- 【FEZ】ファンタジーアースゼロ雑談スレ 800(ぉw
413 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:03:29.09 ID:arBmlpC8 - 事の初めはそう。
某ネトゲを始めたことがきっかけだった。 そこで見た光景は 女アカウントのケツをおっかけて 率先して狩りを手伝ったり アイテムを貢ぎまくる男たち。 俺も女アカウントを作れば・・・! これが事の発端だった
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414 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:03:50.47 ID:arBmlpC8 - 男アカウントでネットの世界でもぼっちだった俺。
女アカウントを作ると早速男達が群がってきた。 最初は特に自分が演ずる女の子の設定を 考えることもなく ただ飢えたオス共に手伝ってもらうことしか考えていなかった
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415 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:05:02.55 ID:arBmlpC8 - ここでつくづく思う
男っつーのは単純な生き物なんだな。と 半年かけた男アカウントのレベルを 女アカウントのほうはたった1週間で塗り替えてしまった。 つくづく女の人生はイージーモードだぜ。 俺は決めた。 ネットの世界では女になりきろうと
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422 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:12:44.36 ID:arBmlpC8 - ここで俺が演じる事になる女の子の人格形成がはじまった。
ネットの中の俺スペック ・女 ・19歳大学生 ・居酒屋でバイトをしている ・実家は父親家庭で兄弟は弟が一人 ・中学高校と陸上部で足が速い 他にも細かい設定はあるがあげだしたらきりがないので 省略させてもらう リアル俺スペック ・男 ・24歳ニート ・天パ 毛深い 胸毛ボーボー(厨房の頃のあだ名は胸毛大魔王) これだけあれば十分
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423 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:13:29.18 ID:arBmlpC8 - ネトゲというものは
敵を倒してレベルをあげるだけでなく 人間同士のコミュニケーションも楽しみの一つだ。 男アカウントを使っていた頃の俺は 他のユーザーと世間話をしたこともない。 ところが女アカウントに変えた瞬間 とても楽しい日々が始まったのだ。 みんなが・・・俺と話したがってくれてる・・・!! 俺は感極まって泣きそうになった。いや泣いた
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428 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:16:23.43 ID:arBmlpC8 - そんな中でもより親密な関係になった3人がいた。
ここでは Aさん Bさん Cさん と呼称しよう。
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435 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:20:36.63 ID:arBmlpC8 - Aさんスペック
・男子学生 19歳 ・結構なリア充 ・恋人あり ・ネトゲにはたまにしかこない ・スケベ Bさんスペック ・新社会人男 ・仕事は忙しいらしいがネトゲによくログイン ・下ネタ嫌い ・ノリが良い ・彼女なし Cさんスペック ・自営業(八百屋) ・31歳男 ・彼女あり ・バイクが大好き ・結婚を考えて彼女と付き合っているらしい
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436 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:21:10.61 ID:arBmlpC8 - 毎日のように
A B C 3名をとっかえひっかえしながら 遊ぶようになった。 とても楽しかった。 女のふりして男と遊ぶのがこんなに楽しいものなのかと 感動したもんだ。 時にはAさんが性欲を持て余してるらしいときに ちょこっとエッチなモーションかけたり Bさんが仕事の愚痴を話すときに親身に聞いてあげたり Cさんが不機嫌そうな時には 無理して元気で活発に話してるふりをするふりをしたり ※Cさんに対する「ふりをするふり」というのは 相手に無理をしてるということを気付かせ こいつかわええ!とおもわせる技である とにかく楽しかった
