- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
964 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 00:04:28 ID:6tbYjXCU - 今年中のPC購入の道は断たれた。来年の頭くらいか。
しかし何買えばいいかもしらん。普通にPC使ってる人を現代人だとすると俺はアミノ酸スープくらい進化が遅れてるから。
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
967 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 00:06:46 ID:6tbYjXCU - なんとか名古屋のゴールドジムでジュラシック木澤と交渉してラジオにゲストで呼ぶ。
という妄想をした。
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
978 :肉便器 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 00:23:07 ID:6tbYjXCU - 俺をどうするつもりだ。
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- 【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
249 :無限彼方〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 00:26:22 ID:6tbYjXCU -
【薙辻村・其の四】 《もしもし?》 「私だけど」 電話ボックスがぼんやり光っていた。真っ暗な田舎道を照らしてぽつんと佇むそれは、ただそれだけで不気味さを醸し出していた。使う者が居ないのだろうか、中は蜘蛛の巣が張り、鬼蜘蛛が堂々とそこに居座っている。 彼方は中に入ると、まずその鬼蜘蛛を小さな枝で突いて追っ払ってから、その枝で丁寧に蜘蛛の巣を巻き取って、ようやく受話器を取った。 電話機本体の上には、大量の百円玉が乗せられた。村唯一の自動販売機で千円札を使いコーヒー飲料を一本ずつ購入し、二千円分の百円玉を作った。今の時代にテレホンカードなど持っている訳が無い。 携帯電話の電波が届かない山奥で、誰かに電話するには多少の手間が必要だった。役立たずになった携帯電話のストラップに付いている猫とも犬とも狸ともつかぬ謎の生物の人形を弄りながら、彼方が電話した相手は多少驚いていた。 《連絡来ないから心配しましたよ彼方!? 携帯も通じないし……》 「圏外だから。でもまぁ、心配させてゴメン婆盆」 《何かあったんですか?》 「あのさ、婆盆ってどうしてもここに来れない?」 《私が? そいつは無理ですよ。行けるなら最初から行ってますから》 「もし無理にでも来たら……どうなる?」 《霊域は特別なんです。行く行かない以前に、まず入る事すら叶わない。そういう場所なんです。仮に入ろうとしても、弾かれて終わりです》 「そっか……」 《何があったんです?》 「鬼と会った」 《鬼ですか? どんな?》 「なんかやたらキモい奴。小さかったけど」 《そうですか……。妙ですね》 「式神かな?」 《可能性はあります。が、断定は出来ません。役小角なんか鬼を直接配下にしたりしてますから……》 「でも妖はここに入れない。つまり、もしかしたら私達の知らない術者や妖の可能性もあるって事だよね?」
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- 【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
250 :無限彼方〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 00:27:19 ID:6tbYjXCU -
《ええ。その事も古いツテに聞いて見ましょう》 「もう会ったの?」 《いえ、アポがなかなか取れなくて……。ほうぼう探してようやく見つけたんですが、都合が付かなくて後日九州で会う事に。向こうも忙しいらしくて大変ですよ》 「あんた妖怪だよね? 言ってる事営業マンみたい」 《実際の行動は人間と似たようなモンですから。明日は超音速で九州まで行ってトンボならぬ天狗帰りです》 「あっそ」 《寄生のほうはどうです?》 「ダメ。全然見つかりそうに無い」 《むう……。気配はするんでしょう?》 「そうなんだけど……。肝心の居場所が全く読めないんだよね」 《おかしいですね。本来ならどこで何してるかはすぐに解るはずですが……》 「なんか……。すごく怖がってるのは解るの。やっぱり例のナギ様かな?」 《寄生が怖がってる? それほどの相手がそこに居ると?》 「わかんない。でも……。前にも一度、ここまで寄生が怖がった事が一回だけあったじゃない」 《寄生が怯える程の存在。つまり彼方より強い神と遭遇した。前の事例といえば、御前稲荷……。悪世巣ですね》 「アイツも日本中で信仰された神だった。実際、あの強さは並じゃない。それに匹敵するか、あるいはそれ以上の神」 《ナギ様、おそらく蛇神の一種だとは思いますが……。蛇を崇める風習は世界中にありますし、それぞれバラバラですからねぇ……》 「結局正体不明か」 《様々な種類がいますからねぇ。中国じゃ蛇は縁起物だし、キリスト教じゃ魔王ですよ。》 「魔王なんて出て来たら敵わないな……」 《いくら彼方でも相手が悪いですね。そこ村のは何を持って蛇なのか、一体どんな思いが具現化された神なのかは知りませんが》 「そういえば、蛇の妖怪も見た。すぐやっつけられてたけど」 《ほう? ううむ……。まだまだ調べる事がありそうですね。とにかく、こっちでも何とかやりますよ。役立たずにはなりたくないですから》 「ごめんそれ手遅れ」 《酷い。頑張ってるのに……》 「解ってるよ。じゃあね」 《はい。気をつけて下さいよ》 「うん。ありがと」 《それじゃ、また……》
