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ローゼン ◆frFN6VoA6U
【ジェンスレ】キャラクター分担型リレー小説やろうぜ!4

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【ジェンスレ】キャラクター分担型リレー小説やろうぜ!4
37 :ローゼン ◆frFN6VoA6U [sage]:2011/08/07(日) 00:50:49.04 ID:FT9haV2A
>32
ジョニーデップが現れた!
「いやー、僕はエリザベスさんほど剣が強くないですよ〜」
ジョニーデップが手にキスをしてきた。
「これは……精霊契約の儀式!? ごめんなさい、3つはさすがに定員オーバーです」

そこに風精霊が乱入してきた!
>「さて、風精霊様じ・き・じ・きのご指名だもの。みーーーっちりしごかせて貰いますわ。
 早速特訓と行きましょうか。……何ぼさっとしてるの!ほら運動服に着替えて修道院周りを50週よ!
 それが終わったら剣の素振り千回!徹底的にしごいてやるわ!おーっほっほっほっほ!」
「げえええええ!? 今時ジャンプでも見なくなったガチ修行かい! しかもこいつが先生!?」
「いや、君はやらなくていい」
院長先生が意味深に声をかけてきた。やらなくていいと言われたら反論したくなるものである。
「何でですか!? あのけしからんBMI指数のジェン君がやるんなら僕だってやります!
言っときますけど修行展開では主人公だけが厳しい修行をして
修行が終わったらヒロインもなぜかどさくさに紛れて強くなってるのが常識とか言うんなら逆ですからね!
常識的に考えてあっちがヒロインですよ!」

「おっと、勘違いさせてしまったようだね。
君はあのような時代錯誤の修行はしなくていいという意味だ。
私直々に貴方様の指導をさせていただきたい。駄目かな?」
銀髪美形に迫られて断れるわけがない。
「……よろしくお願いします!」

こうして修行編が始まった。

―― 修行その1、精霊術理論。院長先生と二人っきりの特別授業だ。
というのも、今や光精霊の術式を教えられるのはこの人ぐらいしかいないのだ。

「うう……」
難しい本を相手に頭を抱える。いつもノリで使ってるけど改めて理論的に学習するとなると訳分からん。
自分が普段使っている言葉の文法が分からんのと一緒である。
大学時代の知識? 忘れたに決まっている。というか最初からまともにやっていない。
「理論なんてやらなくても雰囲気で使えるんだからいいじゃないですかー。
それより早く霊装教えて下さいよ、多分勘でチャチャっとすぐ出来ますから!」
「残念ながら君の修行の内容を決める権限は君では無く私にある」
「そんな〜〜!」

―― 修行その2、剣術。
「どうしましたか? 本気でかかってきなさい、光の勇者!」
「ほ、ほんきです!」
ひのきの棒を振るいながら爽やかな笑顔を浮かべつつ鬼神のごとき気迫で迫ってくる院長先生。
一方的にやられっぱなしの僕。僕に精霊とのリンクなしに武術をやれなど元から無理な注文である。
あっというまに壁際まで追いつめられる。
「ひいいいいいい! ちょ! タンマ!
どうせリンクしたら超人バトルになるんだから地道に剣術修行したところで仕方ないですよ〜!
それより早く霊装教えてくださいよ!」
「君の修行の内容を決める権限は以下略隙あり!」
眉間に棒が叩き込まれた!
「ギャーーーーーッ!」
【ジェンスレ】キャラクター分担型リレー小説やろうぜ!4
38 :ローゼン ◆frFN6VoA6U [sage]:2011/08/07(日) 00:55:51.15 ID:FT9haV2A
―― 修行その3、???
極めつけは、院長先生に怪しげな部屋に案内される。
そこに祀られているのはこれまた怪しげな本。
「これは”黒ノ歴史書”というマジックアイテムだ。触ってごらん」

触れた瞬間、目の前に鮮やかに映像が再生される。田舎ののどかな小学校の教室。
「おはよ――っ!」
見るからにマヌケそうな女子児童が扉をスライドさせて入ってくる。
扉の上に巧妙にセットされていたバケツが落下して水を頭から被る。
巻き起こる大爆笑。
どう見ても下級生の悪ガキ集団に玩具にされる小6の図だった。
うわー、バカだなあハハハ。黒板にでかでかと書いてある。”ばかろーぜん”と。
バカローゼン? どっかで聞いたことがあるぞ。
あろうことかこれは僕自身の記憶の底に封印された黒歴史だったのだ!

「……うわあああああああああああ!?」
叫びながら床を転げまわり、起き上がった勢いで院長先生に詰め寄る。
「こんな事をやって何の意味があるんだよ!? あなたは僕を立派な勇者にしたいんでしょ?
勇者って、勇者って……強くてかっこよくって! 愛で勇気で希望で正義で! 闇を打ち砕く光の権化なんだよ!
あんな個人的などうでもいい黒歴史なんて思い出したら邪魔じゃん!」
対する院長先生は例によってあっさりかわすだけ。
「君の以下略。今に分かるよ」

>34
夕食時にジェン君と顔を合わせる。
一見何も変わってないけど、毎日見てきた僕が分からないはずはない、確実に強そうになってる。
それに比べて僕は……言えない、毎日トラウマ部屋で転げまわってるなんて言えない!

>「とにかくレジスタンスを動かせるようになれば残り2つのセレクションも一気呵成に破れるはずだ。
 なんにせよ、少数精鋭で隠密に行動できる俺たちが強くならねえことには動かねえ計画だけどな。ローゼン、修行の進捗はどうよ」
「聞いて驚け、超順調よ! もうすぐ霊装いっちゃうー?って感じ!」

「アンタは相変わらず嘘が下手だねえ!」
テーブルの下からパンチパーマのおばさんがでてきた。
「頑張るんだよ! 共に世界を救った勇者と魔法使いは永遠に結ばれる……」
「あっ、皆さんスルーをお願いします!」
どう反応していいか分からないのでスルーを呼びかけておいた。


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