- 創作大会しようぜ! 景品も出るよ!
125 :>>111文章部門応募作品 ◆sfjAAvy1mEyU [sage]:2010/10/27(水) 19:05:35 ID:a26GUYkE - 当たり前の話だが、初めて入る他人の家というのは緊張する。
「お邪魔しまーす……」 傘を畳みながら、四カ月近く付き合っている彼女がこちらを振り向く。 「何怖がってんですか先輩。誰もいないんだから、萎縮しないで下さい」 乱雑に靴を脱ぎながらフローリングの薄暗い廊下を奥に進んでいくあの彼女、かなり口が悪い。一学年下だから一応敬語を使ってくれてはいるが、敬意は欠片も感じられない。 濡れた傘を傘立てに入れ、学校指定の革靴を脱いだ後に揃えてから彼女に続く。萎縮するなと言う方が無理だろう。こんな場所に連れて来られるとは思ってなかった。 最近出来たばかりの、駅から徒歩4分の場所に建つ高層マンション。庶民に縁のない住居だというのは容易に想像がつく。お嬢様だなんて聞いてない。 きょろきょろしていたら、突然温かみのあるオレンジ色の照明が灯る。ぎょっとして前方を見ると、雨で濡れそぼった彼女が冷ややかな目でこちらを見ていた。 「玄関脇のそれで、電気点くのに」 彼女の視線は、玄関のすぐ横にあるスイッチに投げかけられていた。 「そっちで点けて欲しかったよ……」 「別に私は真っ暗でも平気だし」 こういう自己中心的なところがあるのは、バイトをしているコンビニで彼女と同じシフトになってからすぐに気づいた。 左手の扉を指して彼女は言った。 「そこ、私の部屋です」 「はあ」 「ちょっと洗面所使うんで、勝手にリビング上がってて下さい」 文句なしに整った容姿をしているのに彼氏がいなかったのは、性格的な問題に起因しているのだろう。右手のドアの向こうへ姿を消す彼女を見送ってから、廊下を直進する。 突き当たりのドアの前で足を止める。恐らくこの中がリビングだろう。扉に耳を当ててみようかと一瞬思ったが、すぐに却下した。それはさすがに神経質だ。肩の力を抜こう。 深みのある色をした木製のドアを開ける。 そして神経質にならなかったことを後悔した。リビングには明かりが点いており、室内には人がいた。奥のベランダに通じている硝子戸の向こうには、雨に煙る街がある。 「……どちら様かな?」 明かりの点いた、広々としたリビング。硝子テーブルに沿ってL字型に置かれた、黒革張りのソファに腰掛けていた男性と、正面から視線がぶつかった。かなりの男前だった。 若くはない。が、中年と呼ぶのも微妙な気がする。あまり目立たないが顔には皺があるし、髪にも白い物が混じっているのだが、高く見積もってもせいぜい三十代半ばだろう。 切れ長の目には、理知的でありながらもどこか冷たい輝きが宿っていた。引き結ばれた薄い唇には、品の良さと意思の強さを感じる。暗に人を非難するような表情だ。
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126 :>>111文章部門応募作品 ◆sfjAAvy1mEyU [sage]:2010/10/27(水) 19:06:33 ID:a26GUYkE - 「――あ」
思考していた停止が活動を再開するまで、たっぷり数秒要した。黒いスラックスに、同じく黒いセーター。部屋着だろうか。にしてはひどく様になっている。 「ええと、お邪魔してます。俺、いや僕は――」 どうでもいいことを考えながら自己紹介と、彼女との関係、またそれに至るまでの経緯について語った。 突然雨が降って来なければ、あるいは彼女が傘を持っていれば、ここに来ることもなかった。見知らぬ男に高校生のありふれた恋愛をかいつまんで説明するようなことも。 「学校帰りにデートですか。どちらの高校に?」 「僕が通っているのは――」 近隣でも指折りの進学校なので、こういう時胸を張って名前を出せる。受験勉強に励んで良かったと思う、数少ない場面だ。 「なるほど。秀才ですね。それにイケメンだ。――じゃなきゃあいつも付き合わないか」 「恐れ入ります。ところで……あなたは?」 この人物が居直り強盗だったりしたら、笑い話にもならない。思えば彼の黒づくめの服装、いかにも盗人っぽく見える。マンションの十二階までどうやって登ってきたのかは謎だが。 「ああ失礼。私は……そうだな。君の彼女の父親、ということになりますね」 「やっぱり……」 小さく声に出してしまった。全体の雰囲気が彼女と似ている。それを聞いた彼女パパは、唇の端を小さく持ち上げた。 「苦労してるようですね。どうもあの娘は、私の悪い部分ばかりを受け継いでしまったようで、妻にはいつも詰られています」 「い、いえ。