- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」63クール目
702 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/03/29(日) 13:18:47.98 ID:spX/wHfx - 「シズオカ風味で」
ニホンちゃんはこの日ブジリー家のサ ンパウロの間にお邪魔しています、で すが。 それでもです、ニホンちゃんは今の自 分の恰好を見てそれでこう言うのでし た。 「あの、これって」 「うん、僕のリクエスト聞いてくれた んだね」 「ヨシモトさんの恰好だけれど」 「やっぱりシズオカっていうとね」 お公家さんそのものの恰好のニホンち ゃんにお話します。 「やっぱりね」 「この人だから」 「リクエストしてくれたけれと聞いて くれて何よりだよ」 「そうなのね、ただこのヨシモトさん って実は」 ニホンちゃんはそのお公家さんそのま まの男装の麗人にも見える格好のまま ブジリー君にお話します。 「ワンちゃんに転生している時の恰好 なのよね」 「あのアニメだね」 戦国大名が犬に転生している作品です。
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703 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/03/29(日) 13:20:59.77 ID:spX/wHfx - 「あの作品面白いよね」
「そう、あの作品のヨシモトさんだけ れど」 「ヨシモトさんならいいんだ、むしろ あのヨシモトさん美形だし」 「実際に木像見たら結構美形なのよね」 この木像は日之本家にあります。 「じゃあそれでいいのね」 「うん、それでシズオカの間っていうと ね」 「お茶にね」 まずはこれを出すニホンちゃんでした、 シズオカの間の名産の一つです。 そしてです、さらにでした。 ニホンちゃんは蜜柑にお蕎麦も出します、 そうしたものを出してです、ニホンちゃ んはブジリー君にお話します。 「全部食べてね」 「そうそう、シズオカの間ならね」 「こうしたものよね」 「どれもいいよね、お蕎麦を食べてね」 「デザートは蜜柑でね」 「お茶も飲んで」 「そうして楽しんでね」 是非にというのです、ニホンちゃんもで す。
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704 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/03/29(日) 13:21:43.54 ID:spX/wHfx - ブジリー君と彼のご家族と一緒にそうし
たものを食べて楽しんでいます。そのう えで。 ブジリー君はニホンちゃんに笑顔でこう 言いました。 「食べた後は身体を動かすけれど」 「そこでシューキューっていうのがね」 「うちの常なんだけれど」 「今回は違うのね」 「ヨシモトさんの息子さんのお話になる けれどね」 「ウジザネさんね」 ニホンちゃんもわかっています。 「あの人シンゲンさんとイエヤスさん を同時に相手にしていたからね」 「あの人達を同時にって無理だよね」 「実際は結構以上に出来た人みたいで ね」 それにというのです。 「和歌も得意で蹴鞠もね」 「文武両道の人だったね」 「そうだったのよ」 「そう、その蹴鞠をね」 ブジリー君はニホンちゃんに笑顔でお 話します、それはまさにというのです。
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705 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/03/29(日) 13:22:26.44 ID:spX/wHfx - 「これからね」
「わたしと一緒になのね」 「してみたいけれど」 「それじゃあ」 早速でした、ニホンちゃんはその蹴鞠 を出してです。 そのうえで蹴鞠の技を披露します、い ささか動きにくいお公家さんの服です がそれでもです。 見事に蹴鞠をしてみせます、ブジリー 君はニホンちゃんのその蹴鞠を見てこ う言いました。 「凄いね」 「ううん、わたしはまだ全然ね」 「蹴鞠は出来ていないんだ」 「だから人には見せられないと思って いたけれど」 それでもというのです。 「そう言ってくれたらね」 「ニホンちゃんとしてもなんだ」 「嬉しいわ」 「今回シズオカの間だからね」 「シズオカ名産にヨシモトさんなのね」 「こういう交流もいいよね」 笑顔で言います、それもまたよしと。
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706 :創る名無しに見る名無し[]:2020/03/29(日) 13:23:34.65 ID:spX/wHfx - ソースは某おーぷんで
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