- 【NYY55】松井秀喜 応援スレ861【序章・完結】
568 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2006/09/21(木) 19:35:23 ID:MFm2dlCi - 優勝オメ
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- 【NYY55】松井秀喜 応援スレ861【序章・完結】
578 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2006/09/21(木) 20:46:13 ID:MFm2dlCi - 北「こないだ行ってきたんですよ。新潟まで」
竹「雪山というか雪山の・・・とこでね」 北「日本で1番早い心霊ツアー」 竹「あっ、見てました。見てました」 北「見てました?竹内さん、もう・・・」 竹「なんかちょっとシャレにならない・・・」 北「シャレ・・・シャレにならんかったよ。あれは、竹内さん」 竹「何かあの・・・イタコみたいな女の人がいるじゃないですか。誰でした?」 北「はいはいはい。ビーナス高木」 竹「あれがもう完璧に何か・・・変に入り込んでしもうてて」 北「入りましたねぇ」 竹「あれは。見てても何か・・・寒いってこともあったんでしょうけど・・・」 北「いやぁ、あれね、最初はね、まず流れからいくとね、まず最初でてきたんが、僕とそれからしいなまおちゃんという女の 子とビーナス高木って・・・これが何でもとり憑くという。で、あと井上京子。プロレスラーの。それとそのマネージャー・・・ リングアナウンサー。5人で行ったんですけどね。これがねぇ・・・新潟のね、長岡へ行ったんですよ」 竹「あれね、もの凄い田舎みたいじゃない」 北「田舎。田舎。田舎よ」 竹「で、夜でしょ。で、まったく誰も土地勘がないわけでしょ」 北「ないないない」 竹「危ないじゃないですか?」 北「いや、まぁ一応スタッフはね、前乗り込みをして下見だけはしてるんです。昼間のうちに下見しといてってことなんです けども、いやぁ、そんでもね、最初鍾乳洞に行ったんですよ。真冬の中。山道をエッチラオッチラ登りながら。で、そこで ね、ビーナス高木がね、女の霊が居ると。怖い顔をした女の霊が居ると言うて。まぁロケをやったんですけど、さほど 怖くなかったんです、私は、そんときは。で、そこで終わってから女の霊がついてきたって言うんですよ」 竹「ほうほう。その、あなた方の後を」 北「僕たちの後を。ほんで言うているうちになんか車の中でビーナス高木がとり憑かれたようになって。うぅぅって井上京子 の腕を噛んだりして。また例のパフォーマンスやっとんねんわと思うとったら、ワンボックスカーの1番後ろのドアを開け るとこのランプが点滅しだすんですよ。ピカピカピカピカピカピカピカって。で、えぇぇみたいな。で、なんかドライバーが 半ドアですかねって言うから、
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587 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2006/09/21(木) 21:32:51 ID:MFm2dlCi - >>578
北「で、確認していったら半ドアでも何でもない。きっちり閉まってるんですよ。なのにピカピカピカピカピカピカ光ってる。 おえおえの世界ですよ」 竹「ちょっとおかしいぞと」 北「おかしいぞと。ほんで言うててぱっと見たら機材車の・・・ロケ車の・・・機材車のほうが、2台車があったんでもう1台の ほうがドアが・・・ワンボックスカー・・・ドアが開かんようになったって。ほんだら今度そっちの車の運転席のほうのドア ランプがピカピカピカピカピカ。点滅しまくり。ほんで、ディレクターの金子さんに憑いてるって言い出して。彼女が。言う て、ほんだら写真を撮っとこう、金子って言うて。ポラロイドで写真を撮ったら、しばらくしたら金子の右肩の上に白い モヤがガーっと。肩を覆っとるんですわ」 竹「タイミングよすぎますよね、それは」 北「これもう嫌な出来事ですわ」 竹「それを見せられたらね」 北「その後、どこ行くかと言えば、新潟県のそのちょっとはずれにある廃屋。これがね、大きさがね、下が6畳2間くらいで 風呂とトイレ付いてて。2階建てなんですよ。