- ジョジョの奇妙なバトルロワイアル2nd第十部
95 :夜の三者会談SOS ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:03:38 ID:FkHbCTAG - 【D-4 南部 民家のベッドルーム/1日目 夜】
【ナルシソ・アナスイ】 [時間軸]:「水族館」脱獄後 [状態]:健康、徐倫の失踪に動揺 [装備]:なし [道具]:支給品一式(食料、水2人分)、点滴、クマちゃん人形、双眼鏡、ラング・ラングラーの首輪、トランシーバー(スイッチOFF) [思考・状況] 基本行動方針:徐倫を守り抜き、ゲームに乗った参加者の無力化、荒木の打倒 0.徐倫はどこに!? 1.徐倫の敵は俺の敵。徐倫の障害となるものはすべて排除する 2.徐倫の目的、荒木のもとに彼女(と自分)が辿り着くためなら何でもする 3.殺し合いに乗った奴ら、襲ってくる奴らには容赦しない 4.徐倫に会った時のために、首輪を解析して外せるようにしておきたかったが出来なかった(大して後悔はしてない) [備考] ※マウンテン・ティム、ティッツァーノと情報交換しました。 ブチャラティ、フーゴ、ジョルノの姿とスタンド能力を把握しました。 ベンジャミン・ブンブーン、ブラックモア、オエコモバ、ミスタ、アバッキオ、、チョコラータの姿と能力も把握しましたが彼等は死亡したため重要視はしていません。 ※ティッツァーノとの情報交換で得た情報は↓ (自分はパッショーネという組織のギャングである。この場に仲間はいない。ブチャラティ一派と敵対している。 暗殺チームと敵対している。チョコラータは「乗っている」可能性が高い。 2001年に体に銃弾をくらった状態でここに来た。『トーキングヘッド』の軽い説明。) 親衛隊の事とか、ボスの娘とかの細かい事は聞いていません。 ※以上の事もティッツァーノが死亡し、誰かに伝えるといった目的があまりないため重要視はしていません。 ※ラバーソールとヴェルサスのスタンド能力と容姿を知りました。 ※首輪は『装着者が死亡すれば機能が停止する』ことを知りました。 ダイバー・ダウンを首輪に潜行させた際確認したのは『機能の停止』のみで、盗聴機能、GPS機能が搭載されていることは知りません。 ※ヴェルサスの首筋に星型の痣があることに気が付いていません。 ※F・Fが殺し合いに乗っていることを把握しました。 ※以上の事を放送前後にポルナレフに情報として提供し、ポルナレフが得た情報について知りました。 なお、ポルナレフと荷物の交換等は行っていません。 ※マウンテン・ティムと改めて情報を交換し、花京院の持っていた情報、ティムが新たに得た情報を聞きました。
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97 :夜の三者会談SOS ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:05:22 ID:FkHbCTAG - 【マウンテン・ティム】
[時間軸]:SBR9巻、ブラックモアに銃を突き付けられた瞬間 [状態]:左肩・腹部裂傷痕は完治。左足に切り傷(ほぼ完治)、服に血の染み。右足が裸足。ずぶ濡れ状態は回復 肋骨骨折(戦闘になれば辛いが動けなくはない)、右肩切断(スタンドにより縫合)、体力消耗(ほぼ回復) 貧血(目眩はしない程度まで回復したが血液そのものが不足しているため行動に支障が出る可能性あり) [装備]:物干しロープ、トランシーバー(スイッチOFF) [道具]:支給品一式×2、オレっちのコート、ラング・ラングラーの不明支給品(0〜3。把握済) [思考・状況] 基本行動方針:ゲームに乗った参加者の無力化、荒木の打倒 0.徐倫はどこに!? 1.もしアナスイが再び殺人鬼になるようなら止める。生死を問わず 2.アナスイが正直に話してくれて少し嬉しい [備考] ※第二回放送の内容はティッツァーノから聞きました。 ※アナスイ、ティッツァーノと情報交換しました。アナスイの仲間の能力、容姿を把握しました。 (空条徐倫、エルメェス・コステロ、F.F、ウェザー・リポート、エンポリオ・アルニーニョ ブチャラティ、ミスタ、アバッキオ、フーゴ、ジョルノ、チョコラータ) ※ティッツァーノとの情報交換で得た情報は↓ (自分はパッショーネという組織のギャングである。この場に仲間はいない。ブチャラティ一派と敵対している。 暗殺チームと敵対している。チョコラータは「乗っている」可能性が高い。 2001年に体に銃弾をくらった状態でここに来た。『トーキングヘッド』の軽い説明) 親衛隊の事とか、ボスの娘とかの細かい事は聞いていません。 ※自分達が、バラバラの時代から連れてこられた事を知りました。 ※花京院と情報を交換しました。お互いの支給品およびラング・ラングラーの支給品を把握しました。 ※アナスイと徐倫の事の顛末を聞きました。 * * * * *