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251 :無限彼方〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 00:28:32 ID:6tbYjXCU - 受話器を置いた。その振動で電話機本体の上の百円玉がかちゃっと音を立てる。無意味に買ったコーヒー飲料はすっかり常温になっていた。
彼方はそのまま考え込んだ。 先程会った鬼と、蛇の妖。あの鬼は何が目的で、蛇の妖を襲ったのか。あの悍ましい姿からは歪んだ目的が見て取れるが、真意は掴めないでいた。 そして、なぜあの蛇は。 「どうして逃げなかったんだろ……?」 あの蛇は、たとえ殺されようとも、一歩も引かぬ決意でそこに居た。彼方にはそう見えたのだ。攻撃しようとすらせず、ただ鬼を睨み据えていたのだ。 「悪い奴……っぽくも無いし」 彼方は残った百円玉を財布に入れる。ずっしり重くなった。無意味に買ったコーヒー飲料を持って、電話ボックスの扉を開ける。ここから辰也の民宿までは歩けば二十分程度だろうか。予め告げられていた夕食の時間までには帰れるだろうと彼方は考える。 電話ボックスから出る直前、その隅に居る鬼蜘蛛が目に入った。彼方が最初に追っ払った奴だ。じっと動かず、彼方が出て行くのを待っているのか、時折、前脚をもぞもぞ動かして縮こまって居る。 「ごめんね。もう邪魔しないから」 彼方は鬼蜘蛛に一言謝ってから、電話ボックスから静かに外へと出た。 ※ ※ ※ 時刻は六時半を過ぎ、辺りは完全な闇となる。都内と違い、雰囲気は既に深夜のそれに近い。 彼方が辰也の民宿に着いた時、恐らくは夕食の支度でもしているのだろうか、鼻につくいい香りが漂っていた。毒草で無い事を祈りつつ玄関の引き戸を開けると、その音を聞いた辰也が遥か遠くから「お帰りなさい」と叫ぶ。 同時に、どたどたと走って玄関まで彼方を出迎えに来る。 「遅かったねぇ。資料は見れたかい?」 エプロンで手をふきながら、にこにこしながら辰也は問うた。 彼方はふてぶてしい猫と遭遇し、資料を読み名前も知らないお婆さんとお茶を飲んだと話す。さすがに途中で出会った鬼と蛇の妖については黙っておいたのだが。 「ああ、村長さん所の猫だねその子は。名前は金太郎」
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252 :無限彼方〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 00:29:43 ID:6tbYjXCU -
「名前からしてふてぶてしいな」 あの態度と名前は見事に一致していた。そんな名前をつけたからあんな奴になったんじゃないか。ふと彼方はそう考えた。 さらに、名前も知らないお婆さんから聞いた毒草の事もちらっと漏らした。 「あちゃ参ったなぁ。若い頃に一回間違っただけなんだけど。あ、今日は大丈夫だよ。野草は使ってないから」 頭をぼりぼり掻いてバツが悪そうに辰也は言った。どうやら本日は大丈夫そうだが、昨日の天ぷらは明らかに野草が混じっている。幸い体調に問題は無いが、一抹の不安はあるようで。 「……」 「だ……大丈夫だって。昨日も間違って無いから……」 玄関先での会話は数分で終わる。辰也は夕食の支度の続きをしに戻り、彼方は居間へと向かった。 自分へ宛がわれた客室へ行こうかとも考えたが、残念な事に自分の荷物しか無い。居間ではお茶が飲み放題な上に、置いてあるお菓子も食べ放題。来客用に常に置いてある事は、昨日の段階で把握していたのだ 居間の前まで来ると、テレビの音が聞こえてきた。 つけっぱなしにでもしているのだろうか。そう思いながら、居間の引き戸を開ける。 テレビでは野球中継を放送していた。テーブルの上には個別に包装されたお菓子がお盆に乗せられている。そして、それを食べながら野球中継を見る一人の男性。 一瞬だけびくっとなって動きを止めた彼方。まさか人が居るとは思わなかったのだ。向こうも煎餅をかじったまま、突如現れた彼方を見て動きを止めている。 眼鏡をかけ、いかにも学生風の男性だった。体格はお世辞にもいいとは言えない。はっきり言えばひょろい風貌だった。二枚目とまでは行かない中途半端な顔だった。 そういえば、と彼方は思い出す。今日は彼方のように祭を見に来る民俗学を学ぶ学生が来ると辰也が言っていた。だとすれば、目の前に居る彼がそうだろう。 「は……始めまして」 向こうは驚いた表情のまま、とりあえずといった様子で挨拶をした。
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253 :無限彼方〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 00:31:03 ID:6tbYjXCU -
