トップページ > 創作発表 > 2010年12月04日 > OhdveF0z

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ロスト・スペラー

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ロスト・スペラー
22 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/12/04(土) 17:32:26 ID:OhdveF0z
『魔法都市』

『魔法都市』とは、『共通魔法<コモン・スペル>』の魔法技術を都市機能に取り入れた都市を言うが、
この世界で魔法都市の名を冠する事は、語義以上の意味を持っている。
魔法都市を支えている魔法技術、及び魔法関連施設は、『魔導師会』が管理・運営している為、
魔法都市の名は、魔導師会が都市の生命線を完全掌握している事を暗に示している。
それは魔導師会の後ろ盾がある証明でもある。
魔導師会は、『六大魔法都市』以外の都市を魔法都市とは認めていない。
今の所、新たに魔法都市を認定する雰囲気も無い。
魔導師会が公認した魔法都市以外にも、魔法関連施設は存在しているので、そのサポートは行うが、
本格的な支援を要する、大規模な魔法関連施設の新設には、極めて消極的である。
その為、魔法都市と、それ以外の都市とでは、発展の度合いに格差があるが、魔導師会は、
『組織影響力の自制』を理由に、不干渉を決め込んでいる。
その不均衡に起因する批判を受け、魔導師会は近年、グラマー以外の魔法都市では、
魔法関連施設の新設に慎重になっている。
ロスト・スペラー
23 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/12/04(土) 17:37:18 ID:OhdveF0z
『大魔力路<エナジー・ロード>』

地域間を結ぶ、巨大な魔力輸送路を『大魔力路<エナジー・ロード>』と呼ぶ。
街道に沿って設置された、金属製の巨大パイプで、伝導体には『魔導ゼリー』と呼ばれる、
ゲル状の特殊な混合液を用いている。
管理責任者は『魔導師会』。
魔法人口が集中している『魔法都市』は、土地的に強い『魔力』を持っているが、
一人当たりが利用可能な魔力の量は少ない。
その為、都市部の者が魔法を使うには、安定した魔力の供給が必要で、大魔力路は元々、
僻地から魔力を汲み上げる目的で、造られた物だった。
大魔力路を通る魔力は、各都市に供給・分配され、企業・家庭は、安定した魔力を得る代わりに、
使用量に応じた金額+税金を魔導師会に徴収される。
魔導師会は、この税金部分で大魔力路の維持・管理を行っている。
過去、破壊活動の標的になった事があり、その際に都市と魔導師会が共同で組織した、
『保安巡視隊』が常に異常が無いか見回っている。
ロスト・スペラー
24 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/12/04(土) 17:45:04 ID:OhdveF0z
『魔法資質』

旧い時代、人間が魔法を使用する際には、三つの条件が必要だった。
それは、魔力の感知が出来る事、魔力の制御が出来る事、そして魔力の源が存在する事である。
『共通魔法使い<コモン・スペラー>』に必要とされる資質、所謂『魔法資質』とは、この内の感知能力を指す。
『共通魔法<コモン・スペル>』は感知能力が乏しい者でも、『魔力』を制御出来るように創られた。
しかし、共通魔法でも、魔法資質を持つ者の優位は変わらない。
魔力を感知出来る者が扱う魔法の効果は、感知能力を持たない者とは比較にならない。
魔力は環境によって変化する、自然の物である。
その魔力の作用を、発動者本人が直接感じる事で、より高度な制御が可能となるのだ。
感知能力は個人の体調や気分で大きく左右される。
基本的には落ち着いた精神状態で、集中力が高まっていると良いとされているが、
例外も存在し、実際に感知能力が鈍化・鋭敏化する環境は、十人十色である。
高い感知能力を有する者でも、鋭敏化する環境の再現が困難では、実力を発揮し難い。
安定して高い感知能力を維持出来る者でないと、優秀な資質の所有者とは認められない。
優秀な魔法資質の持ち主であれば、魔力の乏しい現在でも、『魔法石<エナジー・ストーン>』に頼らず、
魔法を使用する事が可能。
意外な事だが、優秀な魔法資質と、『魔法学校』の成績とは、余り関係が無い。


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