のびのびした、いいお嬢さんだと思います」 「お気遣いどうも」 またも男は苦笑する。と、後ろのドアが突然開いて、背中に重いきりぶつかった。 「痛いって……」 「邪魔ですよ。何で出入り口の前でぼけっと突っ立ってるんですか――って」 制服から私服に着替えた彼女は、父親の姿を認めて言葉を一度切った。 「なんで親父がいんのよ」 親父。彼女を良く知らない人間がその単語を聞いたら、耳を疑うだろう。何と見た目にそぐわない言葉使いだろう。 「仕事は? 放棄?」 「有給を使った。ほら」 と言った彼女パパが、顎で薄暗い寝室へ繋がっている扉を示した。 「ああ、母さん風邪なんだっけ。しかし親父にまともな看病ができるとも思えないわねー。っていうかそこの戸閉めてあげなさいよ。気が利かないわね」
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127 :>>111文章部門応募作品 ◆sfjAAvy1mEyU [sage]:2010/10/27(水) 19:08:16 ID:a26GUYkE - 「お前は自分の父親を何だと思ってるんだ」
などと言いながらも、彼女パパは腰を上げて夫人が寝ていると思われる部屋へのドアを閉めた。意外と上背がある。 「陰険な若づくりのおっさんだと思ってる」 「若づくりしなくても若々しいんだよ、俺は。――そうだ、せっかくお客様がいらしたんだから、お茶くらい出さないとな。ゆっくりしていって下さい」 こちらを見つめた彼は、微笑を浮かべながら奥のキッチンに向かってしまった。鞄をソファのそばに置き、浅く掛ける。 さっさとこの家を出たいが、断れそうな雰囲気でもない。一種の嫌がらせだろうか。だとしたらやはり陰険だ。隣に座ってきた彼女に小さく言った。 「とりあえず俺、この場を退散したいんだけど」 「私はお茶飲みたい。雨の中歩いたせいで、身体冷えてるの」 こんな時でも彼女は他人の気持ちを斟酌しない。どこまでもマイペースだ。 目の前のガラステーブルに視線を落とす。ビジネス文書と思しき書類の束が、無造作に置かれていた。少し興味が湧いたが、勝手に閲覧してはまずいだろう。 「お父さん、どんな仕事をしてるの」 「どっかの会社の工学部門って言ってたけど」 アバウトな回答だ。とりあえず書類の雰囲気からして、研究職だろうか。食器の場所を把握していないらしく、父親は病人のいる寝室まで見に行ってしまった。 「緑茶でいいかな?」 キッチンのすぐそばの食器棚に気づき、ぱっと表情の晴れた父親が、明るい声で言った。きっと彼女の母親は、今日も自分で昼食を作ったのだろう。あの父親に家事は無理だ。 「っていうか私それしか飲まないし」 急須と湯呑みを出しながら彼女の父は返す。 「お前に訊いてない。彼氏さんに尋ねたんだ」 俺か。 「何でも構いませんよ」 まず頼んだ物が出てくるのかどうかも定かではないが。 「助かった。これしか淹れられないんですよ、私」 あまりじろじろ見るのも失礼なので、彼女と会話をすることにした。 「こんなにいい家に住んでるんだから、お小遣いとかもらえるんじゃないの?」 彼女は顔をしかめる。 「それが全然。自分で稼がないと金銭感覚が養えないからって。まあそう言ったのはあの親父じゃなくて母さんの方だけど」 その教育方針がなければ、彼女と会うこともなかっただろう。 「そういえば、あのお父さんって何歳なの。かなり若く見えるけど……」
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128 :>>111文章部門応募作品 ◆sfjAAvy1mEyU [sage]:2010/10/27(水) 19:09:33 ID:a26GUYkE - 「もう四十一ですよ、あれ」
「十歳サバを読んでもいけそうだけど」 二十代後半と言っても通用しそうだ。 「精神年齢が低いから、見た目も成長しないんですよ、きっと。この前だって、会社の受付嬢にデート誘われたって自慢するような男だから」 「女にまるで相手にされないような冴えない父親よりはいいだろう」 盆の上に湯呑みと煎餅の入っている皿を乗せた父親が戻ってきた。書類の束を肘でテーブルから落としながら、彼は続ける。 「そこの彼氏だって、相当女子に人気ありそうだけどな」 こちらを見た彼女の視線が、すっと絞られる。こういう時は危ない。下手なことを言うと、しばらく口を聞いてもらえなくなるのだ。 「そんなことはありませんよ」 「どうだか。この前ゲーセンで声掛けてきた女と、ずいぶん楽しそうに喋ってましたけど」 「何回も言ってるけど、あの人はただの同級生だって」 何も今蒸し返すこともないだろうに。