- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」63クール目
713 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/04/02(木) 21:38:55.71 ID:iBdhoDOl - 「延期になったけれど」
トウキョウの間の前の管理人で今はも うすっかり信頼をなくして落ちぶれて いるマスゾエさんが最近元気です。 「アベさんの風邪の対策は遅い、駄目 だ、運動会は中止になる」 「あの人自分ではどうすればいいかと か中止にしない為にどうするか全く言 わないね」 「昔のマスゾエさんってそうしたこと もちゃんと言ってたわよね」 ニホンちゃんはウヨ君の言葉にこう返 しました。 「そうだったわね」 「昔のあの人はそうだったね」 「それがもうね」 「何かどんどんおかしくなって」 「トウキョウの間の管理人さんになっ てからは」 この時からというのです。 「どうも」 「ああした風になって」 「今じゃね」 「もう文句ばかりで肯定的なこととか 代案とか一切言わない」 そんな人になったというのです、それ でです。
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714 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/04/02(木) 21:39:46.74 ID:iBdhoDOl - 日之本町の人達もマスゾエさんのその
問題点を指摘してそうしてウヨ君と同 じ指摘をして相手にしません、そして ウヨ君はこうも言いました。 「自分の失ったものを取り戻そうと必 死なんだよ」 「トウキョウの間の管理人さんを辞め る時に全部失ったからね」 「お金よりも遥かに大事なものをね」 そうしたものを全て失ってしまったの です、そうした意味で完全に落ちぶれ てしまった人です。 それで、です。マスゾエさんは必死で すが。 やっぱり誰もマスゾエさんを冷たい目 で見ています、魂胆が見え見えな人程 話を聞いてもらえない人はいないとい うことでしょうか。 それでウヨ君もニホンちゃんもマスゾ エさんのネガティブなだけで代案も何 もない言葉には耳を貸さなくなりまし た、冗談抜きで聞くに値しない何の役 にも立たないお話と思ったからです。 それで二人で運動会のことをあらため て考えますが。 そこにタイワンちゃんが来ました、そ うして二人に言ってきました。
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715 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/04/02(木) 21:41:45.40 ID:iBdhoDOl - 「来年頑張ろうね」
「運動会のこと?」 「うん、延期になったけれどいい判断 だったと思うよ」 タイワンちゃんはニホンちゃんににこ りと笑ってお話しました。 「アベさん達も運動会の実行委員の人 達と色々お話してそうして決めたのよ ね」 「それはね、アベさんは是非開催した かったけれど」 それでもとです、ニホンちゃんはタイ ワンちゃんにお話します。 「それでもこのご時世だから」 「そうよね、あたしも会社の社長さん のサイさんもあえて延期を決めたアベ さんもニホンちゃんのお家の人達お応 援してるから」 「そう言ってくれるの」 「うん、来年楽しみにしてるね」 「有り難う、じゃあ来年頑張るわね」 ニホンちゃんはタイワンちゃんのその 言葉にほっとしたお顔になって応えま した、そしてです。 ウヨ君にもです、笑顔でこう言ったの でした。
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716 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/04/02(木) 21:42:32.17 ID:iBdhoDOl - 「タイワンちゃんもそう言ってくれる
しね」 「頑張っていこうね」 「延期になって落ち込んでることは事 実だけれど」 「それにネガティブなことばかり言う 人もいるしね」 「あれっ、あの人まだ生きてるの?」 ここでタイワンちゃんはまださえずっ ているマスゾエさんに気付きました、 見ればまだ何か言っています。そのマ スゾエさんを見て言うのでした。 「誰の為にもならないことを何の信頼 もない人が言ってもね」 「意味ないって言うのね」 「聞くだけ無駄でしょ、実際あの人の 周りに誰もいないじゃない」 見れば何を言っても誰もが無視してい ます、顧みる人すらいないです。むし ろテレビで仮面ライダーゼロワンを観 て何だこの展開は天津〇ねこいつ贔屓 するの止めろ不快だ五番勝負は駄目だ ったと言う人が多いです。 「そういうことよ」 「そうなのね」 マスゾエさんとタイワンちゃんどっち の言葉がためになるか、言うまでもな いことでした。
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717 :創る名無しに見る名無し[]:2020/04/02(木) 21:43:22.32 ID:iBdhoDOl - ソースは某おーぷんで
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