意が伝わってきたことから、本件ドラマの執筆を引き受けることにした。本件ドラマは全 10話を予定しており、1 話~10 話までを本件脚本家が執筆する予定であった。本件脚本家は、この時点で A 氏から原作の利用許諾がされている旨の説明を受けており、ドラマ化にあたっての諸条件について問題ないと感じた。
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- 小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった [ひかり★]
95 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 19:32:16.59 ID:XcJw9M1I0 - 本件脚本家が A 氏に対し、本件原作者のドラマ化に対する姿勢を聞いたところ、A 氏は「難しい人」(こだわりが強い人)と聞いている旨述べた。本件脚本家は「難しい人(こだわりが強い人)かー」とは言ったものの、原作が大変面白いので原作を大事に描きたい、こだわりが強い人のほうが良いドラマができると思うのでがんばりましょうという旨述べた。
なお、当調査チームに対し、本件脚本家は、この時点で A 氏からは雑談で「難しい人(こだわりが強い人)」という話はあったかもしれないが、明確な説明はなかった、自分は原作者との間に揉め事が生じるのは嫌なので、この時点でもし「難しい人」と説明されていたら、必ず「どの程度難しい人なのか」「改変がどこまで許されるのか」等、詳細の確認を求め、その上で執筆を引き受けるか慎重に判断したはずである旨述べている。 ドラマ化にあたって「必ず原作に忠実に」「終盤は本件原作者が脚本を書くこともあり得る」という条件については、A 氏自身そのような条件が小学館から出されているという認識がなかったため、A 氏から本件脚本家には説明されていない。 B 氏は、A 氏からの報告を受け、第 1 回の脚本打ち合わせ(以下「本打ち」という。)に参加して本件脚本家の様子を見ていたが、本件脚本家がしっかりしており、かつベテランであることから本件脚本家に依頼することについて問題ないと思った。
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- 小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった [ひかり★]
106 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 19:44:26.60 ID:XcJw9M1I0 - (エ)社員Aと社員Bは、3月9日、小学館において日本テレビ社員X氏と日本テレビ社員Y氏と面談した。面談の目的は日本テレビからの挨拶であったが、社員Aは、芦原氏が自分の作品を大切にする方であり、作品の世界観を守るために細かな指示をする所謂「難しい作家」であるから、原作に忠実で原作を大事にする脚本家でないと難しいと伝えた。
対して日本テレビ社員Y氏は、原作が大好きで、すごく面白いからドラマ化したいと述べ、当然、原作に忠実にするとのことであった。なお本委員会からの質問に対して、日本テレビ社員Y氏は、「『原作を大事にして欲しい』という趣旨はお聞きしましたが、脚本家はどういった方がいいという話までは出ていなかったと記憶しています」「『当然、原作に忠実にする』という発言はしておりません」と 回答している(特別調査委員会からの質問(以下「本委員会質問」)に対する回答)。
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- 小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった [ひかり★]
107 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 19:44:53.16 ID:XcJw9M1I0 - 同日の面談では放映開始時期について日本テレビが同年10月期を考えているとのことだったが、社員Aらは10月期では、芦原先生はこだわりが強いから、脚本監修の時間が足りなくなる恐れがあり、1月期が望ましい旨を話した。
また社員Bは、他局からもドラマ化の申し出があることを説明した。結局、この日は、キャスト候補者を話題にしたほか、挨拶程度のやり取りで終わった。 社員Aが、同日夕刻、日本テレビの企画書を芦原氏に送信したところ、企画書を見た同氏からは良いと思うとの好意的な反応を得た。その日の夜、日本テレビ社員Y氏は、キャスト候補者を増減しつつ、6人の脚本家候補、3人の監督候補を追記した企画書の修正版を社員Aに送信した。なお本件脚本家はこの候補者には入っていなかった。
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- 小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった [ひかり★]
109 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 19:45:43.06 ID:XcJw9M1I0 - (オ)その後日本テレビ社員Y氏から同月27日、社員Aに社内選考を受けるにあたって必要であるとの理由で芦原氏の感触と他社の取り組み状況がどうなっているか知りたいとの照会があり、29日に9日と同一メンバーによるオンライン会議が持たれた。先だって社員Bは、他社に当面ドラマ化の意向がないことを確認し、会議で報告した。小学館は、他社の企画提案をペンディングにして、日本テレビと具体的な条件を協議していくことになった。
以後、日本テレビがドラマ化のためのキャストや脚本家の選定を進め、小学館がこれに意見や助言を与えて、契約に至るべく協力し合う関係になっていったが、未だ日本テレビ内部で正式に放映が決定したものではなかった。 なおこれらの当初の頃から、本件漫画の原作は10月発行予定のコミックス第7巻分を含めても原作の分量としてはドラマの第8話途中くらいまでとなり、第10話のドラマ化のための原作には不足することが予想されていた
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- 小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった [ひかり★]
110 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 19:47:08.24 ID:XcJw9M1I0 - イ脚本家によるプロット作成
4月5日、日本テレビから脚本家候補者として本件脚本家ほか1名の提案があり、同氏の代表作リストも添えられていた。この時点では芦原氏は異論を述べず、その後同月19日に本件脚本家に決まった。同日、日本テレビ社員Y氏から漫画が未完であることからオリジナルドラマの着地点の相談を受け、社員Aは、所謂「ネタバレ」を避けるため最低限の全体構成案を示し、それをベースにするように求めた。 (以下、脚本家選定の話はないので略)
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- 小学館が報告書「セクシー田中さん」企画書の脚本家候補は6人 担当脚本家は当初いなかった [ひかり★]
115 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 20:07:09.15 ID:XcJw9M1I0 - >>114
小学館の報告書 >>93=95=106=107=109=110
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- カードショップが客に異例の要請「清潔な状態でご来店を…」 同情相次ぐ「悲しい」「不戦敗で」 [征夷大将軍★]
30 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 20:10:22.82 ID:XcJw9M1I0 - >>4
>ワキガの人とかどーすんの 特殊な例を出しても無意味だし むしろワキガの人は、人一倍デオドラントに気を遣ってるよ 風呂も毎日入るし外出前にシャワーするし 制汗剤も持ち歩いてる
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- カードショップが客に異例の要請「清潔な状態でご来店を…」 同情相次ぐ「悲しい」「不戦敗で」 [征夷大将軍★]
38 :名無しさん@恐縮です[]:2024/06/03(月) 20:11:51.07 ID:XcJw9M1I0 - >>7
>風呂入ってから来るまでかいた汗はセーフ? それとホームレス的悪臭は全然ちがうし 気になるなら、入店前に汗拭きシートでひと拭きしたり 制汗スプレーをしたりすればすむ話
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