トップページ > 創作発表 > 2019年01月15日 > uvi30KPQ

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キャトラ
【剣と魔法】ファンタジークエスト【TRPG】

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【剣と魔法】ファンタジークエスト【TRPG】
278 :キャトラ[sage]:2019/01/15(火) 22:10:33.57 ID:uvi30KPQ
思わぬ臨時報酬を得たオレ達は、買い物に乗り出した。

>「なんつうかな。武器商人の勘って奴よ。
 こいつがお前さんのトコに行きたがってる……。
 代金は譲らねぇけど、できることなら買い取ってくれないか」
>「珍しい物言いだね……買うよ。今の僕には丁度良い」

シリルは運よく珍しい杖をゲットしたようだ。
店主の自分の元から早く手放したがっているようにも聞こえる物言いが
少し気にならなくも無かったが、相応しい者に使ってほしいという純粋な厚意ということにしておこう。

「お連れさんは猫妖精のスカウトというところかな? 獲物は短剣あたりかい?」

「当たり! 魔力付与の効果が大きくなりやすいのがあるといいんだけど」

「それならこのミスリル銀製の短剣はどうかね? 素性不明だから安くしとくよ」

見た目は古びているので売れ残っていたのだろう。
試しにエンチャントをかけてみたところ、ミスリル銀製というのは嘘では無いようだ。

「よし、それもらい! あとダーツを一束いいかな?」

こうして武器を新調したオレ達は、シャンバラまで馬でひとっとび。
着いたと思ったら、何故か取り囲まれた。
【剣と魔法】ファンタジークエスト【TRPG】
279 :キャトラ[sage]:2019/01/15(火) 22:11:51.50 ID:uvi30KPQ
「うわ、何だ何だ!?」

>「192、ご苦労だった。貴方様達がかの神託の勇者。突然のご無礼をお許しください。
 私は001……神殿の外では"鏡の騎士"ロートレックと呼ばれている者です。
 僭越ながら、勇者様達のお名前は?」

>「シリル。シリル・フラマリオンだよ。よろしく。」

「妖精猫のキャトラだよ!」

>「えっと、001とロートレック、どっちで呼べばいいのかな?」
>「001は神殿の習わしで与えられた名。
 本名はロートレックですが、勇者様のご随意に」
>「じゃあロートレック。積もる話もあるから、どこかで話をしよう」
>「では神殿へ向かいましょう。聖女様も貴方様達に会いたがっています」

こうして神殿に案内されることになった。
神殿に足を踏み入れると、心なしかシリルの元気が無くなった気がする。

>「暗黒魔法の使い手に神殿はきついよ。神性に灼かれそうだ」

シリルは悪の魔法使いでは無いが、やはりそれでも闇黒魔法と神の力というのは相性が悪いらしい。
それではなぜ闇黒魔法の使い手が神託の勇者に選ばれたのか――謎は深まるばかりである。

>「魔王を完全に封印するため――闇の軍勢と戦うのです。
 彼らは今、瘴気を振り撒きながらシャンバラを目指しています。
 より正確には、シャンバラの地下に眠る超古代帝国の遺跡に……」
>「女神は言いました。"神託の勇者達が、超古代帝国の遺跡を攻略し、
 欲望のまま封印の柱を穢す邪悪なる召喚士を止めてくれるはずです"……」

「えーと、遺跡とやらに封印の一柱があって邪悪なる召喚士が闇の軍勢を引き連れてそれを壊しに来てるってこと……?
それなら遺跡攻略するよりも遺跡の入り口で待ち構えて迎え撃った方が確実じゃない?」

「実は……遥か古にかけられた封印が解けかけているようです。
おそらく闇の軍勢はそこに目を付けたのでしょう。
このまま放置しておけば解けるのは時間の問題――
どちらにせよ遺跡の最深部に赴き再度封印を施さなければなりません」

「再封印……そんな凄い術が使える人なんているのか?」

「お察しの通り並の神官では不可能――ですので私自ら同行させていただきます」

「なんだって……!?」

こうして聖女に案内され、古代帝国の遺跡の入口へと向かう。

【聖女ソフィアが仲間に加わった!
レギュラー参加でもスポット参戦でも気が向いた時のNPC操作でもいいので動かしてみたい人は是非!】


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