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437 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:21:42.71 ID:arBmlpC8 - このころになると
もはや「自分が女を演じてるいる」ではなく 「もう一人の自分」という感情になっていた。 つまりネットの中では完全に女になっていたのだ。 ネカマをしていて思ったことは ビッチの気持ちもわからなくはないという事だ
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448 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:34:42.85 ID:arBmlpC8 - スカイプに勧誘したのはスケベなAさんだった。
流れに任せスカイプをインストールしてしまった俺。 しかしAさんは重大な点を見逃していた。 俺はマイクをもっていない。 「マイク持ってないからチャットだけね。」 これを言った瞬間に俺は勝ちを確信した。 逃げ切れる! しかしAさんは驚きの一言を放つ。 「 イ ヤ ホ ン で も 話 せ る よ 」 そんな馬鹿な! Aさんとコンタクト共有し さっそくかかってくるラブコールという名の 破滅へのカウントダウン。 俺は今までの人生の中で最大限頭を回転させ 乗り切ろうとした。
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449 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:35:03.31 ID:arBmlpC8 - とりあえず通話に応答する俺
Aさん「もしもーし!」 俺「・・・・・・」 Aさん「もしもーし!聞こえてる?」 ガチャ 話すことなんてできない。こんな野太い声を Aさんに聞かせられない! Aさんは「なんで話さないの?」と言ったが 俺はここでAさんのスケベという特性を活かし この場をしのぐ作戦を思いついた
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452 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:36:03.78 ID:arBmlpC8 - ネトゲ内でスケベなAさんは俺に
「今日の下着何色!?」や 「お前はベッドの上では激しそうだなー」 などという話を降ってきた。 俺はそれらの質問にしっかりと回答していた。 ・・・これを使おう 俺「Aさんとはいろんな恥ずかしいこととか喋っちゃってるから 恥ずかしくて話せない・・・本当ごめんなさい!」 A「そんな話できる仲なんだから話せるんだろ!?」 俺「そんな簡単に言わないでよ・・・」 A「そっか・・・ごめん」 完全勝利である。 こんなに簡単にしのげるとはおもわなかった しかしこのままではネカマという疑いを もしかしたらかけられるかもしれない。 俺は言った 「もう少し仲良くなったらちゃんとマイクを買って話そ!」 ボイスチェンジャーを使えばいいのだ。簡単なことだった
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457 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:45:10.00 ID:arBmlpC8 - ここで俺はニート生活を一旦休止し
ボイスチェンジャーを買うために 短期のバイトを探すことにする。 自分が女でいられるならなんだってできる! 思わぬ形で俺に労働意欲が湧いたのだ。 俺が狙うボイスチェンジャーは1万とちょいする高価なものだった。 それくらいしなければ微妙な機械音でばれると思ったからだ。 ちなみにこのボイスチェンジャーはyoutubeで紹介されている。 かなり鮮明に女の声になるものだ
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458 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:45:52.92 ID:arBmlpC8 - 1カ月。
ファミレスでの短期バイトだった。 昔までの俺なら 「コミュ力が皆無な俺に接客業なんて・・・」 と考えていたところだ。 しかし、ネットの世界では美少女。 それが俺に変な自信を与えてくれた。 そして短期バイトもおわり ボイスチェンジャーを買える額も稼げた。 勤務態度が良好だったからかそこの店長に 「短期と言わず続けてもいいんだよ?」と言われたが ボイスチェンジャーが手に入ったらこの仕事に意味をなさないため 辞退した。 そのバイト期間中もAさんBさんCさんとは遊んだ
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461 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:47:31.70 ID:arBmlpC8 - そしてついに俺のもとにボイスチェンジャーが!
