トップページ > 創作発表 > 2010年12月21日 > cveWQZWT

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ジェンタイル ◆SBey12013k
キャラクター分担型リレー小説やろうぜ!

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キャラクター分担型リレー小説やろうぜ!
164 :ジェンタイル ◆SBey12013k [age]:2010/12/21(火) 22:05:51 ID:cveWQZWT
>>161
>>163

>「行こう! 僕の精霊の勘と同じ方向だ」
>「では、三人で行くとするか。お前達は早く家に戻って、必要な物を持ってくるんだな。
 私はお前達の用意ができるまで、この教会の前で待っていてやる」
「んじゃちょっと家戻って用意してくるわ。待ってれ」
俺は右手を挙げて暫しの別れを告げると足早に家へと駆けた。

俺の家は教会のある通りを行って三本目の辻を曲がった先にある長屋の一室だ。
実家を最初に燃やしちゃったからね!
用意周到なうちの両親は家財道具纏めて持ち出して火災保険だけ持って行きやがったけど!
この部屋はそのお零れ頂戴して授かった仮住まいなのだ。
荷物なんて数えるほどもないから、支度はすぐに完了した。
「待たせたな。ってうわ、メタルクウラがなんか気持ち悪いことになっとる!」
首から下を再生しつつあるメタルクウラの姿は、なんかこう、水に浸けた球根のそれに似ていた。
モンスターと間違えて討伐されてもおかしくないビジュアル。ホイミスライムの親戚かと思ったぜ!

…………で、二日後。
二日後と言ったら二日後だ。そう描写したからには現実がそれに追随する。便利な世界観だなあ。
仮にここで世界が平和になった!とか描写したらどうなるんだろうね!いっちょやってみっか。

―――世界は平和になった。

……何も起こりゃしねー。って、よく考えたらこの世界って別に今でも普通に平和じゃねーか。
もっと具体的に、何がどうしてどうなったか、いわゆる5W1Hってやつをきちんと構成しないと駄目なのかな。
なにはともあれ閑話休題、俺達は今トアルの町の中央広場に居た。
ルーンによって常に正確な時間を刻む時計台の下。

>「では、ここで別れるとしよう。私はパーツショップとルーンを刻まれに行く。
 お前達はここで手掛かりを探すと良いだろう」
二日が経ち、元の姿をほぼ完調に取り戻したメタルクウラだった。
「お。オッケー把握把握、俺はどーすっかなー。旅疲れもあるしとっとと宿にしけ込んでもいいんだけど。
 せっかくだからぐるりと町を回ってみるか。マジックアイテムは明日に回すとして今日は観光だな」
メタルクウラに宿の場所を伝え、夜になったらそこで落ち合う約束をした。
魔法科学の発達したこの町は、メタルクウラにとっても造詣やぶさかならぬところがあるのだろう。
「ローゼンはどうする?お前の職業にして生業であるところの美少年ハンター解禁か!?旅の恥は書き捨てだぜー!」


>>158>>162

「へー、隕石ねえ。このタイミングはなんかのフラグの匂いがプンプンするぜー!」
>「隕石の調査だぁ?そんなもんに護衛なんざいらねぇだろうが」
今日はのんびり物見遊山と予定を決めた俺達の傍、時計台の下に刺さった立て札の前でぼやくおっさんの呟きが耳に入った。
今までどうしてこんな生き物の存在に気付かなかったのか眼球を責めたくなるような存在感。
それを包みこむ筋と肉の巌のような肉体。
>「先週はプレデターとエイリアンの大群を300匹ほど倒してきたばっかだからな。
 あ、ナメック星人とかってのもな。今日は楽な任務になりそうで安心してるよ。」
「お、お、おっさん!人知れず世界を脅威から守ってたのはアンタだったのか!」
世界が平和っていうアレは伏線だったんだな!たったの1レスで回収しちまったぜ!
「超かっこいいな!是非一杯奢らせてくれ!ついでに色々聞きてー。アンタ、"黒い少女"についての話、知らないか?」
見るからに百戦錬磨っぽいツラしてるし、なかなかの事情通と見た。


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