- ロスト・スペラー
10 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/12/01(水) 18:40:18 ID:Z2biPcw4 - 『魔力』
『魔力』とは、魔法を使う際に必要な力である。 万物は大なり小なり魔力を有している。 それを行使するのが魔法であり、魔力が無ければ魔法は使用出来ない。 魔力の由来に関しては、過去に学会で激しい論争があったが、現在では天地から供給される物との 認識が一般的である。 魔力は消費される物であり、無尽蔵ではない。 魔法を使用する人口が増えれば、一人当たりが利用出来る魔力は減少する。 故に、『共通魔法<コモン・スペル>』が普及してから、時代を経るにつれ、魔法は弱体化した。 将来、魔法人口が増え続ければ、何時か魔法は消滅するとも言われている。 魔力の乏しい現在では、「魔法大戦の伝承」にあるような、危険な魔法は使えない。
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11 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/12/01(水) 18:49:10 ID:Z2biPcw4 - 『魔法暦』
1週=5日、1月=6週=30日、1年=12月=72週=360日と定めた、現在の暦。 年末には、月に数えない独立した最後の週、『終末週<エンド・ウィーク>』を設け、休日としている。 『魔法大戦<スクランブル・オーバー>』が何時起こり、何時終わったのか、正確には定かでない。 『魔法暦』は、魔法大戦から推定20年、ある程度の秩序が回復した後に、定められた物である。 約20年の空白を挟んだ、魔法大戦以前の暦は、旧暦と称されるが、 月日の数え方は同じで、年と週の日数が異なる。 戦後最初の『魔法都市』、グラマーの完成を以って、魔法暦元年とし、 社会情勢が完全に落ち着く魔法暦96年までを『復興期』、 それから魔法文明が大きく発展した魔法暦250年頃までを『開花期』、以降を『平穏期』と称する。 現代に近付き、魔法暦500年が近付くと、次第に『停滞期』という表現が用いられるようになった。 余り響きの好くない、停滞期の呼称は、徐々に定着しつつある。
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12 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/12/01(水) 18:55:57 ID:Z2biPcw4 - 即死回避だが、まだまだ浅い。
もっと読む気が起こらない長文を続けなければ、ネタにもならないだろう。 とりあえず単独>>100を目標にする。
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