「働くっていいもんだな」とつくづく感じた。 だがもう目的はないため働く気などなかった。 さっそくインストールしてみるが 変な機械音になるばかりである。 「詐欺じゃねぇか!」 しっかりと女声を表現するには音域設定などを いじらなくてはならないらしい。 俺は徹夜で音域設定作業に勤しんだ。 すべては自分が女であるためだ。
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467 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:53:13.72 ID:arBmlpC8 - 音域設定も終わり
いよいよAさんとの会話である。 声の特徴はきゃぴきゃぴのアニメ声だと若干リアリティが薄れるため 中島美嘉っぽいがどこか弱弱しそうな声を完成させた。 ボイスチャットができるとAさんに言うと Aさんは喜んでくれた。 とてもうれしかった。 自分の努力が報われた瞬間でもあった。 Aさんは「声かわいいね」と言ってくれた。 それもうれしかった。 その後Aさんとの関係が他2名より頭2つ抜けるくらい親密になった しかし。Aさんとネトゲをしている最中に思わぬ事態に見舞われる。 AとBのはち合わせである。
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468 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:54:06.57 ID:arBmlpC8 - Bさんの反応はまさに嫉妬そのものだった。
B「何?彼氏?」 B「随分なかよさそうだね。」 醜い・・・目に余るものがある。 そこでAさんはいらんことを言ってしまった。 A「こいつとスカイプやってるんすよーww」 なぜそれを言う。こいつは喰いつくにきまっている。 万が一パーティボイスチャットなんてした暁には 俺の低スペックPCが重くなってボイスチェンジャーがとまり 俺の汚点を晒すことになるかもしれないじゃないか。 Bは案の定喰いついた。 あまりにがめついため俺はどうしていいかわからなくなった
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472 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 11:56:56.38 ID:arBmlpC8 - 俺が黙っていると
Aさんが援護してくれた。 A「いや・・・Bさんも一緒にボイスチャットいかがかなと 思ったんですけど・・・この子ちょっと困って黙っちゃったんで また今度にしません?」 その後Aは A「怖いよねwwああいうやつww」 などと俺を慰めてくれた。 俺は作戦を考えていただけだが思わぬ方向に状況が転んでくれた Bさんは捨て台詞を吐きネットの海に消えていった。 Bさんは俺の恋人候補から脱落したのだ。 がめつい男はモテない。 ネカマになって女の気持ちがよくわかるようになった。 むしろ自分が女として完成しているかもしれんとも思ったものだ。
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476 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:01:36.28 ID:arBmlpC8 - 俺はAさんに夢中になり
Aさんとほぼ相思相愛状態だった。 Bさんとの辛みはほとんどなくなり Cさんはどっか行ってた。 しかしCさんがある日突然現れたかと思うと 俺にこう告げたのだ 「ネカマに騙されてた。もう人を信用できない」 許せない行為だ。 Cさんはなんらかんら言ってもやさしい人物だった。 やさしさを踏みにじる行為は許せない。 カミングアウトをして発覚したらしいが ネカマである以上ネカマであるべきだ。 Aさんにこのことを報告すると Aさんは「Cさんのことは知らないけどネカマってのはうぜぇよな Cさん慰めてやろうぜ!」 ということになった。 Aさんの言葉に若干俺も傷ついたが Cさんを元気づける事が先決だと割り切ることにした
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481 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:03:34.02 ID:arBmlpC8 - Cさんを慰めてる間
Aさんは明日大学だからと言って先にログアウトしてしまった。 Cさんは俺にこう聞いてきた C「俺子ちゃんは違うよね?」 俺「もちろん!だったら声聞く?スカイプあるけど」 俺は嘘をついた。 先ほど言ったやさしさを踏みにじろうとしているのだ。 しかし俺の心の中で俺は完全に女。 ましてやそれでCさんが元気になってくれるなら やむを得ないと判断した。 結果朝までCさんとボイスチャットをした。 Cさんの愚痴や俺の架空の愚痴。 たびたび世間話をしたりして Cさんは「朝までごめん。でも俺子ちゃんと話せてすごく楽しかったし 俺子ちゃんはすごいやさしい子だと思った!」 と泣きながら言った。
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482 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:04:22.97 ID:arBmlpC8 - こんなこと現実世界で俺は言われたこともない。
