- だから俺達に新作ガンダムを作らせろよ5
73 :00病[]:2010/11/11(木) 18:21:32 ID:WOi1bIW4 - ーーラグランジュ3ーー
「本日付けでCBに配属になりました。エル・グラードです。よろしくお願いします。」 「堅苦しい挨拶は後だ。さっそく輸送船に乗る準備をしろ。」 「はっ。」 ここは私設武装組織ソレスタルビーイングの宇宙基地のラグランジュ3。地球を挟んで月のちょうど反対側にある。 「ふぅ。」 自室に戻ろうとしているこの少年の名は エル・グラード と言う。 両親は元カタロン構成員のクラウス・グラードと 同じく構成員のシーリン・バフティヤールだ。 彼のCB参加理由は、歪み始めたこの世界を正すこと。 そのための“力”を手に入れるためCBへと参加した。 (ハッ、いきなりの新人を輸送船に乗せるとは・・・)
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74 :00病[]:2010/11/11(木) 18:38:45 ID:WOi1bIW4 - 「CBも軽いもんだな。」
そうエルが言ったとき、 『おい!そこのォ!聞こえてっぞォ!』 「!?」 エルはヒヤリとした。しかしそれはすぐに終わることとなる。 基地内のシュミレーターが音声を発しただけであった。 しかし気になるエルは、シュミレーターを見に行った。 「おや?君もシュミレーターかい?」 (この男・・・たしか・・ロックオンといったか?) 「ん?どした?」 「あ、いや何でもないです。失礼します。」 「ふーん」 エルは、足早にその場を立ち去った。 ーー自室ーー カタカタカタ・・・ エルは、荷物をまとめて残った時間で、 ロックオンに関するデータを呼び出していた。 「ロックオン・ストラトス。ガンダムマイスター。」
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75 :00病[]:2010/11/11(木) 18:46:38 ID:WOi1bIW4 - 今日はここまで。バイトいってきます
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76 :00病[]:2010/11/11(木) 21:46:54 ID:WOi1bIW4 - 投下復活
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77 :00病[]:2010/11/11(木) 22:56:08 ID:WOi1bIW4 - 「ロックオン・ストラトス。ガンダムマイスター。
現在は、ガンダムスコルピオンのマイスター。」 「情報が少ないな、まあヴェーダには 負けるに決まってるがな」 エルは、ベットに倒れ込んだ。 しかし、彼には休息の時間はなかった。 『輸送船“CB-002”の乗員は 控え室にて待機。』 「ちっ、早いな。」 エルは傍らに居た、作業ロボット“クリス”に 荷物を預けると、廊下へと出た。 「ハッチオープン、輸送船、射出準備。」 「リニアボルテージ、720を突破。」 「ジン・エドワードに発射タイミングを譲渡します。」 「了解!ジン・エドワード、出るぞ」 こうして輸送船は出発したのだ。 輸送船に課せられたミッションは、トレミー3に 補給物資を運ぶことである。 そしてエルは、パイロットとして乗艦した。 しかし、実戦経験はほぼ皆無。 でもシュミレーターでは、命中率85%をマークしている。 「・・・はぁ」 『どうだ?調子は?』 通信ウィンドウが開き、 艦長のジンが話しかけてくる。 「まあまあですね」 『おいおいしっかりしろよ? お前にはこの船の命運が掛かってるからな』 といい、ウィンドウが切られる。
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78 :00病[]:2010/11/11(木) 23:01:35 ID:WOi1bIW4 - あ あと作品名は
ガンダム00X(クロス) で
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79 :00病[]:2010/11/11(木) 23:24:19 ID:WOi1bIW4 - 「んなこと言うなら自分でやれよ」
と毒づくエルだが、 『敵部隊接近、繰り返す。敵部隊接近。 各員は持ち場につけ。』 との放送が流れた。 「ちっ・・・なるべく敵には会いたくなかったが ・・」 ーーブリッジーー 「どうやら敵は、哨戒部隊だな。」 「データ照合・・・コロニー連合 量産機ジンクス5が2機。」 このコロニー連合というのは、アロウズの台頭 していた時代に、中東政策で成り上がった コロニー公社を中心に、地球への帰還を求める スペースノイドの集団である。 『フェイスガードエクシアR2、発進する。』 「おう。行ってこい!」 「所属不明艦からMS発進しました。」 「構わん。攻撃しろ。」 「はっ。」 ジンクス5から熱線が飛ぶ。 「くっ、質量に誤差が・・・ハロ!」 〈ハロ、了解。ハロ、了解。〉 「喰らえ!」 エクシアのGNソード改から、粒子ビームが 瞬く。 「うわぁっ!」 敵一体の腕が、消し炭となる。 「よくもッ!」 敵はビームサーベルを突き出し突進する。」 ばしぃぃぃっっ! 実体剣と光剣がぶつかり無数の粒子を散らす。
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80 :00病[]:2010/11/11(木) 23:46:38 ID:WOi1bIW4 - 「ここは貴様は誰だ!どこの所属だ!」
敵パイロットが叫ぶ。 「・・・・ねぇ」 「!?」 「お前等に答える義理はねぇ!」 次の瞬間にはもう一方の腕にビームサーベルが握られており、 ジンクス5の脳天に当たる所を突き刺す。 それは、イコール真下のコックピットを貫通するものであり、 それは、敵パイロットの死を意味していた。 「い、イワン小尉!」 「よそ見してる暇あんの?」 「ひぃ、ひゃあああああっ!」 そしてこの宙域に敵は居なくなった。 「エクシア、帰投する。」 『初陣にしちゃあ上出来だ。』 「ありがとうございます。」 心にもないことをエルは言った。
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