トップページ > 創作発表 > 2010年11月01日 > 1EfyEjAE

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創る名無しに見る名無し
無限彼方〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc
無限彼方大人編〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc
初心者指南所
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
【アンテナ】創発で投下を見かけたらageるスレ2
【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
狙って誤爆するスレ8

書き込みレス一覧

初心者指南所
681 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 00:03:48 ID:1EfyEjAE
おっと、日付も代わったしおいとまするか。仕事があるんでね。(創発的な意味で)

あとで開いてたらまた寄らせてもらうよッ!
初心者指南所
712 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 01:06:20 ID:1EfyEjAE
作業休憩入りまーす。

はっちゃんは最初はシリアスでむしろ悲壮感溢れるキャラにしようと勤めたが、結果この有様だよw
真面目やってもそれだと違和感あるとまで言われる始末w

初心者指南所
714 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 01:22:25 ID:1EfyEjAE
ぶっちゃけると頑張って口説き落としたいタイプだw
よし、今日のはっちゃんネタも決まったw
初心者指南所
717 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 01:34:37 ID:1EfyEjAE
閣下やウラトさんはさみさん等は別として、後発の創発キャラだとなんだかんだで一番女の子っぽいんだよなはっちゃん。そのくせシリアスも対応可能というハイスペックもとい器用貧乏というか。

桃花はなんかサムライか堅いかウブかだし、彼方は実は桃花以上のバリエーションだし。
夕鶴はまだキャラが定まってないし、あえて言うなら貴重な巨乳である事くらいで、ひなのに至っては謎のままw

で、はっちゃんはそういう場面だと急に女の子しそうな雰囲気。
初心者指南所
719 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 01:36:08 ID:1EfyEjAE
ターニングポイントはやっぱりこたつ蜜柑だよなw
初心者指南所
722 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 01:45:33 ID:1EfyEjAE
優雅に食わせるしかないなw
初心者指南所
724 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 01:56:04 ID:1EfyEjAE
発子「だだだ誰よ!? みかんの袋にゆず混ぜたのは!? 皮ごと行ったから気付かなかったじゃない! あー口が苦酸っぱ痛い!」

ひなの「……ニヤッ」
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
208 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 02:02:07 ID:1EfyEjAE
さすが潜在萌え度No1だけあるな……。
とうかネタ拾うのはえぇw

乙でしたw
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
210 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 02:04:26 ID:1EfyEjAE
ちゃんとネタキャラもやるとは本分を忘れてないなw
……あれ?
初心者指南所
726 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 02:11:30 ID:1EfyEjAE
最初にはっちゃんのデザインした人が唐突にぶちかましたんじゃなかったっけ?
その前から軽くはっちゃけてたけどアレでトドメ入った感があるのはたしかw
【アンテナ】創発で投下を見かけたらageるスレ2
592 :創る名無しに見る名無し[]:2010/11/01(月) 02:15:45 ID:1EfyEjAE
キャラスレ女神降臨
初心者指南所
728 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 02:58:11 ID:1EfyEjAE
貴様ッ!
初心者指南所
732 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 03:03:05 ID:1EfyEjAE
作業真っ最中だよ!
初心者指南所
734 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 03:10:36 ID:1EfyEjAE
そろそろ眠たいので俺も落ちるです。
初心者指南所
738 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 06:11:56 ID:1EfyEjAE
おせぇよw
初心者指南所
740 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 06:20:18 ID:1EfyEjAE
ちゃんと大将起こしてくれたじゃねーかよw
初心者指南所
742 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 06:58:34 ID:1EfyEjAE
リアル飲み屋だとそうだが……w
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
213 :無限彼方〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/01(月) 07:00:05 ID:1EfyEjAE