親父殿の不用意な発言で、彼女は一気に不機嫌になってしまった。余計なことをしてくれる。 「粗茶ですが」 こちらの苛立ちなどどこ吹く風といった表情で、彼は湯呑みを並べていく。 「あんまおいしくないわね」 「単なる先入観だ。誰が淹れたって茶の味なんて大して変わらないはずだ」 申し訳程度に緑茶に口をつける。熱すぎるので猫舌にはきつい。それにかなり薄い。急須に淹れて即座に湯呑みに注いだのかもしれない。 「ところで親父、何で当然のような顔してソファに座ってんの?」 「いや、初めて娘が連れてきた彼氏がどういう人物なのか、少し興味があってね」 「母さんのそばにいてあげなさいよ」 「うつるからあまり入ってこないでって言うんだ。隣室で待機するしかないだろう」 彼女は茶を呷り、ぐったりと上体をソファの背もたれに預けた。 「じゃあ二人で喋ってなさいよ」 「言われなくてもそのつもりだ」 そう言った父親と、とりとめもない会話が始まった。中学時代のこと、現在の学校生活のこと、来年受検する予定の大学についてのこと、などなど。 「結構遠いね。その大学に受かったら、家を出るのかい?」 「いえ。自宅から通学するつもりです」 「往復で結構かかるでしょう。遊ぶ時間が減るから、あまりお勧めしない」 「遊びに大学に行くつもりではないので」 「真面目だね。娘にも見習ってもらいたい」 二十分近くそんな話を続けて、ふと思う。何でこんなことになってるんだ、俺?
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129 :>>111文章部門応募作品 ◆sfjAAvy1mEyU [sage]:2010/10/27(水) 19:10:47 ID:a26GUYkE - 無言のままの彼女に助け船を求めようとした。
が、彼女は規則的にトレーナーの胸を上下させて、既に安らかな寝息を立てていた。長い睫毛に縁取られた瞼は、ぴたりと閉じている。 疲れてたのか。そういえば今日は、いつも以上に声に張りがなかった気がする。 「可愛いでしょう」 父親に言われ、彼女の寝顔から視線を引き剥がす。 「昔は私によく懐いてたんですけどね。中学に上がる前後には、もうこんな感じになってしまいました」 「はあ」 「ところで今日は、どうしてこの家に?」 まだ話していなかったか。 「授業が終わって彼女と落ち合ったんですけど、突然雨が降ってきてしまって。彼女、早くどこか屋根のあるところに行きたいと言い出し始めて。僕の傘に入りたがらないし」 ゲームセンターもレストランも気分ではない、というのが彼女の主張だった。まさか家に来いと言われるとは思わなかったが。 「せっかくの機会だ。相合傘でもすればいいのに」 「そういうべたべたした感じの付き合いが嫌いみたいなんですよ、この人」 「へえ」 興味深そうに話を聞いている。娘の恋愛事情など聞くのは初めてなのかもしれない。 「その割に家に招待するあたり、こいつらしい気もするな」 そこまで言った父親は、娘からこちらに視線を移し、目を細めた。 「で、下心を胸に秘めながら、無人と信じていた我が家の敷居を跨いだわけだ」 それを聞いて思う。本当に良く似た親子だ。不機嫌な時、彼女は良くあんな表情になる。 「そんな短絡的じゃないですよ」 それこそこちらの気分ではない。 「気分じゃない、か。中々大人びてるね。いや、若さがないというより、単に遊び慣れしてる印象を受ける」 口調はこれまでと同じなのに、明らかに不快そうにしている雰囲気が伝わってくる。湯呑みを空にすると、溜息を吐いて父親は言った。 「全く、カルチャーショックもいいところだ。一気に三、四歳老けた気がする。こんな状況に直面するのは、もう少し先だと思ってた」 「後半に関しては同感です。立場は違いますけど」 窓の外を一瞬、稲光が塗りつぶした。十秒近く経ってから、小さな落雷の音。落ちたのはかなり遠くだろう。 「率直に言うと、君が憎たらしい」 父親は低い声を発した。
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130 :>>111文章部門応募作品 ◆sfjAAvy1mEyU [sage]:2010/10/27(水) 19:11:52 ID:a26GUYkE - 「これでも父親だ。一人娘のことは目に入れても痛くないと思ってる。ここが法治国家じゃなかったら、君をたこ殴りにして、そこのベランダから放り捨てている」