「あなたが例の学生?」 「え? なんで知って……?」 彼方は堂々と居間に入り、テーブルの反対側へ向かい合うように座った。 「昨日、辰也さんが言ってたから。物好きな人が居るものだって」 「物好き? たしかにそうだけど……。でもこの手の研究は歴史を調査する上ですごく重要で……」 「分かってるわよ。その土地の風俗や信仰を研究すれば、その土地の人のルーツが解る。それらを一つ一つ調べて行けば、人がどこから来て、どうやって居着いたのかが解る。 それを積み重ねていけば、日本人のルーツが解るかもしれない。そこまで行けば考古学の領域だけど、民俗学もそれに一役買っているはずよね」 「その通り。特に土着の信仰は古い形式を残している事が多い。だから……」 「それらを調べて、他の類似する物と照らし合わせる。そうすれば、古い時代の人達がどういう経路で広まっていったのか、それが解る。信仰は人について来る物だから」 「そうの通り。君も学生?」 「私は……違うけど。まぁ、家系がそういうの詳しくてね」 「で、君も祭を見に来たんだろう。僕に負けず物好きだな」 「ええ。あなた名前は?」 「僕? 僕は三瀬清志。専攻は民俗」 「私は、無限彼方。とりあえず、ここに泊まるんでしょうから、しばらくはよろしく」 「無限……?」 「? どうしたのよ」 「いや、失礼だけど珍しい名前だなと思って。苗字も名前も」 「言われ馴れてるわ」 清志は首を傾げたが、彼方には見慣れた光景でもある。こんな名前をしていればたいがいは珍しがるのだ。おかげで、ほとんどの人間は一度で彼方を覚える。 「どっかで聞いた名前だな……」 「京都に神社やってる親戚いるから。民俗学勉強してるならどっかで見たのかもね」 「神社じゃ無いような……。無限ね。どっかで聞いたなぁ。どこだっけ?」 「じゃ気のせいじゃない?」 そう言って、煎餅をかじった。
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- 【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
254 :無限彼方〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 00:32:55 ID:6tbYjXCU - おわり
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- 【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
258 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 00:54:36 ID:6tbYjXCU - >>255
さすが光速よ……。 >>257 >楢山節考 ググったw 姥捨山の話なのね。残念ながら違うw
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
987 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:13:14 ID:6tbYjXCU - gdgdわいわい喋ったり愚痴ったりするスレです。
基本的に何でも有りなのでとりあえずレスをしてみてください。 鬼子スレには遠く及びませんが人が増えていくはずです。 しまった、やはり過疎だったと思っても時既に人稲です。諦めて他板で売名行為しましょう。
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
989 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:16:53 ID:6tbYjXCU - 正直反省しているw
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ24
3 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:26:14 ID:6tbYjXCU - カイテンシマスヨ来たwwwww 雀逃げてwwwww
>>1 乙w
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
991 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:27:47 ID:6tbYjXCU - よし埋めようぜ。鳥焼きながら
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
994 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:30:25 ID:6tbYjXCU - 次は発子う類がてんp
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
997 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:33:34 ID:6tbYjXCU - >>1000ならSSPが新日本でデビュー
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
999 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:34:26 ID:6tbYjXCU - >>1000なら彼方の○○ニー投下
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ24
6 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:40:50 ID:6tbYjXCU - 発子う類まで来たw
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- 狙って誤爆するスレ8
241 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 01:51:45 ID:6tbYjXCU - 次のページ既に用意しているな!?