俺も感極まって泣いた。 この泣いたって言うのはちょっと普通の「泣いた」とは 意味が違うんだが俺の語学力では表現できないため省略
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486 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:08:01.35 ID:arBmlpC8 - その一件以降
一週間のローテで A C A C A C B といったローテーションで遊ぶようになった。 AさんとCさん・・・ Aさんは年齢低いけど一緒にいてとっても楽しいし なにより女としての自分を遺憾なく発揮できた。 Cさんは年齢高いけど頼りになる親分肌。 ちょっと打たれ弱いところもあって 母性本能をくすぐられる存在だった。 しかし二人は彼女がいる。 俺はAさんCさんの彼女に対して嫉妬を抱くようになった。 またまるでエロゲの主人公のような葛藤も AさんとCさんに対してあった。 どっちを選べばいいんだ。 選ぶ権利なんてないはずなのに。
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488 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:11:04.87 ID:arBmlpC8 - その葛藤のまま半年くらいが過ぎていった。
俺はあることに気づく。 Aさんは自分が男女間の恋愛対象好きな存在 Cさんはもう一人の自分が人間として好きな存在 俺はCさんとに会ってみたいとも思っていた。 出会えるはずはない。むしろカミングアウトなんかしたら Cさんとは絶対に離せなくなる。 俺の1カ月の悩みだった 作戦を考えなければならない。 なんとかしてCさんに会いたい
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492 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:13:53.28 ID:arBmlpC8 - 俺が考えたCさんに会おう大作戦はこうだ。
まず自分の姿をさらすことはできない。 誰か女の子に胸毛ちゃんを演じてもらうほかない。 これが絶対条件。 胸毛ちゃんを誰かに演じてもらい自分の思い通りに 胸毛ちゃん役の子に会って喋らせる しかしそんなことを引き受けてくれる子なんていないし。 第一女の知り合いがいない。 じゃあ誰を胸毛ちゃん役にするか カーチャン? いや、まずCさんに対して19歳と称しているのにも関わらず 50歳の女性がでてきたらそれこそCさんを落胆させるだろう。
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493 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:14:35.19 ID:arBmlpC8 - 俺が考えたCさんに会おう大作戦はこうだ。
まず自分の姿をさらすことはできない。 誰か女の子に胸毛ちゃんを演じてもらうほかない。 これが絶対条件。 胸毛ちゃんを誰かに演じてもらい自分の思い通りに 胸毛ちゃん役の子に会って喋らせる しかしそんなことを引き受けてくれる子なんていないし。 第一女の知り合いがいない。 じゃあ誰を胸毛ちゃん役にするか カーチャン? いや、まずCさんに対して19歳と称しているのにも関わらず 50歳の女性がでてきたらそれこそCさんを落胆させるだろう。
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497 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:17:04.82 ID:arBmlpC8 - デリヘル嬢を有効に活用する?
デリヘル嬢に本来の目的とは違った目的を言い(Cさんとの会話) デリヘル嬢を胸毛ちゃんとする。 顔が違くても化粧と言えばいくらでもごまかせる。 しかし後々怖い人に「なんてことやらせてんだ」などと言われたり デリヘル嬢がぶちぎれるかもしれない。 やはりカミングアウトしかないのか
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504 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:21:59.50 ID:arBmlpC8 - そんな中思ってもない奇襲をCさんに受けた。
「今度会ってみない?」 しかしCさんには彼女がいる。 実際に自分も会いたいとは思うが Cさんが彼女と別れるまで待つつもりで ゆっくり作戦を練っていた。 「彼女いるんじゃないの?」 俺の正直な気持ちだった。 ネカマやるまでは浮気されるほうが悪いって考えだったが やさしい女の子胸毛ちゃんの設定上の性格が 本来の俺に乗り移ってしまったようだ しかしCさんは一回だけならと言った。 流れにまかせてしまい会う事になってしまった。 早急に作戦をたてなければならない
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507 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:23:25.43 ID:arBmlpC8 - そんな中思ってもない奇襲をCさんに受けた。