冗談に聞こえない。 「君から交際を申し込んだそうだね」 彼は、こちらがさっき言ったことを憶えていた。 「ええ」 「娘のどこが気に入ったんだ」 「難しい質問ですね」 「答えてもらうよ。君には説明する義務がある。『何となく』で娘にちょっかいを出されているのだとしたら、親としては辛抱ならない」 リビングに沈黙が訪れる。ワイドテレビやDVDデッキ、硝子テーブル、続き部屋のキッチン、冷蔵庫、食事用テーブル、そこに収まった四脚の椅子。あちこち視線が彷徨う。 ただ一人、父親だけを避けて。 この感情を言葉に変換しようと思ったことがない。そもそも変換できる気がしない。仮に向こうが納得しても、それは誤解だと、俺自身が訂正しそうな気がする。 「……すいません。どれだけ考えても、他人にこの気持ちは伝達できそうにありません」 呟きが消えると、また無言の時間がやってきた。父親はこちらから一瞬たりとも目を逸らさない。まだ俺が何か言うのを待っているのか。 突如、部屋に白光が差し込んだ。さっきと比較にならない光量。一秒と経たずに、轟音が耳に到達した。 「……ん?」 隣で眠っていた彼女が目を覚ます。こちらと父親を見比べた彼女は、どちらともなく尋ねた。 「喧嘩してんの?」 お前を巡ってな、という言葉はどうにか飲み込む。 「まさか」 腹立たしいまでにおどけた調子で、父親が否定した。 「男同士、色々と語り合ってたところだ。ね」 「ええ、まあ……」 「すごい雨だけど、先輩、帰りはどうします。うちの車で送ってあげてもいいけど」 どうせ運転手はこの親父さんだろう。車中で何を言われるか判ったものではない。 「歩いて帰るよ。傘ならあるし、ここからなら駅も近いし。じゃあ、そういうことで」 足元の鞄を持って腰を上げると、彼女は意外そうな顔をした。 「もう帰るんですか?」 「うん。そっちもなんか疲れてるみたいだし」 「なら私が送ろう」
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131 :>>111文章部門応募作品 ◆sfjAAvy1mEyU [sage]:2010/10/27(水) 19:15:13 ID:a26GUYkE - 父親が言った。慌てて辞退を申し入れる。
「いえ、お気遣いなく」 「遠慮するな。君が風邪でも引いたら、俺が娘に嫌味を言われちまうんだ」 無言で寝室に入って行った父親は、車のキーを片手にすぐ戻ってきた。 「なんかすいません、先輩。今度埋め合わせしますから」 珍しく頭を下げている彼女に言う。 「いや、いい勉強になったよ。お父さんが話相手になってくれたおかげで、興味深い話が聞けた」 「嬉しいこと言ってくれるね。娘の彼氏と話すのなんて初めてだから、少し不安だったよ」 鍵を掌で弄びながら、父親が言った。 「それじゃあ行こうか。未来の息子よ」 彼は玄関のドアを開けて、こちらを待っている。傘を片手に外へ出ると、父親は囁いた。 「あんなんじゃ納得できないな」 廊下のエレベーターに向かって歩を進めながら返す。 「はい?」 「娘に惹かれた理由だ。当人同士でだけ満足してもらっても困る。あくまで親としての意見だが」 「なら爽やかな弁舌で彼女への愛を語りつくせば、納得しましたか」 「そんな安っぽく自分たちの恋愛を語るような奴は無言で張り倒す」 「それじゃあどうしようもありませんね」 「そう――どうしようもないんだ」 上がってきたケージに一緒に乗り込む。地下駐車場のあるB1ボタンを押した父親は、短く独白した。 「結局のところ、誰が来たって俺は認めないんだろうな」 自分の倍以上の人生を送っている、その一児の父親に掛けるべき言葉を何も思いつけないまま、エレベーターの扉が開いた。 「……とまあ、人間幾つになっても悩みは尽きないわけだ」 薄暗い地下駐車場に、二人分の靴音が響く。 「大いに悩んでくれ。何の因果か今日はこんなことになったが、できれば君とは二度と会いたくないもんだ」 「こっちはまた会うつもりですよ」 前方を歩いていた男の足がぴたりと止まったが、気にせず続ける。 「喧嘩腰の父親なんて気にならないくらいには、彼女のこと好きですから。俺」 「……なるほど」 左ハンドルの赤い車に乗り込んだ男が、窓から顔を出す。 「そのふてぶてしさは嫌いじゃない。次に君が家に来るまでに、ムエタイでも習っておこう」 「楽しみです」 助手席に座り込みドアを閉めた途端、一児の父が運転する車は急発進した。
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132 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/10/27(水) 19:16:58 ID:a26GUYkE - おわりです
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