- 創作大会しようぜ! 景品も出るよ!
226 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/12/04(土) 00:45:41 ID:wzTzkhKA - なんかいろいろ寒いな
寒い大会を修正しようという気もなく 癌細胞摘出に躍起になるのみ、か。
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95 :イッヒムスシュターベン ◆/6V.PHILIA [sage]:2010/12/04(土) 02:29:32 ID:wzTzkhKA - −来世−
とある星の地獄に、閻魔様と呼ばれる地獄の主がいた。 閻魔様はとてもずぼらだった。 そんな閻魔様の元に金髪の罪人が連れられて来た。 どの地獄へ送るか、閻魔様が決めなければならない。 「めんどーやから来世また来たら決めたる」 金髪の罪人は、無罪放免となった。 背中に鯉の絵柄を彫ってある筋骨隆々が、 閻魔様の元に連れられて来た。 「めんどいから来世な、来世」 鯉の筋骨隆々は、無罪放免となった。 目の下に隈があるチェックのYシャツを着た小太りが連行されてきた。 「来世でいいやん、もうええやん」 小太りは、無罪放免となった。 ジーンズにTシャツという一般的な大学生の青年が訪れた。 「来世ねー来世来世ー」 無罪放免となった。 中肉中背のパーマのオバサンが来た。 「ライセーライセー」 放免となった。 見事な絶対領域のゴスロリが来た。 「ラーセーラーセー」 放免となったが「最後にパンティ見せて」と閻魔様は云った。 ライオンが来た。 「ガオーガオー」 放免だった。 プランクトンが来た。 「見えへんがな!」 放免。 無罪放免となった者たちは転生したが、 ときおり閻魔様と会ったことを覚えている者もいて、 最近の閻魔様の傾向と対策を生者に教えていた。 ヘラヘラ笑った狡賢そうな猫背が訪れた。 転生した者の教えを聞き、裁かれることはないと踏んで わざと大量の罪を犯して連行されたのだ。 「無罪放免でしょ」 猫背は閻魔様に笑顔で訊いた。 閻魔様は答えない。 心配になってきて猫背は閻魔様の顔を覗き込んだ。 閻魔様は部下の鬼からの報告書を読んでいる。 「無罪放免……ですよね?」 紙面から顔を上げて、閻魔様は遠くに憂いの視線を向けた。 そして猫背に目を戻していった。 「お前の罪はあまりに重い。お前に来世はない」 愕然とする猫背の背中に、ドンとなにかが当たった。 猫背が振り返ると、彼の後ろには行列ができていた。 「忙しくなりそうやなあ。怠けたシッペ返しかなあ」 頬杖をついて、閻魔様はため息をついた。
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246 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/12/04(土) 12:46:28 ID:wzTzkhKA - >>245
コテつけろよ さすがに卑怯だろw
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