【薙辻村・3】



「まだ着かない?」

 彼はタクシーの運転手に問うた。

「もうすぐ着く頃だよ」
「それはさっきも聞いたな……」

 彼はイラついていた。最寄駅からバスに乗ろうと思ったが、一日に二便しか出ていないと知らず、それも見事に乗り逃した。
 仮に乗ったとしても、途中でバスは引き返すルートだった。それならタクシーに乗って直接行ったほうが早いと聞いてそれに決めたが、あまりの悪路と長時間の移動ですっかり気が滅入っていた。
 財布の中身は有限だ。それも、決して潤沢とは言えない資金しかない。タクシーの料金メーターを見て、彼はため息をこぼした。

「えらく遠いんだな」
「距離もそうだけど道がねぇ。舗装なんてされてないし。村に入ってしまえば楽なんだけど」
「まだまだかかりそうなの?」
「いや、もうすぐだよ。本当にもうすぐ」
「何回聞いたやら」
「だから本当だって。昨日の姉ちゃんもずっと同じ事言ってたけどさぁ……」
「……? 昨日?」
「ああ、そうそう。昨日もここ通ったよ。あの村に行くなんて物好きだなぁと思ったけど。祭見に行くって言ってたな」
「僕以外にもあの村に行ったって事?」
「そうだよ。なんかえらい綺麗な姉ちゃんだったなぁ。愚痴っぽかったけど」
「そうか。僕以外にも……」
「あんたも祭見に行くの?」
「ああ。そうだよ」

 彼はそう答え、あとは喋らなかった。時刻は昼の二時半を過ぎたあたり。まだ周囲は明るい。予定よりは早く着きそうだった。
 彼は手帳を開いて、びっしり書き込まれたメモ書きをひとつひとつ見て行く。そして、呟いた。

「……ナギ様。最古の神……か」

 タクシーは先程までとは少し違う道に出た。砂利道だったが、路肩には軽トラックが停まり、畑が見えた。僅かだが生活臭の漂う風景になっていた。到着したようだ。

「ほい。ここが薙辻村だよ」

 彼、三瀬清志は料金を支払いタクシーから降りると、思い切り背伸びをして深呼吸をした。タクシーのシートに座り続けていた為か、体中の間接からぱきぱきと音がなった。

「さて、次は宿まで歩きか」
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
214 :無限彼方大人編〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/01(月) 07:01:09 ID:1EfyEjAE

※ ※ ※




 彼方の目の前には薄汚れた段ボールが積まれていた。中は全て書類。内容の殆どは村の行事を納めたアルバムがメインだ。重要な記録を残す事より、思い出を残す事が目的の資料だった。
 当然、例のナギ祭の写真もアルバムにはあった。だが、全て集合写真や、その後の宴会の様子ばかり。肝心の祭自体の物は無かった。

「期待はずれ……かな?」

 少し落胆した声で言った。

「お祭の写真はずっと昔からないねぇ。他にも何か見たいかい?」

 彼方の横に居た老婆は言った。彼女は曲がった腰でゆっくり歩き、奥の棚から木箱を取り出した。箱自体は割と新しい物だ。

「と言っても後はこれくらいしかないんだけどねぇ」

 老婆はその箱を開ける。中にあったのは、少しボケた色の文書。古いが、せいぜい数十年と言った所の物だ。造りだけはやたらと古めかしい物だった。
 その老婆によると、その文書は村長の一家が書いた古文書の写しだという。彼方はぺらぺらめくって見たが、内容は単なる村の歴史であった。一応、ナギ様についての記述はあったが、踏み込んだ内容ではない。
 ただ単に、この村で信じられているナギ様の姿が説明されているだけだった。

「……天を舞う蛇。やっぱり蛇の事なんだ」
「私はよくわかんないんだけどねぇ。そう言われてるよ」
「でも古文書の写しなんて大事なんじゃないの? こんな所に置いといて……」
「村長の家に行けばちゃんと本物があるのよ。それに写しは写しだから。何かあったらまた書けばいいんじゃない」
「なるほどね。取り合えず保管してたってだけか」

