- 1000行くたび板を転々とするスレッドPart236
103 ：創る名無しに見る名無し[sage]：2010/12/21(火) 11:13:55 ID:RomH9ugl - なんかこのままでは良くないと思って、FFDQ板で公開したコピペ改変ストーリーのさらに改変をここに掲げる。
ローラ姫ファンスレッド
http://yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/ff/1261234384/585
私はロトの血を引く勇者。
ラダトオムの城のローラ姫がドラゴンに攫われた。
大變だ！
何が大變かと言ふと、私はロトの血の筋の者で在り乍ら研究家肌で、とんと武藝に才が無い。
物語を重ねるに連れ其れでも良くなるだの、今回は涙を飲んで独りで行つて呉れだの、
好く判らない事を言はれて、１２０ゴオルドを手渡されて、荒野に追ひ出された。
私は困つた。ドラゴンなんて如何遣つて倒した物か。
私は仕方無いので一寸変装等してドラゴンの目撃情報等探偵し、
當該ドラゴンの特性を概握し、私の能力でも倒せる方法を思案した。
私は童貞で卅を越えて居たので、ローラ姫が竜王の妻にされるらしいとの噂を聞き附けると、
ローラ姫にお腹の空かない魔法を掛けて、周囲に強力な結界を張つた。
そして廿年の月日が流れた。
もうそろそろ好い哉と思つて洞窟に出掛けて見ると、果たしてドラゴンもよぼ／＼であった。
こんと頭を叩いたので絶命したのか、天寿だつたのかは判らない。
ローラ姫は有らふ事か、魔法の副作用で或らふか、
攫われた時と同じ十六の容姿を保つて居たと言つて良かつた。
只、私は助けに行く為り強か廻し延髄蹴りを喰らはされた。
女は好く判らない。
私の姿も何故か廿年前の若さを取り戻して居た事に気附いた。
其の上、宿屋の主人に二度 「ゆうべはおたのしみでしたね」 と言はれた。
童貞の私には辛い道程だつた。
女は好く判らない。
世界も好く判らない。
ラダトオム城に辿り着いた途端、何故かローラ姫から戀の告白を享けた。
女は好く判らない。
もう私のライフはゼロよと思ひ”いいえ”と應へた筈だが、何時の間にか”はい”と應へて居た。
無間地獄とか無限ルウプとか、其んなチヤチなもんじや断じて無え。
頭が如何にかなりさうだつた。
女は好く判らない。
世界も好く判らない。
後はまあ、恙無くテンプレイト通りに話は進んだ。
否、如何やら進んだ様だつた。
色々遭つた様だが、気付いたら、何時の間にやら、ローラ姫と異郷で國を榮えさせて居た。
また、ローラ姫との間に三人の子を授かって居た。
女は好く判らない。
世界も好く判らない。
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