- 【2】リレー小説【何でもアリ】
314 :創る名無しに見る名無し[]:2010/11/13(土) 05:37:00 ID:bF5F38fp - それはできない、と私は思った。
不倫関係であるにしろ私は下平京子を本当に愛していたのだ。 「断る!」 「ほう、断るねぇ」ベニス一郎の瞳が嗜虐的にぬめりと光った。「こういうふうになるとしてもか」 白衣の医師をメスで切り刻み始めた。
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318 :創る名無しに見る名無し[]:2010/11/13(土) 14:27:16 ID:bF5F38fp - と、とつぜん手術室が大爆発した!
どかあああああああん!! 観葉植物の鉢植えが手術室を横切って吹っ飛び、瓦礫や木っ端といっしょくたになぜか高島だけが窓ガラスをぶち割って外へと吐き出された。 そして悲鳴を上げながら崖の下の民家めがけ落下していく。「うわああああああ!」 民家を囲む先の尖った鉄柵が眼前に迫りくる。が、もはや高島にはどうすることもできない。 鉄柵が体を貫く寸前に気を失えたのがゆいいつの幸いであった。哀れ、高島。 合掌。チーン。
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