 彼方は写しを木箱に戻して、老婆に言った。

「ありがと。私一人じゃどれから手を付けていいか解らなかったから」
「気にしないで。私も久々に若い人とお話して楽しかったよ」

 曲がった腰の老婆は木箱を抱えると丁寧に棚の奥へと戻していった。彼方は積まれた段ボールを次々としまい込み、ものの数分で部屋の中はがらんとなる。
 資料が詰まった段ボールは重いはずだが、彼女にはたいしたことない仕事である。
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
215 :無限彼方大人編〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/01(月) 07:02:38 ID:1EfyEjAE
 二人は公民館の縁側へと移動し、彼方が給湯室で煎れ、老婆は持っていた砂糖煎餅を取り出した。二人は縁側へ座り込み、即席のお茶会の出来上がり。田舎特有の、のんびりした雰囲気が流れた。

「いや、驚いたねぇ。まさかこんな所に人が居るなんて。それもこんな若い子が」
「驚いたのはこっちだよ。いきなり後ろから話し掛けるんだもん」

 そう言った。彼方と老婆が出会ったのはほんの少し前だった。
 公民館の前でふてぶてしい猫と遊んだ彼方は、偶然目に入った輪飾りをじっと見ていた。しばらく眺めていたら、突然後ろから話かけられたのだ。
 たまたま散歩していた老婆は、彼方が猫と遊ぶ姿から輪飾りに見入るまでの流れをずっと見ていたが、腰が曲がり移動速度は緩慢である。
 結果、彼方を見付けてから話し掛ける迄に時間を要し、猫と輪飾りに意識が行っていた彼方は完全に油断しきっていた。話し掛けられた瞬間、大声を上げて驚いたのだ。
 そして、彼方が公民館の資料を見たいと知った老婆は、その手伝いを買って出た。

「あーあ。結局見たい物見れなかったしなぁ」
「ごめんなさいねぇ。あれだけしか無いのよ」
「おばあちゃんが謝る事じゃないよ。やっぱり下調べして来ればよかったかなぁ」
「たまに学者さんとかこの村来るんだけどねぇ。一体何を知りたいんだか。七十年生きてるけど何にもないよ」
「ナギ祭ってどんな祭なの?」
「お祭りって物じゃないよ。奉納して、あとは宴会だよ。私もそれだけ楽しみでねぇ」
「宴会かぁ。おばあちゃんお酒飲むんだ」
「そりゃ当然さね。それしか無い」
「ははは。あ、そう言えばさ、この村で山に詳しい人居ない?」
「山? それなら日村さんとこだね」
「日村さん? って、地主の日村さん?」
「そうだよ。多分そこに泊まってるんでしょう。なら聞いてみなさいな。あの子猟師だから。辰也なら山には詳しいはずだよ」
「猟師なの?」
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
216 :無限彼方大人編〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/01(月) 07:04:42 ID:1EfyEjAE
「そうだよ。豚汁食べなかったかい?」
「うん。食べた」
「ありゃ豚汁じゃなくてシシ汁だよ。猪。お客さん用にってこないだ山に鉄砲担いで入って行ってたから」
「イノシシだったのか……」
「天ぷらとかも野草使ったりしてるよ。たまに間違って毒草出すらしいけど」
「いや、笑えないんだけど」
「大丈夫だよ。死にゃしないさ。かっかっか」
「そういう問題じゃ……」

