トップページ > 創作発表 > 2016年12月30日 > rI2K/1Hk

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創る名無しに見る名無し
星新一っぽいショートショートを作るスレ5 [転載禁止]©2ch.net

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126 :創る名無しに見る名無し[]:2016/12/30(金) 18:06:12.64 ID:rI2K/1Hk
「悪魔の薬」

「ついに出来たぞ助手よ!」N博士が嬉しそうな声で言った。「本当ですか」と助手と呼ばれた人間が答える。
「あぁついに出来たぞ私がずっと作りたかった薬が」
「いったいどんな効果の薬なんです」
「まぁ一度試してみてくれ、なに、悪いことにはならんよ」
「それは楽しみですね」 そんなやり取りをして、N博士は助手に薬を飲ませた。
助手は「どんな能力が身についたのか気になりますね」と笑いながら言った。
じつは、N博士が飲ませたのは強力な自白剤だったのである。
最近、助手はデスクに何かを鍵をかけて隠している様だった。効果を試してみるついでに博士は助手の秘密を暴いてやろうと画策したのだ。
「で、どうだね、具合は」
「むにゃむにゃ、なんだかふわふわしてきました」
博士は期待に胸を高鳴らせながら助手の次の言葉を聞いた。
「で、君何か僕に隠し事はないかね」
博士が質問すると、助手は今までに聞いたことのないような濁声で、
「うむ、私は実は悪魔で人間界を偵察するために人間になりすましているのである」
と言った。


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