トップページ > 創作発表 > 2013年01月26日 > GesiwiIz

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ヴァルン ◆7YNCzgdK14yD
【なりきりリレー小説】ローファンタジー世界で冒険!2

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【なりきりリレー小説】ローファンタジー世界で冒険!2
108 :ヴァルン ◆7YNCzgdK14yD [sage]:2013/01/26(土) 00:37:11.81 ID:GesiwiIz
>「旅の扉の神殿ぶっ壊れたと思ったら爆心地にこいつらがいまして。ではあとはお任せします」

>「なんや、また面白い奴らしょっぴいたなあ、まあ適当にやっとくわ!」

僧兵たちと探偵のやりとりをみていたヴァルンは彼らたちが異常に仲の良いことに気付く。
僧兵たちの一部にはマサトシに対して敬愛の念さえ感じ取れた。皆めっちゃ笑っている。
でも、図書施設に入ったとたん無の顔。そう図書館の中では笑ってはいけないのだ。
ヴァルンはそんな僧兵たちの様子に気付くわけもない。

「マサトシったら尊敬されてるの?ゴリラみたいな顔なのに?」

「やかましわ!」
そう言いながらソファーにどっかりと腰を下ろすマサトシ。

「で、おまえら何者や!?パスポートあるんか?
ここに来たんは何が目的や?職業は?滞在日数は?はよゆえや」

「私の名前はヴァルン。目的は立派な探偵になってハー君を悪い司書から守ること…」

「おまえには聞いとらんわ!
あ、そうや。もたもたしとらんとお前は茶でもわかさんかい!!」

マサトシがフォルテたちに質問している間にヴァルンは給湯室でお茶を沸かすことになった。
そしてゲッツとフォルテの前にお茶を置く。お茶はいい香りを放っている。
続けてマサトシの前にもお茶を置くとヴァルンはフォルテとゲッツに顔を向ける。

「あの、旅の扉を壊して現れたってことは、もしかしてあなたたちはテロリスト?
だとしたら、ハー君の敵だわ!はやく教えてあげなきゃ!ハー君は私の大切な旦那さまなの。
それも警察司書長官なの。とっても偉くてかっこいいの!」

「あ〜うるさいのお!おまえはしゃべんなやーっ!」
とつぜん怒ったマサトシは、お茶をヴァルンの足元に叩きつけ
続けて目の前のテーブルを蹴り上げる。
同時にフォルテとゲッツの足はソファーとテーブルの間にガンっと挟まれる。


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