 老婆は快活に笑ってみせたが、当の彼方は毒草と聞いて薄ら寒くなった。
 空が群青色に近づいて来た。夕暮れ間近だった。




※ ※ ※




 時刻は午後五時になる所。老婆と別れた彼方は宿への帰り道を歩いていた。
 辺りはすっかり暗くなっている。都会とくらべ、夜が一気に訪れてくる。そんな感じだった。
 とぼとぼ歩く彼方は、ふと立ち止まる。辺りは真っ暗闇だった。
 彼方は立ち止まったまま、前をじっと見ていた。そこに居る者達は、今のところ彼方には興味は無いようだった。
 それは薄い青の皮膚に、異様に大きな頭と、視点が定まらないぎょろ目をしていた。腰には藁で編んだような簡素な腰巻きをしていた。腹はまるで膨らんだように丸く、手足や胸は異様に貧相だった。
 身長は一メートル前後だろうか。頭部には一本の角がある。鬼だ。
 その鬼は自分の指をよだれを垂らしながらしゃぶっていた。一本の木の棒を抱えていた。
 それとは別に、もう一つ。同じく薄い青色の、一匹の蛇。
 こちらは鬼よりも遥かに小さく、体長は鬼と同じ一メートル前後に見えるが、体格差は言うまでもない。

 霊気が辺りを包んだ。その場は、それによって異界となる。物質的人間界が、霊気により違う次元とアクセスした結果生まれる、特有の雰囲気。それはすなわち、地獄の気配である。
 地獄と人間界と霊界はシンクロしている。同一の場所、空間に存在して居ながら、存在のレベルが違う為に関知は出来ない。だが、霊気によってそれに繋がる事がある。人はそれを鬼門が開くと呼ぶ。
 この世界と完全に決別しているのは、魔道の先、真の邪悪が住む魔界と、それとは真逆の性質を持つ神界のみである。
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
217 :無限彼方大人編〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/01(月) 07:06:05 ID:1EfyEjAE
 彼方は異様にグロテスクな青い鬼を見て、瞬時にそれが悪意を持つ者だと悟った。妖とは人の思いが具現化され、意思を持った者達だ。その姿は、その思いが反映される。
 ではその鬼はどうかと言えば、極めて歪んだ感情が込められて居るのは明白だった。

 げっげっげっげっ………

 青い鬼は笑い声とも鳴き声ともつかぬ事を言いながら、青い蛇へと迫って行く。一歩毎によだれが大量に地面に零れた。異様に大きな目玉は、相変わらず視点が定まらぬ様子で、左右別々を向いている。
 口は頬まで裂けているのが解った。筋肉のような物で辛うじて繋がっていた。

 げっげっげっげっ……

 青い蛇はその場に佇んだまま、動こうとはしなかった。ただじっと、青いグロテスクな鬼を睨んでいただけだ。その姿は、ある種の覚悟が見て取れた。
 青い鬼は、遂に目の前まで来る。

 げっげっげっげっ……

 棒きれが振り下ろされる。蛇の頭は一撃で潰れ、血が地面に飛び散った。
 ぺしゃんこになった頭を、鬼はさらに執拗に叩きつづけた。原形を留め無くなるほどに。

 げっげっげっげっ……!

 鬼は蛇を持ち上げる。口に喰わえ、必死に噛みちぎろうとする。だが、蛇の身体はちぎれなかった。何度やっても駄目なので、頭に来たのかその蛇を遠くに投げ捨てた。
 蛇は無造作に、力無く転がって行った。

 げっげっげっげっげっげっげっげっ!

 青い鬼はそこでようやく、彼方のほうを向く。そしてよだれを垂らしつつ、近づいてくる。彼方は右手を前に差し出し、それが近づいて来るのを待った。手は、黒い影を纏っていた。夜の闇よりもっと暗い、真の漆黒の影。
 鬼は少しずつ歩を速め、やがて走るような動きになる。裂けた口からは、よだれがぼたぼた零れている。

 げっげっげっげっげっげっげっげっげっげっげっげっげっげっげっげっ!!

