- キャラクター分担型リレー小説やろうぜ!
117 :メタルクウラ ◆QXV6kzbAYg [sageラスト!]:2010/12/14(火) 00:08:55 ID:63PYBKKr - >>116
>「あ……れ……?」 >「俺は……――――いや、」 私はしまったと思った。 私が村の異変に気を取られている隙に、ジェンタイルが魔法を構成してたのだ。 しかし、その魔法は発動することなく、何故か霧散してしまった。 ジェンタイルの目も、まるで憑き物が落ちたように澄んでいる。 私の知らないところで何があったのだろうか? >「メタルクウラぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ジェンタイルは今までに無い戦意を見せている。 最初からこの目に、この心で語ってくれれば、私とて納得しただろうに。 >「インファイトだこの野郎!!」 私も応じよう。 ここでこの心に応えなければ、私は後悔するだろう。 「受けて立つっ!!!!」 ジェンタイルの拳は再生されかけていた胸部装甲を溶かし、内部のエネルギー炉にまでダメージを与える。 後一度、強い衝撃を受けたら爆発してしまうだろう。 だが、それでも私は引かぬ。 「受けよっ!!乗り越えよっ!!我が全霊!!!」 私は出力の限界までエネルギーを右拳に集めた。 右拳はエネルギーによって、水色に光り輝く。 その拳をジェンタイルの胸に目掛けて、振り下ろした。
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