この家がごっつい嫌で」 竹「誰も住んでないわけでしょ、当然」 北「当然。昭和40年ぐらいに建ったやつやと思いますけど。まぁ暴走族のスプレーとかいっぱいありましたけど」 竹「はいはいはい、見るからないってやつですね。入った途端に何か・・・」 北「って言うか、あのぅ・・・井上京子が一応ヘルメットをかぶってマネージャーと2人で入りにいったんです。ほんなら、い きなりね、ヘルメットをコンコンって叩かれたって」 竹「それ嫌やなぁ」 北「嫌でしょ。嫌なとこなんですよ」 竹「そういう気がしたと」 北「いや、はっきりとコンコンと」 竹「振り向いたら誰も?」 北「いや、もう振り向かれん。井上京子は大のビビリですから。恐ろしくビビリですから。や・め・て・というくらいコンコンと いうたんですわ。ほんでビーナス高木とそのもう1人のしいなまおちゃんって女の子が入ったら・・・1階に入ってビデオ を回してたら、カーンって2階から音がするんですよ」 竹「ほう。ラップ音ですよね」 北「カーン。カーン。2回音がすんねん。ほんで、俺がその時外に居って実況してたんですけど。ほんで戻ってきて、
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602 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2006/09/21(木) 22:15:49 ID:MFm2dlCi - >>587
北「何かビーナスがおかしくなって、ケラケラケラケラケラって笑いだして」 竹「あっ、それはかなり危ない状態で」 北「もうケラケラ笑ってたら、何かどうも少女の霊が憑いていると。自分に少女の霊が今来たって言うんですよ」 竹「だから笑いまっせって世界ですよね」 北「ほーう、言いながら。ほんでその2階でカーンって鳴っているのは知らんねんやんか。そのときは。まぁとりあえず中に 入りました。私は。この家がえらい奇妙な家でね。鉄筋コンクリート2階建てなんですよ」 竹「あっ、かなりいい造りじゃないですか」 北「もう壁とかも人がクチャクチャにしてますわ。廃屋にありがちな。1階と2階・・・2階は開いているんですよ。開いている のに階段の跡がないんですよ」 竹「ああ、例の山のUFO基地のような展開になってきましたね」 北「あのね、竹内さんね、この鉄筋コンクリートの2階建てでね、2階に上る階段が・・・そこに梯子をかけているんですよ。 ポーンと」 竹「もともと階段がなかったって感じの・・・」 北「あのね、ガーンと階段が落ちてたら下に木材とかね、階段の跡があるじゃないですか」 竹「まぁありますよね。普通ね。まぁこの辺に階段があったんやろうと」 北「それがね、階段の跡がないんですよ。落ちてる材木の中に。どう見てもこれは階段って何段か戸板になりますよね。 潰したとしても。これが階段の跡がないんですよ」 竹「ほんで梯子をかけていると」 北「かけてる」 竹「はいはい。もともと階段を作ってなかった家かもしれませんね」 北「2階が・・・窓という窓が鉄格子なんですよ」 竹「何かを封じていたかのような」 北「いや、ホンマに。冗談抜きに・・・あの、鉄枠やないねん。鉄格子やねん。あのね、普通の窓ってのはだいたい格子が あっても縦に立ってるだけやん。違うんですよ。これね、縦と横にもこう・・・鉄が通してあるんですよ」 竹「もう縦だけやったら出ていきそうな勢いのやつが居ったんでしょうな」 北「だから縦が何本かあって横が1・2・3・4。4本通してありましたね。頑丈やながなと。それもね、その窓から鉄格子の 間が10センチくらい出てて鉄格子があるんじゃないんですよ。窓に張りつけてあるんですわ」
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608 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2006/09/21(木) 22:44:07 ID:MFm2dlCi - >>602