 目の前まで来た。今にも飛び掛からんとしていた。彼方の右手の影がさらに暗さを増し、その時を待つ。
 鬼が跳躍した。裂けた口をさらに大きく開き、辛うじて繋がっている筋肉がぶちぶちと音を立ててちぎれた。
 そして、まさに噛み付こうとした瞬間。
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
218 :無限彼方大人編〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/01(月) 07:07:36 ID:1EfyEjAE
 それは一瞬だけであった。
 青い鬼は弾けるように消え去り、残ったのは、黒い影のみ。
 彼方が何をしたのか。青い鬼がどうなったのか。見て理解出来る者はまず居ないはずだ。彼方は一瞬だけ、黒い影からある物を具現化したのだ。
 無限一族に伝わる秘宝の一つ。魔剣・村正。
 ほんの一瞬だけだったが、青い鬼を刺し貫き、消滅させるには十分だった。魔を湛えるが故に、魔を掃う力を持った剣。それが村正である。
 彼方はこれを瞬時に、そしていかなる時でも具現化出来る。彼方が桃花以上の戦闘能力があると評価されている理由の一つだった。

 辺りを包んだ霊気は霧散した。そこはまた、なんて事の無い田舎の道へと戻る。先程まで、妖達が争っていた形跡など一切無くなる。
 当然、彼方の村正も黒い影も、そこには残らない。
 彼方はある疑問を感じていた。この村は霊域のはずだ。普通の妖は入れないのだ。それが可能であれば、婆盆がここに来ない理由が無い。さらに、彼方は先程の妖がある物に似ている事にも気づいた。
 それは、日本に存在する霊能者の内、陰陽師が得意とする物に似ていたのだ。

「……式神?」

 正体こそ不明ではあった。だが、それは明らかに歪んだ目的で放たれた者だ。

「面倒な事には……なりそうね」





※ ※ ※





 三瀬清志が宿に着いたのは昼の三時あたりだった。
 到着すると早速そこの家主である日村辰也が出迎えてくれた。さっそく客室に通された清志は、荷物を整理し、今後の予定を頭の中で確認した。
 手帳を取り出し、さらに古い地図を広げ、熱心にそれを見比べた。

「どこにあるんだ?」

 彼はそう言って、手帳にさらにメモを書き加えた。数少ない余白はそれで埋まり、次のページも同様になる運命を待っている。
 書かれた文字は、蛇、古代神、ナギ……。
 この文字だけでも、手帳のスペースの大半を喰っていた。
 清志は散々それらを見た後、疲れたのか目頭を押さえてため息を一つ漏らした。そして地図と手帳をしまい込んで、大の字に横になった。

「絶対見つけるぞ。ずっと探してたんだ」
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
219 :無限彼方大人編〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/01(月) 07:09:42 ID:1EfyEjAE
 彼はそのまま、しばらくぼーっとしていた。そして、ある事を思い出した。
 タクシーの運転手が言っていた、ある証言だ。

「僕以外にも客が居るんだよな。綺麗な姉ちゃんとか言ってたけど……」

 それを少しだけ考え、彼は移動の疲れからか、そのまま眠ってしまった。
【無限桃花】創発発のキャラクター総合3【H・クリーシェ】
220 :無限彼方大人編〜ウロボロス〜 ◆wHsYL8cZCc [sage]:2010/11/01(月) 07:11:30 ID:1EfyEjAE
オワリィ
初心者指南所
765 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 14:38:29 ID:1EfyEjAE
自分仏教徒なんでクリスマスとか知らないれすwwwwwww
【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
656 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 14:45:18 ID:1EfyEjAE
GREAT MUTAとか。
初心者指南所
767 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 15:23:17 ID:1EfyEjAE
ユダヤ教徒「いや、安息日のほう大事にしろよ」
ムスリム「預言者の誕生日祝ってたらキリねーっすwwwwwwwサーセンwwwwwww」

つまりクリスマスとは空虚な一夜に過ぎず、心ある人間ならば自宅で静かに過ごすのが吉である。
【雑談】 スレを立てるまでもない相談・雑談スレ23
659 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 15:54:24 ID:1EfyEjAE
俺くらいになると図書館を利用するがね。タダで新刊読めるぜw
狙って誤爆するスレ8
156 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/11/01(月) 21:26:20 ID:1EfyEjAE
仕事終わんないよー。お家帰りたいよー。


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