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98 :夜の三者会談SOS ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:06:53 ID:FkHbCTAG -
「これで、良かったのかな……」 D-4の民家を離れ、少年が逃げるように駆けていた。 その腕に抱くのは真っ白なシーツ……否、シーツと一体化した空条徐倫。 (ティムさんには申し訳ないけれど) 『こうなった』理由をひとつだけあげるとするなら、自分がアナスイという青年を信じきれなかったから、ただそれに尽きる。 解体癖のある殺人鬼 ただひとりの女性への狂的な愛情 ティムさんから情報を与えられた時点では、むしろ好意的に評価していたと思う。 彼が守ろうとしている相手が「空条」の姓を持つ女性だったから、尚更だった。 けれど特別懲罰房で、現れた彼を見たとき 脳裏をよぎったのは圧倒的に深い闇を漂わせていたDIOの姿だった。 あの、自分の目的のためならば人の命を奪うことも辞さない『漆黒の意志』を宿した瞳。 正確にはDIOとも異なる、善悪を超越した強すぎる眼光。 自分には理解できない。 本能的に拒絶してしまった相手を信頼することは、どうしてもできなかった。 説明を前になんの特徴もない民家へ案内され、不信感はさらに募った。 彼のスタンドで鍵をかけられた、なんの異常も見られない民家。 幸か不幸か、自分のスタンドは探索に便利なスタンドで、スタンド使いの目も欺ける利点があった。 ティムさんに説明を任せきりにし、罪悪感を覚えつつも、スタンドは細く長く各部屋へ。 そう、罠でもあるんじゃあないかと思っていたんだ。 けれど見つけたのは罠ではなかった。 ベッドルームで見つけたのは、奇妙なことにベッドとシーツと一体化した『人』だった。 『見つけた』というには語弊がある。スタンドに話しかけられるまで僕はその『人』にまったく気付かなかったのだから。 その人はハイエロファントグリーンの触脚に気付くと、スタンドで話しかけてきた。 『助けて』と。 その時点ではどうすれば助けられるのか、検討もつかなかったが、 ティムさんに居間を追い出され、一人でいられる自由な時間ができてしまった。 僕は覚悟を決めなければならなかった。 居間に残った二人の様子から、その人が空条徐倫であると予感しながらも、放っておくことはできなかった。 どうにかベッドの木枠とシーツを分離させると、その人は言った。 『彼から、アナスイから、離れて……』と。 それを最後に言葉は途切れ、気を失ったようだった。 どうしてその人があのような状態になっていたのか、アナスイさんに問い詰めることもできた。 彼が案内した民家にあんな状態の人がいたんだ、知らなかったとは思えない。 むしろ彼がやったのではないかと、自分は疑い始めている。 結局、僕は彼から離れることを選んだ。 ひとまずこの人を解き、話を聞きたい。 「彼に見つかったら殺されるかもな」 冗談のつもりで呟いたが、心底笑えなかった。
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99 :夜の三者会談SOS ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:08:17 ID:FkHbCTAG - 【D-3とD-4の境目あたり/1日目 夜】
【花京院典明】 [時間軸]:ゲブ神に目を切られる直前 [状態]:精神消耗(小程度まで回復)、右肩・脇腹に銃創(応急処置済)、全身に切り傷、身体ダメージ(ほぼ回復) [装備]:なし [道具]:ジョナサンのハンカチ、ジョジョロワトランプ、支給品一式×2 [思考・状況] 基本行動方針:打倒荒木! 0.この人を解いて、話をするためにも落ち着ける場所が欲しい 1.この人は空条徐倫? 2.ティムには申し訳なく思っているが、アナスイには警戒感 3.自分の得た情報を信頼できる人物に話すため仲間と合流したい 4.仲間と合流したらナチス研究所へ向かう?(そこで自分に何が出来る?という不安) 5.