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- 狙って誤爆するスレ8
244 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 04:30:47 ID:6tbYjXCU - こいつ高性能すぎるw
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- スポーツ総合スレ
90 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 05:09:58 ID:6tbYjXCU - 巨人―毎年優勝候補。近年はバランスのよい打線を組むがやはり重量打線はチームカラーか。
中日―言わずと知れた投手王国。昔からリリーフが強い。何故か外国人の長距離砲が必ず一人居る。 阪神―過去のダメ虎っぷりを払拭し、現在は猛虎に相応しい強さ。打線の威力は巨人以上か。 ヤクルト―セ・リーグの不気味なチーム。毎年地味に強い。気が付いたらさりげなく優勝してた年も。古田が抜け少し勢いは落ちたがその遺伝子は受け継がれている……はず? 横浜―かつての栄光は消え失せた感は拭えない。マシンガン打線と呼ばれた強力打線は過去の遺物。しかしながら、村田を始め強力な打者は居たりする。 広島―球界一厳しいと言われる練習量は本物か。選手は優秀なのが多い。江藤、金本、新井と四番が次々と移籍していく呪いがかかっている。栗原ェ……。 なぜか球界屈指の本格派のエースが常に一人居る。
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- 【気軽に】お題創作総合スレ【気楽に】
111 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 16:00:59 ID:6tbYjXCU - 臭いがキツそうな婦人だw
にら饅頭さえでてくりゃおkだと思ってたけどそうだよな。お題なんだからにら饅頭を主役にせんといかんという事か。 難易度高かった。謝ろうw すまぬwww
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- 他に行き場所の無い作品を投稿するスレ3
149 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 19:59:36 ID:6tbYjXCU - 地面の草に茶色が混じりはじめた頃、とある丘の上。
風通しが良い場所だった。おかげで、結構寒い。冬が近いのだ。 「寒いなぁ」 「だってもう十一月だよ。寒くて当然だよ」 二人は寝そべっていた。頬にちくちくと枯れ草の先が刺さった。服にはちぎれた草や土が付いていたが、それでも二人は気にする事なく。 寝そべって、手を繋いで。二人はぼーっと流れる雲を眺めていた。 雲はゆっくりと流れている。動いているか、止まっているかは一見解らない。だが、それは確実に、ゆっくりではあるが、流れて行く。 少しずつ、冬が本格的にやって来ていた。 「やっぱり止めとけばよかったかな、ここに来るの」 「いいじゃん。二人っきりだし」 「寒いぜ」 「いいの」 「夏もここに来て寝そべってたな」 「春にも来たよ」 「そうだっけ」 「そうだよ」 「さすがに雪が降ったら無理だな」 「そうでもないんじゃない。二人で雪の上にどさーって」 「寒いよそれ」 「寒いねきっと」 「今は寒くないの?」 「寒い」 彼女の繋いだ手は冷たかった。やはり寒いのだ。 寒さから逃れる為か、別の意味があるのか。或はその両方か。彼女は身体を男の方へと寄せ、頭を胸辺りに乗せた。男はそれに応え、繋いだ手を離して、彼女の肩へと手を回す。 寝そべったまま、二人は抱き合った。 「まだ寒い?」 「ううん。あったかい」 「雪降ったらやっぱ寝そべってられないよな」 「うん」 「じゃ、冬にここ来るのはおあずけだな」 「来年の春だね」 「来年か」 「うん」 「それまで変わらないで居られるかな俺達」 「わかんない」 「少しは変わるかもな」 「かもね。でも……」 「でも……何?」 「とりあえず今はこうしていて」 そのまま、しばらく時が流れた。
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- 【気軽に】お題創作総合スレ【気楽に】
112 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 20:40:33 ID:6tbYjXCU - 次のお題はなんだろうか。
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- 他に行き場所の無い作品を投稿するスレ3
150 :グロ注意 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 21:22:44 ID:6tbYjXCU -
