トップページ > 創作発表 > 2010年10月16日 > MK1j4w92

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あるマスクに残された記録
プレデター日記 4冊目

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プレデター日記 4冊目
100 :あるマスクに残された記録[sage]:2010/10/16(土) 19:59:13 ID:MK1j4w92

 今日はいいお天気なので窓を開けていたら、あの大きな鳥さんが来てくれた。
 嬉しくて撫でてあげたら、髪の毛にすりすりってしてくれて、くすぐったかった!

 鳥さんは今日はくちばしにお花をくわえてきてくれていたの。
 この近くではかいだことのない香りで、きっと遠くでつんで持ってきてくれたのね。
 すべすべした花びらが何枚も重なっていて、固くて丸い葉っぱも表面がつるつるしていた。
 「ありがとう」って言ったら、高い声で鳴いていた。

 でも、オオカミさんが帰って来る少し前に飛んで行っちゃった・・・。なんだか、あんまり大人の
人には会いたくないみたい。
 次はいつ来てくれるかなぁ。


《その日の会話》
ウルフ 「クロサワの部屋に、見慣れぬ花が飾られているのだが」
スカフェ「今回は俺じゃないなあ。俺はてっきりお前さんが似合わん真似をしたのかと」
ウルフ 「一言余計だ。貴様ではないなら、いったい・・・」
スカフェ「ま、誰か窓からプレゼントしてくれたんじゃないか?
     なかなかにロマンのある話じゃないか」
ウルフ 「貴様の方こそ似合わん言葉を使うな。
    ・・・・・・・」
スカフェ「・・・・あー、窓にトラップ仕掛けようなどと考えるなよ?そこの掃除屋殿」
ウルフ 「なんのことやら・・・(チッ・・・)」


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