甘さを捨てるべきなのか……? 6.巻き込まれた参加者の保護 7.荒木の能力を推測する [備考] ※ハンカチに書いてあるジョナサンの名前に気づきました。 ※荒木から直接情報を得ました。 「脅されて多数の人間が協力を強いられているが根幹までに関わっているのは一人(宮本輝之助)だけ」 ※フーゴとフェルディナンドと情報交換しました。フーゴと彼のかつての仲間の風貌、スタンド能力をすべて把握しました。 ※アヴドゥルとフェルディナンドの考察から時代を超えて参加者が集められていることも知りました(納得済み)。 ※マウンテン・ティムと情報を交換しました。お互いの支給品を把握しました。 ※空条徐倫の支給品一式を所持しています。 ※アナスイの語った内容については半信半疑です。その後アナスイがティムに語った真実は聞いていません。 * * * * *
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100 :夜の三者会談SOS ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:10:14 ID:FkHbCTAG -
(とりあえず、この人に解いてもらうしかないかしら) シーツと一体となった状態で揺られながら、空条徐倫は考える。 彼女は気を失っていたわけではなかった。 スタンドの接近に気付いたとき、どうやって言葉を発したのか覚えていない。 自力で解こうと努力すればするほど絡まっていく身体に絶望しかけていたとき、 部屋を詮索する紐のようなスタンドに気付いた。 アナスイ以外の誰か。 その人を逃せば、元に戻るチャンスは永遠に失われてしまうような気がした。 『スタンド使いはスタンドで会話ができる』なんてすっかり忘れ、ただ『助けて』とあらぬ口で叫ぶほかなかった。 できれば誰の力も借りたくない。 けれど、このままでは荒木を倒すどころか自力で動くことさえままならない。 助ける気があったからこの人は自分を運んでくれているのだろう。 恩着せがましいことをいったり、自分の行く手を阻むのなら 一方的に『利用』することになるかもしれないが、それでも胸は痛まない。 それにしても…… どうしてアナスイは私を殺さなかったのかしら…… 傷つける覚悟も、傷つく覚悟もして、私は殺す気で殴りかかった。 なのに、彼は、私を動けないようにして、そのままいなくなった。 殺さない努力をするほうが、彼にとっては大変なんじゃないかしら。 どうして私を殺さなかったの…… どうしてあんなに優しく私を抱きしめたの……… どうして、どうして、と反芻する内に睡魔に襲われた。 それが心労によるものだと理解できるほどの英気が今の徐倫にはない。 ――父さん、父さん…… 大きな背中を追いかける。 これは『夢』だと自覚する自分を遠くに感じる。 ――父さん、父さん…… 追いつけないのは私が小さいから? 寂しかったのよ、父さん。 遠くで必死に守ってくれていたなんて、気付かなかったの。 そんな愛し方、私は知らなかったの。 泣き出した声が届いたのか父親がゆっくりと振り返る。 穏やかな、滅多に見せたことのない表情で、父親は私の後ろを指差していた。 私は振り向かない。 父さんから目を離すことができない。 けれど後ろで暖かく見守ってくれている人を私はもうわかっている。 アナスイ…………
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101 :夜の三者会談SOS ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:11:15 ID:FkHbCTAG - 【D-3とD-4の境目あたり/1日目 夜】
【空条徐倫】 【時間軸】:「水族館」脱獄後 【状態】:これまでの負傷は応急手当済、全身がシーツと絡まっている(肉体的には関節が極まっている程度)、夢うつつ 【装備】:なし 【道具】:なし 【思考・状況】 基本行動方針:荒木と決着ゥ!をつける 0.この状態から元に戻りたい 1.助けてくれた人は誰? 2.アナスイの愛情をなんとなく理解、けれど再会はできない 3.DIOの館に向かい、DIOと決着ゥ!つける [備考] ※ホルマジオは顔しかわかっていません。名前も知りません。 ※最終的な目標はあくまでも荒木の打倒なので、積極的に殺すという考えではありません。 加害者は(どんな事情があろうとも)問答無用で殺害、足手まといは見殺し、といった感じです。 ※アナスイから『アナスイが持っていた情報』と『ポルナレフが持っていた情報』を聞きました。 ※徐倫の道具一式は花京院が所持しています。 ※居間で行われていた会話はすべて聞いていません。 * * * * *