その日は休校日だった。僕は友達のKと一緒に、誰も居ない学校へと遊びに行った。 そこらだとキャッチボールも出来ない。道路は車が来るし、公園は球技が禁止になっている所ばかり。思い切りボールを投げれる場所は、学校のグラウンドだけだった。 小学生の僕から見れば、グラウンドはとても広く見えた。ボールを後ろに逸らしてしまったら、どこまでも追い掛けなきゃいけない。 僕とKは普段から力いっぱいボールを投げる事なんて無いから、加減が分からず変な方向へボールを投げまくった。 おかげで、二人とも、ボールを追い掛けすぐに走り疲れてしまった。 「おい、池の鯉見に行こうぜ」 Kは言った。僕はそれに付いていった。 池の鯉は立派だった。すごく大きくて、赤と白が綺麗な鯉がたくさん居た。人が池の水をぱちゃぱちゃやると、鯉はエサを貰えると思って寄って来るんだ。 「おい、面白い事考えたぞ」 Kは言った。 そして、長い棒を拾って来た。グラウンドの隅に落ちてた、先が尖った木の棒だった。多分、生えている木の枝が折れて落ちていたんだと思う。 Kはその枝でぱちゃぱちゃ水を混ぜた。鯉が来た。 「そーれ!」 Kは、尖った枝で鯉を思い切り突き刺したんだ。 「やった! 捕れたぞ!」 Kは串刺しになった鯉を高々掲げた。 鯉はパクパクしながら、だらだら血を流していた。 「おいやめろよ!」 僕は言った。でもKは聞かなかった。次々と鯉を串刺しにして、死にかけの鯉はそのまま池に投げ込んだ。 ほんの数分で、池の鯉の半分は死んだ。いや、まだ生きてる。でも、すぐに死ぬ。あ、一匹死んだ。あ、こっちも死んだ。 「おい、次行こうぜ」 Kは次に、ニワトリを飼っている飼育小屋に行こうと言い出した。 僕はついていくだけにした。Kと同じ事なんて出来ない。そう思った。 「そーれ!」 Kはニワトリを思い切り蹴っ飛ばした。羽をばたばたさせていた。 Kは持っていた棒で、ニワトリを突き刺した。血が飛び出た。羽をばたばたさせて、ふらふら歩いていた。
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- 他に行き場所の無い作品を投稿するスレ3
151 :グロ注意 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 21:24:38 ID:6tbYjXCU -
「おい止めろよ!」 僕は言った。 「なんだよビビったのかよ。大丈夫だよ、どうせこいつらだってその内殺して食べちゃうんだぜ。 見つかったって、少し怒られて終わりだよ」 僕は嫌になった。Kは昔からこんな奴だった。平気で生き物を殺すんだ。 虫を捕まえても、すぐにおもちゃにして殺しちゃう。Kと昆虫採集しても、全然楽しくなかった。 でも、ここまで酷い奴とは思わなかった。 「お前、命をなんだと思ってるんだよ!」 「聞き飽きたぜそれ。別に人殺した訳じゃないんだぜ。それにいずれ殺す為に飼ってるニワトリだろ。殺して何が悪いんだよ」 Kの目は充血してた。興奮してたんだ。 足元のニワトリは口を半分開いて、来るしそうにしてた。いや、苦しいんだ。絶対。 あんなに血を流して、あんなに酷い怪我で。苦しいんだ。 「止めろよ!」 「イヤなら帰ればいいだろ。ビビりは帰れよ」 Kは言った。 僕は最高に嫌になった。なんでこんな奴と友達になったんだろうかとも思った。Kが嫌だ。Kが嫌いだ。Kをなんとかしなきゃ。 僕は小屋の隅にあった大きな石を持った。 そして、後ろからKの頭を思い切り叩いた。 Kは最初、びっくりした顔をした。でも、すぐに倒れたんだ。 頭から血がどくどく出てた。 「お前……」 Kは何か言おうとした。でも僕はすぐにまた、石でKの頭を叩いた。 血が出た。凄い怪我になった。 Kは苦しそうだ。いや、きっと苦しいんだ。 「……!」 もっと叩いた。Kは動かなくなった。いや、まだ生きてる? あ……。死んだ。 でも大丈夫。僕は人を殺した訳じゃない。こんな奴、人じゃないんだ。 そして、ちょっぴり興奮した僕も、きっと人じゃないんだ。
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- 他に行き場所の無い作品を投稿するスレ3
152 :グロ注意 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/08(月) 21:25:51 ID:6tbYjXCU - トリ忘れてたというね。
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- (゚Д゚≡゚д゚)今創発板には俺様しかいない!! 5人目
269 :創る名無しに見る名無し[]:2010/11/08(月) 22:09:18 ID:6tbYjXCU - いないいないいなーい。
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- 【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ24
15 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 22:12:20 ID:6tbYjXCU - 主人公の半数以上がオッサンだけど質問ある?
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- スポーツ総合スレ
92 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/08(月) 22:35:56 ID:6tbYjXCU - 考えてたけどここ十年の変動多くて投げたw
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