トップページ > 創作発表 > 2011年09月10日 > YC8p5KCf

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創る名無しに見る名無し
【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ29
【嘘予告】創発予告ネタスレ【ワンシーン】

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【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ29
394 :創る名無しに見る名無し[]:2011/09/10(土) 04:17:49.13 ID:YC8p5KCf
ふん。まぁ貴様ら雑魚には丁度いいハンdゲロゲロゲロゲロゲロ
【嘘予告】創発予告ネタスレ【ワンシーン】
240 :創る名無しに見る名無し[]:2011/09/10(土) 04:58:49.70 ID:YC8p5KCf
「私の負けだ……さぁトドメを刺すがよい」
そこは剣と魔法の世界。
人々は牧歌的に暮らしてきた。が、ある日。突如魔王と名乗るものが世界を侵略しはじめた。
人々は魔王を討伐するべく、抵抗軍を作り長い間戦闘してきた。
そしてついに。全ての戦いに終止符が打たれる瞬間が来たのだ。
荒れ果てた古城の一室。勇者は息も絶え絶えの魔王の前に立っていた。
握られた聖剣の光りだけがぼんやりと部屋を明るくしている。
ここで剣を振り下ろせば。全ての戦いが終る。
だけど勇者は躊躇っていた。
「……」
「どうした。殺さないのか?」
「お前を殺せば世界は救われるのか?」
「ああ、精々人間たちの世界は救われるだろう」
「それが正義なのか?」
「私にとっての正義は尽くした。力及ばすだったがな」
勇者の心はあまりにも純粋だったのかもしれない。
自分の信じてきた正義が誰かにとっての悪だったら。
そんなことを考えもしなかったのだ。
ただ小さい頃からそうすることが正義だと身にしみこむほど教え込まれ、まるで疑うこともなくそれを信じてきた。
自分が勇者の素質があると分かった時のことはこれからも永遠に忘れることがないだろう。
剣先がゆっくりと空に向かっていく。魔王も諦めたように目を閉じた。
「残念だ」
全ての戦いは終結した。
再び世界は平和な、牧歌的な世界に戻っていった。
ある一人の勇者を除いては。

『英雄譚のその後』


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