- 連続ドラマ小説「二ホンちゃん」63クール目
504 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/01/13(月) 22:54:28.65 ID:aJDSWse8 - 「座敷牢には」
カンコ家の会社の顧問弁護士にチョさ んという人がなりましたが。 この人は次から次に問題が出てもうお 仕事以前の問題の人でした、それでな のです。 辞めたのですがそれでもです、この人 の責任追及については止まることがな く。 遂にお家の中でチョさんを座敷牢に入 れることが決まりました、ですがここ で。カンコパパさんはカンコママさん にそっと囁きました。 「嫌な予感がするニダ」 「座敷牢にはニダな」 「結局入れられないのではないニダか」 こうカンコママさんに言うのでした。 「あの人はムンさんのお気に入りニダ」 「もっと言えばお気に入りの中のお気 に入りニダな」 「そんな人だからニダ」 それでというのです。 「ムンさんの方から謎の力が動いてニ ダ」 「そこでそう言う時点で謎ニダか」 あからさまな圧力だというのです。
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505 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/01/13(月) 22:55:02.56 ID:aJDSWse8 - 「そもそもニダ」
「そういえばそうニダな、しかしとにか くニダ」 「チェさんはニダな」 「確かに座敷牢に入られてもおかしくな いニダが」 それでもというのです。 「ウリナラではよくあることニダな」 「そうニダな」 「だからニダよ」 二人でこうしたお話をしてです、そのう えでなのでした。 カンコパパさん達はチェさんが本当に座 敷牢に入れられるか不安でしたが。 ここで、です。カンコパパさんの予想通 りの展開となりました。 何故かチェさんは座敷牢に入らないこと になりました、カンコパパさんはこのこ とについてカンコママさんにあらためて 言いました。 「ウリの予想通りになったニダな」 「当たって欲しくない予想だったニダな」 「本当にウリナラではよくあることニダ が」 それでもというのです。 そしてです、カンコパパさんはこう言っ たのでした。
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506 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/01/13(月) 22:56:06.78 ID:aJDSWse8 - 「ムンさんはウリナラの悪い習慣とかを
全部どうにかするとか言っていたニダな」 「その筈だったニダ」 「しかしニダ」 それでもというのです。 「あの通りニダ」 「そうニダな、結局これまでのウリナラ と同じニダ」 まさにとです、カンコママさんも言いま す。 「これではニダ」 「というかニダ」 カンコパパさんも言います。 「あの玉葱みたいに次から次にと疑惑が 出て来る様な人を会社の顧問弁護士にし ようとかニダ」 「しかも社長さんの特権まで使ってニダ な」 「もうこの時点で、ニダ」 そもそもというのです。 「これまでのウリナラでも流石にそうは なかったニダ」 「前代未聞とは言い切れないニダな」 「ウリナラの歴史はスキャンダルの歴史 ニダからな」 それこそリシさんの頃からです。
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507 :創る名無しに見る名無し[sage]:2020/01/13(月) 22:56:48.90 ID:aJDSWse8 - 「ウリも言い切れないニダ」
「そうニダな、しかしニダ」 「この度は、ニダな」 「もう座敷牢に入れないとか本当にウリ ナラ過ぎてニダ」 カンコパパさんは死相がモロに浮き出て いるお顔で言いました。 「ウリも何も言えないニダ」 「困ったことニダな」 「困り過ぎてニダ」 ここで、でした。 カンコパパさんのムンさん社長就任から どんどん抜けていってる髪の毛がです。 また抜けました、もう殆ど残っていませ ん。 「ウリの髪の毛がまた減ったニダよ」 「ウリも最近抜け毛が激しいニダ」 何とカンコママさんもです。 「抜け毛が止まらないニダ」 「一体この地獄が何時まで続くニダか」 「ムンさんが社長である限りは少なくと もニダ」 「会社の業績も家計もどんどん悪くなっ ていってるニダ」 「しかもペルシャ家がお付き合い止める とかカンカンニダよ」 受難が尽きません、果たしてカンコ家は どうなるのでしょうか。
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508 :創る名無しに見る名無し[]:2020/01/13(月) 22:57:22.80 ID:aJDSWse8 - ソースは某おーぷんで
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