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102 :夜の三者会談SOS ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:12:35 ID:FkHbCTAG -
「あいつ、ジョースターの一族か? むしろあの服装は神父のヤローに似ているような……」 夜目に眩しい真っ白なシーツを抱えて少年が駆けていくさまを青年が見つめていた。 行き場を失い、なんとなしにDIOの館へと向かっていたドナテロ・ヴェルサスだった。 その右腕はすでに何事もなかったかのように彼の肩からぶらさがっているが、彼の表情は冴えない。 右腕が欠損した状態では、これからなにをするにも支障が出る。 そう納得した上でジョルノが残した腕を付けたはずだった。 あんなに強大な敵を物ともせず追っていった輝かしいジョースターの血統、ジョルノ。 お前とは違う、と右腕に戒められているような気さえする。 俺には無理だった、仕方がなかったと自分を慰めながら北上し 気付けば、別の星型の痣の気配が近づいていた。 相手も星型の痣を持つならば、自分の居場所はばれていそうなものだが 向こうがこちらに気付いた様子はない。 (どうせ、もう誰も頼れねーんだけど、どうする……) 彼はよもやシーツが人であるという了見など持ち合わせておらず スータンに似た衣装が、日本の学生服であるという認識も持ち合わせてはいない。
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103 :夜の三者会談SOS ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:13:35 ID:FkHbCTAG - 【D-3とD-4の境目あたり/1日目 夜】
【ドナテロ・ヴェルサス】 [時間軸]:ウェザー・リポートのDISCを投げる直前 [状態]:疲労(大)、精神疲労(大)、服は乾いた、頭部にかすり傷 [スタンド]:アンダー・ワールド [装備]:なし [道具]:テイザー銃(予備カートリッジ×2)、杜王町三千分の一地図、牛タンの味噌漬け、基本支給品 [思考・状況] 基本行動方針:絶対に死にたくない、幸せになる。 0.少年は気になるが、どうする? 1.助かったところで、こんな気持ちを抱えたまま生きろっていうのかよ……。 2.どんな事をしてでも生き残って、幸せを得る。その方針は依然変わりなくッ! でも今は幸せなんかじゃあねえ。 3.ティッツァーノへの罪悪感が増大。ティムを警戒 [備考] ※ティッツァーノ以外のマフィア、ブチャラティ達の事、パッショーネの事を聞きました。 (ブローノ・ブチャラティ、グイード・ミスタ、レオーネ・アバッキオ、パンナコッタ・フーゴ ジョルノ・ジョバァーナ、チョコラータ) 。 ※荒木の能力により『アンダー・ワールド』には次の制限がかかっています。 ・ゲーム開始以降の記憶しか掘ることはできません。 ・掘れるのはその場で起こった記憶だけです。離れた場所から掘り起こすことはできません。 ・『アンダー・ワールド』でスタンドを再現することはできません。 ・ただし、物理的に地中を掘り進むことは今まで通り出来ます。 ※アンジェロ、Jガイルの容姿と『アクア・ネックレス』のスタンドビジョンを知りました。 ※星型の痣を持つ相手(ジョナサン、ジョルノ、徐倫)の位置が大体わかります ただし、誰が誰かまでは判別出来ません。 ※接触するか、無視をするかは次の書き手さんにおまかせします。 [備考] ※ホル・ホースのデイバッグ一式がD-4 中央に放置されてます。 ※特別懲罰房から民家への移動時、誰かに見られていた可能性があります。 ※アナスイとティムは、花京院がいなくなったことにまだ気付いていません。
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104 : ◆4eLeLFC2bQ [sage]:2010/11/01(月) 00:17:41 ID:FkHbCTAG - 以上で投下完了です。
トリ間違い、さるさんと四苦八苦でしたが、 支援してくださった方ありがとうございました。
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