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創る名無しに見る名無し
【押忍】時間を自発的に区切ってうp【激熱】part.2

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【押忍】時間を自発的に区切ってうp【激熱】part.2
53 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/10/02(土) 00:11:39 ID:6tY0I7T4
30分
【押忍】時間を自発的に区切ってうp【激熱】part.2
54 :創る名無しに見る名無し[sage]:2010/10/02(土) 00:43:03 ID:6tY0I7T4
「わー、大きな魚!」
僕の腕を引っ張って、彼女が笑う。
目の前に広がる、偽物の海。
まるで海の底にいるみたいだった。
見上げれば、光が揺らめいて僕らを照らしていた。
「行こっ」
僕の手を引っ張って、水族館の順路の通りに進んでいく。
飾られた色とりどりの魚、不可思議な海中生物を、二人で眺めていく。
彼女は幸せそうに、僕はきっと、不機嫌な顔をしているんだろう。
そんな僕の気持ちに気付いているのか、僕の分まで明るい雰囲気を出しているみたいだった。
僕の手を引く白く薄い腕を見つめる。
これから先、この手を失ってしまうのならば、僕はこれから何処に向かえばいいのだろう。
彼女の手を軽く握り返した。

夏の空に高く跳んだイルカを見た。
触れたヒトデの感触。
ウミガメが水槽から顔を出して僕らを見つめた。優雅に泳ぐ魚の群れ。
虹色に変わるクラゲ。

全ては泡沫の泡のように


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