- 【邪気眼】厨二病で創作するスレ【EFB】
29 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/28(日) 15:35:41 ID:wDQtbga8 - 高校1年生の時友人が書いた小説を投稿します<許可済み>
チェンジ・オブ・デスティニーWorld プロローグ・変わっていた世界 「こんな世界、変わってしまえば」 誰でもそんなことを考えてしまうときはあり、それはしかたのないことなのかもしれない。 だが、それでも人はこの世界という中で生きている、だから世界の中でそんな事を思ってもしかたがないのだ。 とわ言っても、人一人の視野で見える世界は狭い。 そんな風に一個人には毎日日々過ごしている「日常」こそ、世界と呼べるものなのかもしれない。 そして今、そんな一個人の世界が変わってしまった事を、その者も、その者の日常に関わっている者達も知ってはいなかった・・・・。 一の欠片 「異変」 「・・なん・だ・・・」 ここは何処だろう・・・。 「ん、んん・・・」起き上がるとそこは見たことも無いただ、ただ青白く光っている岩の地面となにも無い空間が広がっていた。 「・・・・・・・」 「いったいココは・・・」そんなことを呟いて辺りを見渡すが、見る限りなにも無く人の気配すら無い。 「俺が・・寝ぼけているのか?」そんなことも思って顔を、叩いてみるが・・・。 「・・・・・・・」ハッキリと目は覚めている。 「うーん・・・」まったく、今いる所にも検討もつかずに考えていると、ふと、なにかの気配の様なものを感じ頭を上げる。 そこにはいままでで見たことも無い風をまといながら感じとれる程の力を発している小さな光があった。 「・・・」その光を見て驚き、声も出ないでいると。 「汝、選ばれし者、汝に我が力を与えよう。」光から声が発せられた。 「・・・は?」訳が分らず頭の中がパニックになっているが光はそん事はつゆ知らずと、続けた。 「世界は動きだした、汝その力を手に汝の思うままに生き覚醒し立ち向かい生き残れ」 「お、おい、いったいどういうことだよ!」 「汝目覚めし時に理解するだろう・・・」そう言うと静かに俺の中えと消えていった。 「う、う・・う・・・なん・な・・んだ・・・よ。」そうして、俺自身の意識も遠のいていった。 二の欠片 「いつもの一日」 「・・・」 「・・うぅぅん。」 「ん、・・・ふあ〜〜・・・はぁ・・・朝か。」 「あれは、夢だったか・・・。」にしても、変な夢だったな。あれは、いったいなんだったんだろう。 あんな夢今までに一回たりと、見たこと無かったよな。「ん〜〜〜〜〜。」などと考えながら一階へ朝食を作りに降りて行く。 ちなみに、俺こと「風瀬 寛斗」は一人暮らしをしている。かあさんは海外で仕事をしているし、とうさんは、俺が中学に上がってすぐ、不慮の事故で亡くなた。 でも、だからといってとくに不便はしていない。 炊事などの家のことは、大抵できるし。かあさんも、極まれにだが帰ってくるから特に変わったことも無い平凡とした生活を、している訳だ。 「ふぅ。そんじゃ、いたただきますか。」と、まあこんな感じの起きたら自分で飯を作ってのんびり食いながら、朝のひと時を過ごしている。 「はぐ、んぐんぐ・・・・ん、ごちそうさん。」 ピンポーン「おーい生きてっか」 どうやらアイツがきたようだ「よう、生きてたか」 「おまえは、朝から元気だなー」 「んなのあたりまえだろ」と、なんとも騒がしく俺の家に訪ねてきたのは、「伊織 知加羅」だ。 「おっしゃ、早く学校行こうぜ寛斗」 こいつとは中学で知り合って高校もいっしょになったいわゆる腐れ縁でいつもテンションがすこし高めなヤツなのだ。 「おまえな、珍しくお出迎えに来てもらってなんだが今、朝飯食い終わったとこなんだがな。」 「なら早くかたずけてさっさと行こうぜ」 「なんでそんな急いでんだよ今日なんかあんのか?」
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