- 非リレー型バトルロワイアルを発表するスレ Part32
266 ： ◆ymCx/I3enU [sage]：2013/01/26(土) 23:09:41.66 ID:uKawfByX - 投下乙です。
では自分も自由奔放12話投下します。
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267 ：心の清らかな変態……違和感凄いぞ ◆ymCx/I3enU [sage]：2013/01/26(土) 23:10:49.41 ID:uKawfByX - 12話 心の清らかな変態……違和感凄いぞ
島の北市街に存在する図書館。
離島と言う立地条件ゆえに規模は大きくなく、地方の市町村の公民館などに付属している図書室より、
多少大きいと言ったぐらいである。
「んー……」
手甲、ブーツ、ニーソ、ベルト、それ以外は裸と言ういでたちのハイエナ獣人青年、ユルゲンは、
椅子に座り適当に持ってきた小説を読んでいた。
テーブルの上には持ってきた本の他に、自分のランダム支給品である村田刀が置かれている。
いざ襲われた時のことも一応彼は考えていた。
「！」
ユルゲンの耳がピクピクと動く。
図書館出入口のほうから音が聞こえた。
自動ドアが開く音、つまり誰かが来たと言う事である。
ユルゲンは読んでいた小説本を置き、村田刀を手に取った。
出入口付近にいたのは人間の女の子だった。
「あっ……」
女の子は先客がいたことかそれともユルゲンの露出狂ばりの外見を見たことか、どちらかはわからないが、
驚いた表情を浮かべて足を止めた。
「驚かせたかな？ ごめんごめん。俺は殺し合いをするつもりは無いよ」
「ほ、本当ですか？ ……私も、殺し合う気は無いです」
「俺はユルゲンって言うんだけど、君は？ お嬢ちゃん」
「あ、私、長嶺和歌子って言います」
「そうか、和歌子ちゃんで良いかな？」
「はい」
「んで、和歌子ちゃん、とりあえず俺のこの格好を見てくれ、こいつをどう思う」
ユルゲンに訊かれて、和歌子は改めてユルゲンの格好を見る。
腕と足以外、ほぼ、全裸。
当然股間の雄の象徴は丸見え。
勃起していない状態だが、それでもかなり大きい。
それを見て和歌子は心臓が高鳴ってしまうのを感じた。
（お父さんの見たことあるけど、ずっと大きい……）
「どう？」
「凄く……変態に見えます……」
「正解……俺は凄く変態なんだ……君みたいな幼女も好きなんだ」
「いっ」
「ああでも安心して、君を無理矢理押し倒そうだなんて思わないよ！
出来ればお互い同意の方が良いし、そっちの方が気持ち良いしさ」
「じゃあ私はそろそろ……」
「待って！ 待ってェェ！」
立ち去ろうとする和歌子をユルゲンは必死に引き止めた。
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268 ：心の清らかな変態……違和感凄いぞ ◆ymCx/I3enU [sage]：2013/01/26(土) 23:11:52.73 ID:uKawfByX - 紆余曲折あったが、結局ユルゲンと和歌子は共に行動する事になった。
【F-3/図書館/早朝】
【ユルゲン】
［状態］健康
［装備］村田刀
［持物］基本支給品一式
［思考］
基本：殺し合いには乗らない。脱出したい。
1：和歌子ちゃんと行動。
【長嶺和歌子】
［状態］健康
［装備］無し
［持物］基本支給品一式、ミロクSP-120（2/2）、12ゲージショットシェル（10）
［思考］
基本：殺し合いはしない。死にたくない。
1：ユルゲンさんと行動、だけどちょっと心配……。
《人物紹介》
【ユルゲン】
22歳。灰色ハイエナ獣人の冒険者で、剣術を得意としている。
引き締まった身体付きを存分に晒す、裸ブーツ＋手甲手袋＋ベルトと言う露出狂ばりの格好を好む。
男も女も幼女もショタもいけ、受けも攻めもこなし露出好き、マゾっ気もある変態。
但しある程度の行動規範は持っているようで無理強いて行為を迫る真似はしない。
変態な事を除けば至って善良な性格である。
ちなみに彼の格好は動きやすさを極限まで追求したスタイルとして、男女問わず割と多く普及しているらしい。
但し、貞操をゴミにする覚悟が必要との事。
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269 ： ◆ymCx/I3enU [sage]：2013/01/26(土) 23:14:18.37 ID:uKawfByX - 投下終了です。
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