竹「もともと何かを閉じ込めるために建てた家なんですよ」 北「そうなんですよ。もともとが」 竹「で、1階に下りてこられたら嫌やから階段を作ってないんですよ。放り込んで、そこで一生閉じ込めとこうみたいな」 北「まぁ、ある種の幽閉状態。ほんで近所の方々に・・・そこは真っ白な壁の家なんでホワイトハウスって呼んでいるんで すよ。で、地元のおじんらも知っとるんですわ。で、何が起こったかは知らんと」 竹「言いたくないと」 北「で、その場所がね、別荘地とかでいったら別荘地でもなんでもないんですよ。海の山側で高速道路の下のごつう不便 なとこなんですわ。ここがもう竹内さん、えら不便。だってね、水通すかってね、そこしか1軒しかなかったら水がなかな か通らへんやん」 竹「井戸でも掘らんとしかたがないですね」 北「プロパンガスやし。水かってわざわざあそこに通してるはずですわ。あえて。いったい何をお前は隔離してたんやと」 竹「わざわざ無理して不便なところに家を建てました。そして格子もはめてます。頑丈な。階段も作ってません。2階に何か を閉じ込めて。近所の人は喋りたがらない事件がかつてあったかもしれない」 北「ほんでなおかつ屋上があるんですよ。屋上も鉄格子があるんですよ。僕ね、どうやって2階に上がったかといったら、 裏があるんですよ。こう部屋があって駐車場が1階に車庫になってて2階の部屋があって。裏があるんですよ。裏んとこ ろには鉄の階段がついてたんのを・・・やっぱり腐りかけてたんですけど。それをなんとかよじ登っていって2階に上がっ たんです。上がりました。ほんで屋上もちゃんと見たら鉄格子があって。枠があるんです、屋上に。この2階から屋上に いく階段がない」 竹「そこもまた謎ですよね」 北「何でやねんと。何のために屋上に枠を付けてんねんと。そうでしょ。屋上ってのは枠をつけて屋上になるわけであっ て。枠をつけなかったら誰も登るやつが居らんから屋根ですから。単なる屋根になるんですよ。ところが枠を付けて るんですよ。わざわざ鉄で。それも高い鉄で」 竹「ほう。そこにも何かを・・・」 北「だからね、何があったんやと」 竹「なんかダンビチュウノカイ(?)ですよね。
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610 :名無しさん@実況は実況板で[sage]:2006/09/21(木) 23:58:20 ID:MFm2dlCi - >>608
竹「ダンビチュウノカイってのはラブクルハウトという人の小説がありましたけど、あるとき不便なところに家を建てるんです よ。ある夫婦が奇妙な家を建てるんですよ。どんどんそこに鉄格子とか、家を改築していって、何か知らんけどそこに 幽閉しているんですよ。訪ねていった人は2階に行く階段がないとか・・・もう何か非常に奇妙な家なんです。最後にそ れが屋上を突き破って透明なでかいものが出てくるって話なんですけど。そういうものかもしれませんわな」 北「今売ってるごっつい分厚い本のシキ(?)もそうですわ。シキって本が今・・・」 竹「小野冬美さんのね」 北「あれもとんでもない田舎の土葬している町に恐ろしくキレイな洋館が立つと。ほんで昼間はピタっと窓を閉じたまま 出てこないんですよ。誰も。住人が。引越しの挨拶にも来ないと。いったい誰が居るんやろうと。まぁヴァンパイアなん ですけどね」 竹「そうそう。セイラムロットというね、スティーブンキングの小説のオマージュというか日本版でね。そういう何かを封じ込め てたんじゃないですか」 北「ねぇ。ほんで2回ラップ音が鳴った。カーンカーン。俺知らんかったからさ。後でオンエアを見てわかったんや。鳴っとっ たらオレ2階に上がっとらんのや」 竹「そらそうでしょ」 北「だって行ってさ。現場で・・・外のほうで実況中継してて、そいつらが入ってラップ音がカーンカーンと鳴った。知ってたら 2階なんか登らへんやん。2階で鳴ってんねんやから」 竹「あえてね、そんな壊れた鉄のとこをよじ登ってね」 北「登って怪我するかもしれんのにポラロイドで写真を撮りまくりや。写ってましたがな。白いモヤの中に顔が」 竹「ほーう。どんな顔でしょう」 北「ホンマに白いモヤの・・・何かね、ロクロ首みたいな感じの首の伸びかたをしてて。こんな・・・こんな顔が写ってるんで すよ」 竹「ということは、ロクロ首になるようなもの閉じ込めてたんでしょうな」 北「いや、そんな気の悪いことを。あんた。行った後にそんなことを・・・」 竹「と言うかあえて何でそんなとこ登りますのん?カンカンっていうてるようなところにね」 北「だからディレクターもADたちもな、言わんかボケ。登ってへんって、わかってたら」
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