- 連続ドラマ小説｢ニホンちゃん」38クール目
94 ：創る名無しに見る名無し[sage]：2010/10/23(土) 01:16:55 ID:YVCKjFuT - 『ハロウィン 流行の服』
「我が敬愛する首領様のファッションは今や世界中の人に注目されてるニダ！」
「注目されてるのは”ファッショ”だろが。」
家の偉い人に毒されている哀れな少年：キッチョム君は今日も愛する首領様の偉大さを讃えます。
もちろんマトモな思考能力を持ってる人には相手にされてません。
まあサヨっク叔父さんみたいにそれを”教育”と呼ぶ困った人もいます。
「何をいうかニダ。 フランソワの証言があるって首領様が言ってるニダよ。」
「んじゃ本人に聞いてみろ。」
「それにベイテイ野郎を見てみるニダ。どうせお前は傀儡だからすぐ真似するに決まってるニダ。」
「へえへえ・・・ あれま本当だ。アメさん、正気を逸したかな。」
「ウェ〜ハハハ！ またウリの正しさが一つ証明されたニダよ！」
高らかな勝利宣言を残し、キッチョム君は飢餓の待つ北の自宅へと帰って行きました。
ウヨくんだってハロウィンくらいは知ってます。けれども化け物の仮装をするんだよとは、余りに可哀そうで言えなかったのです。
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