- 創作大会しようぜ! 景品も出るよ!
122 :お題「お題」(文章部門・1/1) ◆Toc0Hb3aUA []:2010/10/23(土) 17:35:52 ID:NcZZ/tEl -
ひそかにROMりつつ、待ちに待った創作大会。 その驚愕のお題を目にした俺は、思わず頭を抱えた。 ”カッコいいダンディなおじさま選手権” 無理だ。こんなお題で文章が書けるわけがない。 そもそもカッコよさもダンディさも俺は持ち合わせていないし、理解していない。 これでは書きようがないではないか。 沈痛な面持ちの俺に、喫茶店のマスターはささやいた。 「そうでもないだろ?カッコよさもダンディさもないからこそ、 お前さんはそういったものに憧れる気持ちは人一倍強い。 頭のなかにある願望を形にすればいいんじゃないのか?」 余計なお世話だ。だが、それも一理あるな。 よし…やってみるか。 どのような話を書いたらいいだろうか… 「おいおい、せっかく書いたそれ、投下しないのか?」 マスターの言葉に俺は面食らった。 それって…今書いてる、これ? だってこれは、文章と呼べるシロモノじゃない。 「下手な鉄砲もなんとやらって言うだろ?失敗を恐れるな。結果なんか問題じゃない。」 マスターの言葉には、妙な説得力がある。 それもそうか。まずはこれを投下してみよう。 そのあとは成り行きにまかせる。なに、時間ならあるさ。 END
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