「今度会ってみない?」 しかしCさんには彼女がいる。 実際に自分も会いたいとは思うが Cさんが彼女と別れるまで待つつもりで ゆっくり作戦を練っていた。 「彼女いるんじゃないの?」 俺の正直な気持ちだった。 ネカマやるまでは浮気されるほうが悪いって考えだったが やさしい女の子胸毛ちゃんの設定上の性格が 本来の俺に乗り移ってしまったようだ しかしCさんは一回だけならと言った。 流れにまかせてしまい会う事になってしまった。 早急に作戦をたてなければならない
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509 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:25:13.96 ID:arBmlpC8 - 作戦も何も思い浮かばない。
そんな中約束の日がついにきてしまった。 場所はT都 S駅 A前 であった。 Cさんはわざわざ静岡からきてくれる。 俺が行かないわけにはいかなかった。 Cさん「午後ティーのパックもって立ってるよ」 その場にいくとCさんの姿がしっかりと確認できた。 思えばこの時まで繁華街に行く気はしなかった。 外に出る気もしなかったのになぜか外に出た。 人間追いつめられるとなんでもできるんだな。と今思った。 来るはずのない胸毛ちゃんをじっと待つCさん 悲しい気持ちにもなったし泣きたかった。 自分の性別をここまで恨んだ日はなかった。 そのCさんの姿にも妙な美しさを感じた
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514 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:28:56.16 ID:arBmlpC8 - 4時間Cさんを見続けていると
Cさんは悲しい顔をして 喫茶店に入って行った。 俺はここで名案が一瞬で思いついた。
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517 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:32:02.58 ID:arBmlpC8 - 胸毛ちゃんは急用でいけなくなったってことにして
ひとまずおれと知り合いになればいい。 Cさんととなりの席になればなんかしら話せるはずだ。 とにかくCさんと話したかった。 胸毛ちゃん役は次に会うときに決めればいい。 そして俺は喫茶店に入り幸運にもCさんの隣の席をゲットできた。 しかしCさんからは何か重苦しい雰囲気というか そんな表情をしていた。 第三者の立場にたって見れば Cさんの表情や雰囲気にも気付かないだろうが すべてを知っているためにとても悲しくなった。 でもそんなこと考えてたら一生Cさんと話せないかもしれない 勇気をだしてCさんに話しかけた
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518 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:32:47.94 ID:arBmlpC8 - 「なんか体調悪そうですけど大丈夫ですか?」
ネカマやることによってここまでコミュ力がアップするとは 思わなかった。 実際はコミュ力もくそもないのかもしれないけど 見ず知らずの他人に話しかけるなんてことは 昔の俺には絶対出来なかった
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523 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:37:36.37 ID:arBmlpC8 - Cさんは最初「なんだこいつは?」
って顔したけど 俺の真剣?な眼差しを見てか 「まー。単なる待ち会わせですよ」 と答えてくれた この期に及んでまだ待ってるなんて思いもしなかったから 俺は横にいるCさんにばれないようにメールで 「急用ができた。」とCさんに送った。 急用もなにも胸毛ちゃんなんていないのに すごく悲しかった
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524 :名も無き冒険者[sage]:2012/02/06(月) 12:39:05.80 ID:arBmlpC8 - そのあと
Cさんと世間話というかかるくおしゃべりをした。 「どこからいらっしゃったんですか?」 の言葉を皮切りに結構話が弾んだ。 話をしている最中に 大分打ち解けてきて 胸毛ちゃんもとい俺の話もそれとなくだがでてきた。 結局Cさんとはケータイ番号だけ交換した。 (メールアドレスは胸毛ちゃんのアドレスということになっているため) Cさんは胸毛ちゃんを本当に大事に思ってくれてるってのもわかったし 俺はもうCさんを胸毛ちゃんでも。本当の俺でも そんなの関係なしに好きになった。 ホモっていうか。よくわかんなけど俺はCさんが好きになった。 それが昨日の話。 昨日は帰った後普通にAさんと胸毛ちゃんで遊んで寝た。
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