- 異世界設定つくらない?
256 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/19(金) 01:51:01 ID:2l8StjRv - いろいろな設定を長々と考えてみた。
精霊について 精霊は世界のあらゆる場所に存在し、全ての現象に関わっている。たとえば風が吹いたり花が 芽吹いたり、雨が降るのも全て精霊が起こした現象である。精霊はもともとは神が作り出した 存在であった。神代魔法を用いても世界の全てを密に管理する事は面倒な事であった、そこで 神は世界を管理する存在を生み出した。この存在は大気中のマナを吸収し半永久的に稼動し続 け、内包されたプログラムに沿って世界を管理する。正式名称は自立型環境管理プログラム体 である。この存在は予定通りの機能した。大気中のマナが過度になるとマナを安定させる為に 大災害などの大規模な現象を発生させ、逆にマナが不足気味になるとマナを補充させる為に全 ての現象を停滞させる。このプログラムは神が存在しなくなった現在においても正常に稼動し 続け、世界を管理している。 魔法と精霊の関係について 精霊魔法は精霊の存在を介して世界に介入する魔法である。本来、精霊は内包されたプログラ ムに沿って動くものであるが、魔力という存在を介して精霊を動かす事が出来る。つまり魔力 という媒体を介して精霊のプログラムにハッキングする事で現象を起こさせるのだ。これは精 霊が大気中のマナを吸収する事で稼動し続ける点を突いたもので、マナに近い存在である魔力 を精霊が吸収する為に精霊のプログラムにハッキング出来るのである。しかし、精霊には自己 修復機能が備わっているのでハッキングの効果は短時間で、長時間維持する為には常に魔力を 注ぎ込まなければならない。 魔力とマナについて マナは全ての存在の構成要素である。この構成要素であるマナを消費する事で作り出されるの が魔力である。マナは非常に不安定な存在であり構成要素からそのままの形で抽出すると直ぐ に世界に霧散してしまう。そこでマナの抽出過程で魔力という似て非なる存在に変化させる事 で安定させ、容易に扱う事を可能としたのである。 魔力を消耗すると疲れるが、これは自分自身のマナを消費する為である。もしマナを消費し続 け枯渇した場合はその存在は死を迎える事であろう。これを防ぐには別の存在のマナを吸収す る事である。つまり食事という行為に繋がるのである。人間でも少量ではあるが精霊と同じ様 に大気中からマナを吸収行為はしているが、それでは不十分であるが故に食事をするのである 。魔族の場合は大気中からのマナの吸収効率は50%(人間は5%程度)に達するので食事の量 は少量となり、龍族になると吸収効率は90%となり普通に暮らしている分には食事をしなくと も生きていけるのである。
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258 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/19(金) 02:33:23 ID:2l8StjRv - 魔族と人間について
魔族と人間は元々は同じ類人猿から派生したものである。この二つの種族に分かれた最大の要 因は地中のマナの密度の違いである。魔族が生まれた浮遊大陸は土中の輝石の割合が多く豊富 なマナを幼少の頃から吸収して種を重ねていた。この事で魔族は豊富なマナの恩恵に預かり、 強靭な肉体と、強力な魔法力を得る事が出来た。しかし、地上で暮らした者たちはこの恩恵に 預かる事無く種を重ねていった事で魔族と比較した場合、酷く脆弱な肉体を得るに至ったので ある。 魔族は地上の人間を「知恵ある獣」と呼び、なんだかんだでそれなりに友好的な関係を結んで いる。魔族が技術提供しなければ魔石などの魔法科学の分野は数世紀は遅れていただろう。
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299 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/19(金) 21:56:56 ID:2l8StjRv - とりあえず色々と考えてみる。
龍族についての考察 龍族は精霊と同じように元々は神が作り出した存在である。精霊は環境維持を目的としたプロ グラム体であるが、龍族も同じ様な要素を内包した存在である。正式名称は自立型敵性因子消 去プログラム体という。主たる目的は神の創造した世界において敵性分子と判断された存在の 消去である。その為、神は龍族に比類なき力と永遠にも近い寿命、そして臨機応変な対応が可 能な様にと自意識を与えた。これが創龍紀である。つまり龍族は世界の番犬として存在してい るのである。 神が存在しないくなった世界においても精霊と同じ様に存在し続け、正常に機能し続けている 。過去に龍族が世界の敵と判断し消去プログラムを遂行した例は僅かである。
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300 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/19(金) 22:18:19 ID:2l8StjRv - とりあえず色々と考えてみる2
龍語魔法についての考察 龍語魔法とは龍族の扱う魔法であるがその本質は精霊の事象操作と極めて近いものである。人 間の精霊魔法や魔族の暗色魔法とは精霊や強い感情といった媒介を介さずに、精霊と同じ様に 直接介入するのが龍語魔法である。自らの望む現象のプログラムを作り上げ、それを世界に入 力させる事で現象を発生させる。また、人間や魔族の様に自らの魔力に頼っておらず、大気中 のマナを消費させる事で現象を発生させている。発動媒体は視覚であり、極めて広い範囲に影 響を及ぼす。
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301 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/19(金) 23:11:58 ID:2l8StjRv - とりあえず色々と考えてみる3
光脈(浮遊大陸の移動原理/名称の変更が必要か?)について 光脈とは地中や大気を流れるマナの本流である。意義を失ったマナは霧散した後、この光脈に 取り込まれて世界を駆け巡り再びなにかしらの意義を得て世界に再び生まれる。地形も生命も 現象すらも形を失えばマナとなりこの光脈に取り込まれ世界を巡る運命である。また、浮遊大 陸もこの光脈の流れに沿って移動する。これは浮遊大陸に存在する固形化したマナが光脈の流 れに引き込まれしまう為に起こる現象である。また人間達の住まう地上もこの光脈の流れで僅 かではあるが移動すのである。その他の特徴として光脈流れる土地は豊かになる現象が発生す る。これは光脈を流れるマナの一部がその土地に留まる事でその土地にマナの恵みを齎すので ある。
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302 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/19(金) 23:48:06 ID:2l8StjRv - とりあえず色々と考えてみる4
人工天体アルカ(スペイン語で箱船)この世界の事である。半径6,378.137km、重量5.974 ×10の24乗kgの人工天体、直径正式名称は創造型多人数参加型シュミレーションゲーム“ARUKA”。 このゲームに参加するプレイヤーは自ら神と称して世界を自由に創造する事が出来る。自分自身が 勇者と化して魔王を倒すのも良し。自分だけの設定の世界を作り出して、そこで生活するのも良し。 その世界の住民を眺めて暮らすのも良し。なんでも可能となる究極のシュミレーションゲームである。 また、このシステムは研究者にも愛用されるほどの高い完成度を誇り生物の進化の過程や、軍事行為のシュミレー ション、特定の条件下での精神分析と幅広い研究分野で活躍しているのである。 さぁ、近所の友達を誘い自分達の世界を築き上げよう。友人と考えた世界を冒険しよう、 友人と一緒に神となろう。世界は全て貴方の想うがままに永遠に―――。 マトリクスやスターオーシャン3のネタを基本においた良くある考えの世界観。世界の全てがゲーム盤の上での物語り。
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