- 【ライダー・戦隊】スーパーヒーロータイム!【メタル】
36 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/15(月) 04:39:29 ID:0nSkqpGA - 仮面ライダーディケイド衝撃の最終回、「ライダー大戦は劇場へ」から1ケ月が経った。
テレビ朝日には今なお多くのライダーファンによる苦情が殺到している。 ネットでは日々、ディケイドを譲歩する人間と批判する人間が口論している。 彼等は知らない。この論争が、この騒ぎが ウルトラショッカーによって仕組まれたものだと! テレビ朝日はディケイド・クウガ編放送時に、ウルトラショッカーに乗っ取られていた。 テレ朝・東映関係者、ディケイドのスタッフ・キャスト達は全員、ワームが疑態した偽物。 本物は既に全員、惨殺されている。しかもディケイド関係者だけではない。 過去のライダー作品に関わった人間をゲストだろうがエキストラだろうが 神経質なぐらい一人残らず抹殺した。 赤ん坊だろうが関係無い。目的のためなら誰であろうとぶっ殺す。 まさに地獄行き確定の地獄の軍団、それがウルトラショッカーだ。
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37 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/15(月) 05:23:45 ID:0nSkqpGA - ウルトラショッカーとは何なのか?
ショッカーとは、怪人とは、架空の存在ではなかったのか? ウルトラショッカーが何なのかは分からない。ただ分かる事は一つ。 彼らがこの世界を征服しようとしていることだけだ。 ウルトラショッカーの最初の作戦、それはライダーファン同士を争わせ ライダーファンを凶暴な人間へと人格形成する「RFヒス作戦」! 何でターゲットがライダーファンだけの小規模な作戦かというと 自分達の宿敵、ライダーのファンである彼らがムカつくから 俺達の手の平で踊らせてやるというシンプルな理由から。 しかし地獄の軍団の彼らでも、作戦の巻き添えを食らう 怪人ファンに対しては罪の意識を感じている。 地下にあるウルトラショッカーアジト。ブラック将軍が 最近買ったばかりの自前のノートパソコンを持って、首領の部屋に入って来た。 ブラック将軍「御覧下さい首領!2ちゃんねるで愚かな人間共が争いを繰り広げております」 首領(ゲルショッカー首領(赤面マスク))「くくく、争え争え!もっと荒れろおぉぉ!!」
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38 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/15(月) 06:13:29 ID:0nSkqpGA - 同刻、トイザラスでガンバライドをしている少年。
名は頼駄雄宅(らいだ たくお)16歳。通称タク。重度のライダーオタク。 この日彼はガンバライドのカードを続けて買いまくっていた。 彼がカードの排出を待っていた時、事は起きた。 キイ-ン…… タク「ん?この音は真司がミラモンの出現を感知した時の音!? 一体どこから!?」 突如、目の前のガンバライドの画面からゲルニュートの腕が出てきた。 ゲルニュートはタクの顔を両手で掴み、ミラーワールドへ引きずりこんだ。 タク「そんな馬鹿な!どうしてゲルニュートが!? ミラーワールドが!?」 タクが思った事を口に出し終えたと同時に タクとゲルニュートはミラーワールドを出た。 出た先は映画で見た大ショッカーのアジト。 そこには死神博士、地獄大使、ジャーク将軍やザコ怪人達がつっ立っていた。 「映画と同じだ!あいや待て、死神博士はいなかったな…」 この非常時にブツブツと細かい事を言い始めるタク。 ジャーク「えぇーい黙れ。これはフィクションではない。その気になれば いつでも貴様など殺せるのだ。死にたくなければ黙れ!」 おじけづいて黙るタク 大使「貴様はディケイドの有資格者に選ばれた! ウルトラショッカーに選ばれたことを光栄に思うがいい!自慢するがいい!」 タク「俺がディケイドの有資格者だって…!?」
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39 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/15(月) 16:41:37 ID:0nSkqpGA - 死神「貴様のライダーに関する知識は素晴らしいものだ」
将軍「そして運動神経は上の中、ディケイドの性能を使いこなせるのは貴様だけ」 大使「しかも怪人についての知識も豊富。貴様が指揮をとれば 一体一体の怪人も無駄にせず、フル活用出来る」 タク「…つまり、俺にウルトラショッカーに加入しろと言ってるのか?」 将軍「その通り!ウルトラショッカーに加入すれば、それなりの地位をやる 世界征服出来た暁には、国も一つやる。どうだ?いいこと尽くしだぞ」 タク「………魅力的だな、いいだろう。入ってやるよ、ウルトラショッカーに!」 将軍「よくぞ決断した!ほれ、ディケイドライバーだ。 DX玩具じゃなくて正真正銘本物のな」 ディケイドライバーを受け取るタク タク「これが本物の…」 将軍「さあ!変身するのだ!」 タク「変身!」 カメンライド ディディディディケ-ド! タクは仮面ライダーディケイドに姿を変えた。
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40 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/15(月) 17:42:15 ID:0nSkqpGA - タク「これが…俺…」
将軍「よしテストだ。手始めにクウガにカメンライドしてみろ」 タク「わかった」 カメンライド インビジブル! 将軍「馬鹿者!それはインビジぶぅ!」 将軍が突然吹っ飛んだ。そう、透明になったディケイドに顔面を殴られたのだ。 大使「貴様裏切るのか!?世界を手に入れるチャンスを逃すのか!?貴様馬鹿か!」 タク「馬鹿はお前らの方だ!ストロンガーの教訓を忘れたか!一般人を勧誘する時は 脳改造は必須だぜ!」 ざわめく怪人達 「この世界は俺が格好良く守ってやる!」 アジト内の怪人達は一時間もかからず倒された。 「ふう、何とか片付いた。さて、外への出口はどこだ?」 「出口はこっちです!」 聞き覚えのある声が聴こえた。ディケイドタクが後ろを振り向くとキバが居た。 「キバ!?本物の!?」 興奮するタク 「たった一人でこの100体近い怪人を倒したんですね。上出来です」 やや上から目線の言葉に苛立つも、怒りを抑えタクは皮肉を交え聞いた。 「一体どうしてあなたがここに?いたなら一緒に戦ってくれてもよかったのに…」 「詳しい話は後です。とりあえずここを出ましょう」 ディケイドとキバは、ウルトラショッカー沖縄支部アジトをあとにした。
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