トップページ > 創作発表 > 2019年07月09日 > kMxb+rY1

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創る名無しに見る名無し
シェリー「最後の敵はガッシュと清麿ね…」

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シェリー「最後の敵はガッシュと清麿ね…」
18 :創る名無しに見る名無し[]:2019/07/09(火) 01:23:23.02 ID:kMxb+rY1
LEVEL. 319,6 正しさの答え

ー卒業式まで残り2ヶ月

清麿「…フゥ。どうしたガッシュ。もう終わりか?」
ガッシュ「…ヌゥ。まだこれからなの…だ。」ゼェゼェ

清麿(ぶっ通しで4時間ってところか。それにしても避けるのがギリギリになることが本当に増えたな…ガッシュの瞬発力が上がっている証拠か)
清麿(にしてもゼオンの動きを見切っていた時もそうだったが、『答えを出す者』の力はすごいな…記録ではなく対戦形式のスポーツならオリンピックで金メダルくらい朝飯前なんじゃないか?…)


清麿「今日はクリアとの戦いの前にデュフォーから教わった、基本的な修行をお互いにこなして終わりだな」
清麿「…ところでガッシュ。」

ガッシュ「ヌ?」

清麿「コルルの本を燃やしたのは、正しかったと思うか?」

ガッシュ「…正しいと思うかどうかは意見が別れそうだのう。たしかにこの戦いは辛き戦いではあるが、私は色んな者と出会い、別れ、その中で楽しさや喜びもあったのだ。」

ガッシュ「私達がブラゴと初めて会ったとき、本を渡そうとした私を引き止めたのも清麿だっただろう?」

清麿「…たしかに。ガッシュに戦うぞと言ったにも関わらず、コルルには戦うなと言っていたようなものだなぁ…」


ガッシュ「とはいえコルルの本を燃やさずにおったとしても、正しかったかは分からぬのだ。あのとき本が燃えたコルルは、確実に、清麿に感謝していたのだ」

ガッシュ「だから私は、あのときの清麿が正しいと思ってしたことなら正しいと思うのだ。何が正しいかを周りに求めたら、きっと定まらぬ。その答えは清麿の中だけにあるのだ!」


清麿(王様らしいこと言うなぁ…)
清麿「ガッシュは優しい王様になったら、どんなことをするんだ?」
シェリー「最後の敵はガッシュと清麿ね…」
19 :創る名無しに見る名無し[]:2019/07/09(火) 01:24:58.49 ID:kMxb+rY1
ガッシュ「難しいことを聞くのう…私が優しいと思うことを、全力でやる、かのう」

ガッシュ「…清麿はゾフィスを覚えておるか?」

清麿「忘れるはずがないさ…人の心を操る魔物、ゾフィス」

ガッシュ「私達から見たら、あの者は悪い者であった。人の心を操り、1000年前の魔物を利用し、ひどい者だったのだ」
ガッシュ「でもあの者が居なかったら、今でも1000年前の魔物は石版に囚われたままだったかもしれぬのだ」


清麿「たしかに…見方を変えればそれも善、か」


ガッシュ「正しさの答えは人それぞれかもしれぬ。だから清麿、私は私の思う優しさを信じ、実行するだけなのだ。きっと誰の目から見ても正しきことを行うことはできぬのだ。だから私は、私の信じる正しさや優しさを信じる」
ガッシュ「その信じる心の力が誰かの心に響いて、誰か1人の正しさが2人の正しさになり、2人の正しさが、4人の正しさになり…そうやってみんなの正しさが生まれると思うのだ。
それを示すのが、まさにクリアとの戦いだったではないか?」


清麿「たしかに。それこそまさに法律が生まれた原点かもしれないな…」

清麿(もし魔界の過去の歴史を俺たちがしっかり知ることができれば、立場によってはクリアが救世主だったのかもしれない…実際、クリアの呪文は暴走するまでは、悪の呪文というよりは…まるで…)
清麿(いや、これは考え出したら無限に終わらないな。やめだやめだ)

清麿「正しさの答えは自分の中に、か」


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