トップページ > 創作発表 > 2010年11月29日 > yxMP7gNz

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創る名無しに見る名無し
新ジャンル「堂守」

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新ジャンル「堂守」
62 :創る名無しに見る名無し[]:2010/11/29(月) 00:08:08 ID:yxMP7gNz
「「 自由な人たち 」」 012+12  2010.22.11.28--043
*** 太陽に照らされた月 ***

 通りかかったタクシーに秋子を乗せ、幸雄はホテルに向った。幸雄は秋子の
話に納得した訳ではなく。秋子に説明し、出来ないというつもりだった。

 「とりあえず、秋子さん休める所に行きましょう」

 秋子はじっと黙ったままだった。幸雄にうなだれるように寄り添い。酔った振りを
続け、このまま、幸雄と一緒に一夜を過ごすにはどうすればいいか考えながら、
幸雄の腿の上に頭を載せ、寝たふりをした。腿の温かさが頬に感じ、なんとなく
幸雄の男を感じた。

 「秋子さん、大丈夫ですか」

 「大丈夫、少し、眠いの」

新ジャンル「堂守」
63 :創る名無しに見る名無し[]:2010/11/29(月) 11:24:22 ID:yxMP7gNz
「「 自由な人たち 」」 012+13  2010.22.11.29--044
*** 太陽に照らされた月 ***

 膝の上に頭を載せて横たわる秋子を見て、自分を求める女をどうすればいいのか
幸雄は迷った。幸雄には心を寄せる冨美という存在があり、冨美を思うと秋子と
一夜を過ごすことに躊躇いもあり、しかし、自分を求める同僚としてのいとおしさ
もあり、どうすればいいのか悩んでいた。

 「今日だけ、今日だけは一緒にいたい」

 秋子は寝言のようにつぶやいた。そして、深い息を幸雄の腿に吹きかけ、その
熱い吐息がスボンの生地を通って幸雄の内股を暖めた。生暖かい秋子の息は
生き物のように幸雄の男性自身に届き、既に、秋子との戦いが始まっている
のを感じ取った。秋子はすかさずもう一度深い息を吹きかけ、その反応を頬で
感じ取った。明らかに幸雄の体はそれに反応し、秋子の頬はそれを捉えた。

 「秋子さん、息をそんな所に吹きかけたら」

 「ごめんなさい、まだ、少しおかしいの、このままにしておいて」

 タクシーは僅かに揺れながら、幸雄の一部は秋子の頭の重みと秋子の吹く息とで
既にその形状は原型を残さない形状へと変形させ、秋子の頬にその存在が明らかに
変身していることを感じさせた。



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