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87 :メタルクウラ ◆QXV6kzbAYg [sage]:2010/12/13(月) 00:35:08 ID:rqfkXq4c - >>73>>81>>82>>85
私が村の外れにある自宅の窓から星を見て、自分の今は無き母星に思いを馳せていると、視界の端に赤が映った。 私はその赤に焦点を移した。 「教会が燃えているのか……?」 こんなことをしでかすのは、私の知る限りは誰もいない。 いくらジェンタイルがやんちゃとは言え、教会を燃やすほどの馬鹿をやるはずが無い。 ともかく、私は教会に直行することにした。 私が着いた時には、すでに村人の大半も集まっており、消火活動も開始されている。 水の魔法で水流を火に浴びせている。 私の気を探知する能力によれば、教会の中には人は残っていないようだ。あるいは、とっくに焼け死んだか。 >「その綺麗な顔を吹き飛ばしてやる!」 どうやら、私の見立ては相当に甘かったらしい。 >「届いて穿て!超圧縮メラゾーマ!!」 私は瞬間移動でジェンタイルの目の前に現れた。 タイミングが悪く、ジェンタイルの火炎弾が胸部に着弾し、私のメタルボディを溶かす。 しかし、これで良かったのだ。 私は回復呪文で回復するし、自己修復能力もある。 村の僧侶は言っていた。 私はキラーマシン類と似たような存在らしい。 意思を持った機械生命は、回復呪文や蘇生呪文の恩恵が授かれるらしい。 「さすがに教会を焼くとは思わなかった。 もう、貴様はこの村に入られんぞ」 人々の心の拠り所である教会を焼いたのだ。 温厚な村人達でさえ、追放処分をせざるを得ないだろう。
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98 :メタルクウラ ◆QXV6kzbAYg [sage]:2010/12/13(月) 01:35:36 ID:rqfkXq4c - >>91
私はメタルボディの溶けた部分を剥ぎ捨てる。 自己修復能力が作動し、ゆっくりとメタルボディを再構築する。 >「ジェンタイルさんの台詞」 私はジェンタイルを少し侮っていたのかも知れない。 単純に力を持て余す馬鹿とばかりに思っていたが、今の教会に対する依存に憂いていたとは。 だからと言って、このやり方が赦されるという訳ではない。 「貴様の言い分は分からないでもない。 だが、貴様は考えたことがあるのか? 貴様に燃やされた者の苦痛を……」 私はジェンタイルを殴り飛ばし、言葉を続けた。 「そして、笑って赦してくれる村人達の心の強さを! 分からぬのならば、分かるように頭を冷やさせてやろう!」 私は指先をジェンタイルの胸に向け、体内に備わったエネルギー炉から生み出されたエネルギーを、細く貫通する光線を放った。 【ものは試しでやってみましょ。 私が先行で3ターン制。私が4ターン目で敗北。軽い技は決定リール有り こんなんでどうでしょうか?】
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101 : ◆QXV6kzbAYg [sage]:2010/12/13(月) 01:47:18 ID:rqfkXq4c - >>100
ID判定=勝敗の結果でしょ? 大技放って食らって負けなかったら空気読めになるでしょ。
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115 :メタルクウラ ◆QXV6kzbAYg [sage]:2010/12/13(月) 23:04:33 ID:rqfkXq4c - >>99>>113>>114
私の光線はジェンタイルの肩に当たった。 胸に当たったのならば、結局は殺してしまうことになったかも知れない。 これで良かったのだろう。 ジェンタイルを殺すことが目的では無かったのだから。 >「――んの野郎!」 ジェンタイルが目眩ましの閃光を放ち、私の視界は封じられた。 だが、私にはあまり問題にはならない。 私は生体反応をキャッチするレーダーがある。 私は迷うことなくジェンタイルに向かって、突進していった。 >「"炎"とは!人に技と業をもたらし常に前進させてきた!俺は炎系を極めた魔法使い――だったら俺が導いてやる!」 私の足は膝の辺りから切断された。 都合良く視界が効いてきたので、確認することができたのだが、私とジェンタイルの間に刃が生えていた。 その刃に私の足は切断されたらしい。 だが、私は飛べるのだ。 >「アンタの言葉は正論だがよォー………ただ言うだけの"正論"じゃあ俺には届かねえぜッ!」 「だからこそ、普段は拳を振るうことのない私が、貴様に鉄拳制裁で痛みを教えてやらねばならないではないかっ!!」 私はジェンタイルに突っかかられた時にも、拳を振るうことはなかった。 私も死者が生き返ることの無い星から来たのだ。 また生き返るから良いという考え方には、疑問を覚えていた。 私の製造者であるクウラは、星を荒らし数多の生命を死滅させた。 その生命達が生き返るならば、死滅させてもいいのか? 私はそうは思わない。 「貴様がやっていることは、生き返ることを前提にしたことただの横暴だっ!」 私は突進した勢いのまま飛翔し、ジェンタイルにきついボディブローを放った。 そして、気付いた。 「何だ?何が起こっているんだ?」 私達が戦っている間に村が闇に覆われていたのだろう。 その闇が光によって晴らされていくのが見えたのだ。
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